若手俳優2人が旅をしながら、カメラを通して日本の良さを再発見していく旅ドキュメンタリー「カメラ男子 プチ旅行記 シーズン2」～小豆島編～の完成披露イベントが、1月23日に行われました。

今回、小豆島を旅するのは、現在絶賛公開中の映画「文豪ストレイドッグス BEAST」で共演している橋本祥平さんと鳥越裕貴さん。

「二十四の瞳 映画村」や「エンジェルロード」など小豆島を代表するスポットを巡りつつ、そうめん作り、オリーブ収穫、シーカヤックなど様々な体験をした2人。

イベント第一部では、旅一日目のダイジェスト映像を上映した後、橋本さんと鳥越さんが登場し、一日目を思い出を振り返りつつ、撮影した写真を見ながらトークを展開。マイカメラを持参して旅をした鳥越さんが、全くのカメラ初心者である橋本さんが撮影したブレブレショットや逆光ショットに辛口の突っ込みを入れたり、2人が自撮りした写真を来場者がダウンロード出来る特典でのコーナーでは、橋本さんのカメラが電池切れになっただけではなく、靴底が剥がれるという誰もが予想しないアクシデントが飛び出し、会場が大いに沸きあがった“神回”となりました。

スマートボーイズでは、イベント第一部終了後に橋本さんと鳥越さんへのSPインタビューを実施。小豆島での旅を振り返りつつ、2人が印象に残ったスポットやグルメ、さらにはカメラ男子として先輩の鳥越さんから見た、カメラ初心者・橋本さんが撮影した写真の評価などを語ってもらいました。

――お忙しいところありがとうございます。まずはイベント第一部を終えての感想を教えていただけますか。

鳥越　ハプニングの嵐でした。いい面白さが出たんじゃないかなと思います。

――自撮りのコーナーで、まさか橋本さんの靴底がとれるとは思いませんでした(笑)。橋本さんはいかがでしたか。

橋本　第一部ではロケ1日目を振り返る内容でしたが、思い返すと濃い一日だったなと思いました。最後に僕たちが撮影した写真をダウンロードできる素晴らしいコーナーを設けていただいたのに、まさかカメラがバッテリー切れになるとは……。それに靴底って、とれるんですかね。

鳥越　普通とれないって！

橋本　中学の時に3年間履き続けた靴の底が剥がれることはありましたが、まさか……。

――靴底が剥がれる時は、何らかの予兆があると思いますが、突然ごっそりでしたよね。

橋本　久しぶりに腹の底から笑いました。

――橋本さんと鳥越さんのコンビといえば、映画「文豪ストレイドッグス BEAST」で共演されていて、今回はカメラ男子で共演ということで、オファーの話を聞いた時はどのようなお気持ちでしたか。

橋本　絶対面白くなるし、面白く出来る自信はありましたね。思わずガッツポーズしました！

鳥越　ずっと一緒なんやなって思いましたし、2人の縁がずっと濃くなりました。ロケをした時期って、一週間ずっと一緒だったよね。

――昨年から映画やカメラ男子のロケがあって、年末にはスマートボーイズでも映画のインタビューをしましたし、年明けには映画の舞台挨拶があって、そして今回の完成披露イベントと、お二方が一緒という時間が続いていますね。

鳥越　ずっと続きましたが、このイベントで一旦空きます。

橋本　寂しくなりますね。

鳥越　ちょっと距離を置かせていただきます。

(一同笑)

橋本　でも半年後ぐらいには恋しくなるんじゃないですか？

鳥越　普通、こんなにずっと居続けていたらイライラするだろうし、見たくない部分もあると思うけど、全然そういうことはなかったですね。

――今回の旅では、いろいろな体験をされたようですが、一番印象に残ったアクティビティは何でしたか。

橋本　全てが印象に残ったものばかりで、何にしようかな……。う～ん、やっぱりシーカヤックかな。僕、初めてシーカヤックを体験したんですんですけど、最初オールの漕ぎ方から教えていただいて、すぐに実践して、メチャメチャ楽しかったですね。運が良かったら白イルカに会えるかもしれないと聞いて、結果的には会えませんでしたが、神聖な場所でカヤック出来たのは思い出深いです。

――カヤックはすぐに慣れましたか。

橋本　よほどのことがない限り転覆しない安全なカヤックに乗せてもらったので大丈夫でした。もう2人とも子供のようにはしゃいでいました。

鳥越　僕は醤油造りですね。樽で作っている数少ない醤油屋さんのオーナーからいろいろな話を聞いて、味を後の世代に継いでいく覚悟が素敵でしたし、考えさせられましたね。

――実際に醤油を味見することは出来ましたか。

鳥越　卵かけご飯を食べさせてもらいました。まず温かいご飯に醤油をかけるんです。今までは先に生卵をかけてから醤油という順番でしたが、醤油を先にかけることによって、醤油の香りが広がるのを実感することが出来て、味わい方が変わりました。

