本島純政、変身ポーズ初披露に「150点!!」『仮面ライダーガッチャ―ド』制作発表会レポートUP!藤林泰也は諦めなかった想い、富園力也はお芝居の個性、熊木陸斗はドンブラザーズ・鈴木浩文との友情秘話を披露

2023年9月3日よりテレビ朝日系にてスタートする《令和ライダー第5作》『仮面ライダーガッチャ―ド』の制作発表会が8月9日に配信されました。
制作発表会には主人公・一ノ瀬宝太郎(いちのせ・ほうたろう)/仮面ライダーガッチャ―ド役の本島純政(もとじま・じゅんせい)さん、九堂りんね(くどう・りんね)役の松本麗世(まつもと・れいよ)さん、黒鋼スパナ(くろがね・すぱな)役の藤林泰也(ふじばやし・やすなり)さん、銀杏蓮華(いちょう・れんげ)役の安倍 乙(あべ・おと)さん。鶴原錆丸(つるはら・さびまる)役の富園力也(とみぞの・りきや)さん、ミナト役の熊木陸斗(くまき・りくと)さん、一ノ瀬珠美(いちのせ・たまみ)役の南野陽子(みなみの・ようこ)さんの6名がに登壇。
スマートボーイズではその会見を取材、レポートをお届けします。
(左より)富園力也さん、安倍乙さん、藤林泰也さん、本島純政さん、松本麗世さん、熊木陸斗さん、南野陽子さん
カードを多彩に操る錬金術師の仮面ライダーの活躍が描かれる物語の鍵は、錬金術における最高の技術を集めて造られた「人工生命体(モンスター)ケミー」。ケミーはバッタやSL(蒸気機関車)など、この世に存在する万物を模して造られた生命体だ。その数は101体で「ライドケミーカード」として保管されていたが、ある事件によりケミーがカードを飛び出し、一斉に開放されてしまいます。

偶然その事件に巻きこまれた高校生・一ノ瀬宝太郎は、世に放たれたケミーを回収する使命を与えられ、2枚のライドケミーカードを変身ベルト・ガッチャードライバーに装填することで、ケミーと融合して仮面ライダーガッチャードに変身し、101体のケミーすべてを回収するために奔走します。

