笹森裕貴×佐奈宏紀、同級生の2人が"純文学朗読劇"に挑む!10/27開幕、桜花浪漫堂 朗読劇『人間失格』SPインタビュー&ビジュアル撮影現場"密着"Photoギャラリー【前編】

桜花浪漫堂 朗読劇『人間失格』が、2023年10月27日より東京・I'M A SHOWにて上演されます。
『桜花浪漫堂』とは、ブシロードミュージックと劇団飛行船が贈る"純文学朗読劇"。その第1弾として、太宰治の代表作・『人間失格』が上演されます。

【桜花浪漫堂とは?】
劇団飛行船が贈る純文学ステージブランド『桜花浪漫堂』!
劇団飛行船の本拠地とも呼べる"飛行船シアター"は台東区上野にその門を構えています。
そして、上野は多くの文豪が物語に想いを馳せた文学の街。
その地から私たちは、台東区のシンボルである桜に想いを乗せ、輝かしい歴史の残光に物語を映します。
いまだ色褪せぬ営みを若き鼓動が呼び覚ます。

■出演者
笹森裕貴 井澤勇貴 平賀勇成 / 北村健人(Wキャスト) 伊藤昌弘(Wキャスト) / 佐奈宏紀
声の出演:三森すずこ / 難波圭一
津軽三味線:小山清雄 尺八:瀧北榮山 Key.:山本真央 Key.:KeiTaro ※10月28日(土)のみ
スマートボーイズでは本作のキャストより、主演で本作の主人公・大庭葉蔵役の笹森裕貴さんと、葉蔵が出会う人物の中では最も重要な女性・ヨシ子 役の佐奈宏紀さんにインタビュー! 本作への意気込みはもちろん、念願の初共演を果たす二人の関係についても、ビジュアル撮影現場に密着したタップリの写真とともに、前後編の2回に渡り語ってもらいました。前編では本作のお話に加え、「ACTORS☆LEAGUE」の裏話などのお話も伺いました。

【インタビュー前編】
笹森裕貴さん
佐奈宏紀さん
——本作で、主演で主人公の大庭葉蔵 役を演じる笹森裕貴さんと、ヨシ子 役を演じる佐奈宏紀さんにお話をうかがいます。本日はビジュアル撮影日ということでお二人が揃っていらっしゃいますが、お二人は今回が初共演?

笹森裕貴(以下、笹森) 初共演ではあるんですけれども、実は去年の『ACTORS☆LEAGUE』(※『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2022』)で一緒でした。

佐奈宏紀(以下、佐奈) 同じチーム(DREAM CATERPILLARS)でしたね。二人で、他のメンバーを一生懸命応援してました(笑)。

笹森 そうそう、応援大事(笑)。声を枯らしてベンチから応援してましたね。

佐奈 二人ともベンチの盛り上げ隊でしたね。最後は一緒に、ベンチで崩れ落ちていた気がします(笑)。(※試合はDREAME CATERPILLARSが1点差で敗北)

笹森 あ〜、やってた! スポーツって、いいものですね(笑)。
——初共演なのに、すでに熱い絆が生まれていたんですね(笑)。では、お互いの名前をこの作品の出演者に見つけた時は、どう思われましたか?

笹森 舞台じゃなくて朗読劇で、初共演っていうのはなかなかないので、光栄でした。

佐奈 僕は、知ってる人がいてよかったなと(笑)。『ACTORS☆LEAGUE』で気になっていたけど、まだそこまで関係性を深められていなかった笹森さんと、仲良くなれるかもしれないと!
——お互いお名前が"ひろき"という共通点もありますしね! お互いどう呼び合われているんですか?

笹森 僕は佐奈さんで。

佐奈 笹森さんですね。

——まだまだ距離がありますね(笑)。

二人 アハハハハ。

笹森 ただ、二人とも名字が珍しいので、名前で呼ばれることがほぼないんですよね。

佐奈 でも同じ(19)97年生まれですよね? 僕が早生まれ(2月)で。

笹森 僕が6月生まれで。4カ月しか変わらないです!

佐奈 ほぼ同い年じゃん!