――卵かけご飯は先に生卵をかけるのが一般的だと思いますが、全然違うんですね。勉強になりました。

鳥越　今も実践していて、“ちょっと人とは違う感”を出しています(笑)。

橋本　ホントに味変わりますよね。

――これを読んだファンの皆さんも、実践しそうですね。今回の旅ではグルメも見どころの一つだと思いますが、印象に残った食べ物は何でしたか。

橋本　印象というより“衝撃度”といったら、生オリーブはヤバかった。

鳥越　食えたもんじゃないよね。

(一同笑)

橋本　地元の方から「食べてみなよ！」って言われて、食べてみたら生で食べた物の中で一番渋かったです。鳥が生のオリーブを食べないそうで、きっと鳥もあの渋さをわかっているんだろうなと。罰ゲーム級の渋さでした。塩漬けとかに加工すると美味しいですけど。

鳥越　僕はやっぱり卵かけご飯かな。調味料を変えるだけでこんなに味が変わるとは思わなかったですし、美味しいメシ屋さんはきっと調味料のセレクトや使い方をちゃんとされているだろうな、ということも知ることが出来たという意味では、美味しいと勉強がともに体験できたなと思いました。

――地酒も堪能されていましたね。

鳥越　美味しかったですね。土地ごとによっても味に変化があって楽しめましたし、旅の間ずっと飲んでいたかった。

(一同笑)

――普段は撮られる側が、今回は撮る側に変わりました。特に橋本さんはカメラ初心者ということでしたが、撮る側になったこその気付きなどありましたか。

橋本　いかにモデルをよく見せられるように考えて撮影しましたし、撮られる側の良さを一枚の写真で表現できたらなと思ってやってみましたが、なにぶん技術が伴わなくて(苦笑)。悔しい思いをたくさんしました。

――鳥越さんはマイカメラを持参して撮影に臨まれました。ご自身のカメラを使って仕事をする機会はなかなかないと思いますが。

鳥越　もともと撮るのは好きで、その中でも祥平を撮るという意味では、ファンの方々が見たい祥平を撮ることが出来ましたし、カメラマンさんが見せたい写真とは違った写真が撮れたと思っています。

――オンエアやイベントでも鳥越さんが撮影した写真が紹介されていましたが、鳥越さんのおっしゃったことがよくわかる写真だなと思いました。ちなみにイベント第一部で橋本さんが最初に撮影した写真が紹介されていましたが、鳥越さん的に点数をつけるとしたら何点ですか。

鳥越　点数なんてないんじゃないですか。

(一同笑)

橋本　点数がつけられないというのはないんじゃないかと思いますよ。

鳥越　ランクインしてないもん。

橋本　顔が映っているだけでも点数をつけてもらいたいです。

鳥越　不愉快です。

(一同笑)

――点数をつけられないところからスタートして、きっと鳥越さんの指導もあって、橋本さんの写真テクニックも向上したかと思いますが。

鳥越　奇跡のショットが数枚あるかと思いますけど、奇跡という名のただの素人がブレずにちょうどピントが合った写真というレベルです。

――鳥越さんが挙げていただいた「奇跡のショット」には何点つけられますか。

鳥越　3点ぐらい。

(一同笑)

橋本　いや～、なかなか壁が高いです。10点満点でもないんですよね。

――鳥越さんから辛口評価されましたが、今回の旅を経験して、写真を撮ってみたいという欲望は増しましたか。

橋本　この旅を終わってから、写真良いなと思いましたし、本当にカメラを買おうかなとも思うところまでは来ています。

――ではカメラ選びの際は、鳥越さんのアドバイスとかいただけそうですね。

鳥越　「写ルンです」でいいと思います(笑)。使い捨てカメラですけど、とても優秀です。

橋本　なるべく難しい操作がなくて、シャッターを押すだけでいい写真が撮れるカメラを希望します。

――もしカメラを購入した際はSNSなどで報告していただければと思います。そろそろ第2部の準備が入るということなので、最後にお二方から番組のPRも兼ねてメッセージをお願いします。

橋本　今回鳥くんと楽しい旅を見ていただきたいのはもちろんですけど、とてもいい島だったので、コロナが落ち着いたら是非行ってみたいと思ってもらえるように撮影したので、小豆島の良さを画面越しに伝わっていたら嬉しいとお思っています。見るだけでも“旅している感”はあると思うので、どこか出掛けたいけど行けないという時に是非「カメラ男子」を見て欲しいです。

鳥越　これを機にカメラや小豆島の魅力を伝えられたらと思いますし、現地の人の良さや風景が染みるといいますか、ご当地の料理も美味しいですし、人の温かさに触れて欲しいです。コロナが落ち着いたら小豆島へ足を運んでもらえたらと思いますし、橋本祥平のカメラセンスの成長を温かく見守ってください。

「カメラ男子 プチ旅行記 シーズン2」は現在ｔｖｋ、テレ玉、チバテレ、KBS京都、サンテレビにて放送中。なお、田中涼星さん＆横田龍儀さん出演の「飛騨編」DVD（前編・後編）が3月23日、「小豆島編」DVD(前編・後編)が4月27日にそれぞれ発売。また「小豆島編」のオフィシャルグッズが期間限定(～3月21日)で発売中です。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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