笹森 まだこんな感じです(笑)。
——さて本題に入りますが、今回"純文学朗読劇"ということで、パッと聴くと固いイメージがあります。純文学に対するイメージや、読んでいる作品、好きな作家さんなどあればお聞かせ下さい。

笹森 以前勧められて、三島由紀夫さんの『春の雪』を読みました。小説は割りと読むんですけど、純文学にあまり触れたことがなかったので。内容以上に、言い回しが独特だったりとか、そこにしかない世界観に引き込まれて、役作りに活かせたことがあるんです。だから"純文学"というワードには、けっこう思い入れがありますね。

佐奈 僕にとっての純文学のイメージは『自由』ですかね。大衆文学やエンタメ文学は、例えばサスペンスだったらハラハラドキドキ、コメディだったら面白い展開を作るゴールが決まっているのに対して、純文学は書き手が感情のまま"わっ"て書いてる感じがするっていうか……。
(台本のように)ト書きもないし、"起"の後に、急に"結"が来ることもあれば、"結"さえ来ないで終わったり。例えば、セリフはあるけれど全然心理描写がないから、読み手の受け取り方次第みたいなところもあって。
例えば、この間読んだ時は結構すらすら読めて、この辺で感動したけど、今日はすらすら飛ばしたようなとこで1回止まることもあって。読む状況によって、受け取り方が変わることも多くて、そういった点が好きですね。
——お二人それぞれの経験から得た視点が、大変面白いですね。これまでに『人間失格』に触れたことは?

笹森 僕はこの作品が決まってから読みました。不安定なものって、時に魅力を出したりするものだと僕は思っていて、その象徴というか。太宰治が自分の人生を投影してると言われている作品なので、太宰治という作家自体にもすごく興味が湧きました。今までやったことのない役柄だし、それを朗読劇でどう表現するのかを考えながら読んでいて、本番が楽しみになりました。
太宰の割りと脆くて、弱いところは自分自身と重なる部分もあって。でも、それがきっとこの役者という仕事ができてる理由でもあると思っているので、葉蔵を演じるにあたり自分自身を投影できたりするのかなと思ってますね。

佐奈 小学生の時に『人間失格』を読んで以来、改めて読み直して、当時とはまったく違う感覚で読みました。主人公の大庭葉蔵って、運が悪いのもありますが、意外と誰もが人生で通る"あるある"の話でもあるのかなって。世間や、親の期待、プレッシャーなど、避けられなくて、"じゃあ、どうすればすればよかったんだ?"っていうような出来事が結構あって、意外と"他人事じゃないよな?"っていう印象が強くて。
そういう複雑な感情に陥った時に、喜怒哀楽で説明できない感情を、太宰の多彩な文章の表現で説明してくれる、腑に落ちる感情を見つけることができるの魅力的ですね。
——佐奈さんが演じるヨシ子は、そんな葉蔵がもがき苦しんでる中に、ひと時の幸福を与えてくれる女性として登場します。

佐奈 ヨシ子は葉蔵と真逆で、葉蔵と恋に落ちるまで、ピュアで、誰も疑わず、汚れずに生きてきた、すごい芯が強かった人なんだろうなと思うんですけど。
本作の別のシーンで「弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我するんです。幸福に傷つけられる事もあるんです」という好きな文があって。ヨシ子も葉蔵にとってそういう存在だったのかなと思うので、僕がヨシ子を演じるにあたって、「もうやめて」ってなっちゃうぐらいの"精一杯の優しさ"を与えられるように演じたいと思います。
(※インタビュー後編に続く)

☆Information
桜花浪漫堂 朗読劇『人間失格』
2023年10月27日(金)〜30日(月) I'M A SHOW

【原案】『人間失格』太宰治
【脚本・演出】吉田武寛

【出演】
大庭葉蔵:笹森裕貴

堀木正雄・マダム:井澤勇貴
竹一・ツネ子:平賀勇成

シヅ子(Wキャスト):北村健人/伊藤昌弘

ヨシ子:佐奈宏紀

シゲ子(声の出演):三森すずこ
ヒラメ・父親(声の出演):難波圭一

津軽三味線:小山清雄
尺八:瀧北榮山
Key.:山本真央
Key. ※10月28日(土)のみ:KeiTaro

【チケット】
S指定席(前方7列、特典付き):11,000円(税込)
S指定席(見切れ)(前方7列、特典付き):11,000円(税込)
A指定席:7,700円円(税込・全席指定)
イープラス:https://eplus.jp/nolongerhuman/

《公式サイト》
https://hikosen.co.jp/oukaromando/nolongerhuman/

©︎桜花浪漫堂

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