本作が連続ドラマ初主演となる本島さんは2005年生まれの18歳。「一ノ瀬宝太郎は、とても明るくて素直で真面目で、でもちょっとどこか抜けてるような青年です。台本を読せていただいて、本当に面白くて、演じてすごく楽しいですし、楽しい気持ちと今の真剣な役と向き合ってる気持ちを大事に忘れることなく、1年間頑張っていきたいです」と今の心境を語ります。
オーディションでは「緊張というよりも“楽しもう”という感覚が強くて、やれるだけやってやろうみたい感じで行ったのは覚えてます」と強心臓ぶりを披露。また仮面ライダーガッチャ―ドをどういう作品にしたいかという質問に「ものすごくストーリー全体で明るくて、どの世代の方にも見ていただきやすい作品だと思っていて、ガッチャードを見た人が、新しい挑戦をすることに恐れず、背中を押されたり、誰かの背中を押すような作品になってくれたら嬉しいです」と意気込みを語りました。
一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャ―ド役の本島純政さん
モデルだけでなくTikTokやインスタグラムなどSNSでも活躍中の松本さんは15歳。「りんねは、一見ツンツンしていて、ルールをしっかり守る厳しい女の子ですが、心には優しさがあって、実は悩みも抱えています。その悩みは解決するのか、また宝太郎とどのように関わっていくのか、ぜひ楽しみに見ていただきたいです」とコメント。
九堂りんね役の松本麗世さん
最近ではドキュメントバラエティー番組から誕生した7人組ボーイズグループ「S/TEAM BLOOD」のメンバーに選ばれ、8月には劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演に及川 徹役での出演も控えている藤林さん。「スパナはクールで、自由というよりも自分のルールを大事する役柄で、宝太郎と出会ってどう感化されていくのか、どう成長していくのか、どう変化していくのかを楽しみに見ていただけたらなと思います」と役柄を説明。
また、これまでも仮面ライダーやスーパー戦隊のオーディションを何度も受けていたことを明かすと、「自分に合う役と出会えなかったというか、ご縁がなかったんですけれども、今回この作品に携われたことを改めて考えると、やっぱり諦めなくてよかったなと思うのと同時に、何回も諦めそうになった時に、助けてくれた親や周りの友達に、ちょっとでも孝行として感謝の気持ちを返せたのかなという気持ちです」と喜びを口にしました。
黒鋼スパナ役の藤林泰也さん
ドラマ・バラエティ番組・グラビアなど多岐にわたって活躍中の安倍さん。「蓮華は、宝太郎やりんねの先輩にあたる役です。性格は気さくで天真爛漫で関西弁の明るい頼れるお姉さんキャラになっています。1年間を通して皆さんにこのキャラクターを愛していただけるように頑張ります」と意気込みを語りました。
銀杏蓮華役の安倍乙さん
舞台『DRAMAtical Murder』や「錆色のアーマ」外伝 -碧空の梟-などに出演し、現在10人組ダンスボーカルグループ「UNiFY(ユニファイ)」のメンバーとしても活躍している富園さん。「錆丸も蓮華と同じく錬金アカデミーに通う宝太郎やりんねの先輩にあたる役ですが、すごい人見知りで内向的な性格で、話すときは超小声なんです。代わりに、タブレットに入っている強気な性格の【アイザック】というAIが代弁してくれます。僕とアイザックとの掛け合いを楽しみにしていてください」と注目ポイントを挙げ、「小さい頃から仮面ライダーを見てきて、憧れた存在でもあるので、今度は僕が夢を与える番だと思って、誠心誠意励んでいきたいです」と意欲十分。また「オーディションを受ける時は、全身真っ黒の服で臨むことを決めていて、『よし、行ってくるぞ』と1人で気合入れて向かうというのがルーティーンでした。個性をいったん消してお芝居で個性を見せたくて」とオーディションに向けて秘めていた思い明らかにしました。
鶴原錆丸役の富園力也さん
映画『ふたり~あなたという光~』、「恋愛ドラマな恋がしたい2」など多数の作品に出演している熊木さん。「ミナトという役は、宝太郎やとりんねが通う高校の教師という役で、今僕が着ているのは高校教師の衣装ですけれども、予告編の映像ではこれとはまた違った衣装を着ます。なぜあの衣装を着ているのかを楽しんでいただけたらと思います」」謎多き設定だということをアピール。
また藤林さんと同様、これまでも仮面ライダーやスーパー戦隊のオーディションを受け続けいたそうで、「僕がオーディションに落選して落ち込んでいる時に、(暴太郎戦隊)ドンブラザーズの雉野役を演じた鈴木浩文くんが『僕が必ず30代もまだまだやれるということを残す作品にするから、チャンスが来るのを待ってくれ』と言ってくれていたんです。本当に心の支えでした。浩くん、ありがとうございました!」と友情秘話を語ってくれました。
ミナト役の熊木陸斗さん
東映特撮作品では、1985年放送の『スケバン刑事II』以来の出演となる南野さん。「かつて私は鉄の仮面を被っていましたが、今回はみんなを温かく見守るお母さんを演じるので、私にアクションはないのかなとちょっとホッとしました。ただ、作品が一年間の長丁場で、話がその間に変わることは経験済みなので、『アクションをやりたい気持ちもあるけど、ちょっと膝が……』とは伝えています。東映の特撮モノが最初の作品だったので、いつか仮面ライダーに出演するんじゃないかなとずっと思っていて、『今来たか』みたいな感じで、嬉しく思いました」とユーモアたっぷりに話しました。
一ノ瀬珠美役の南野陽子さん
また、りんねの父で宝太郎にドライバーを託した九堂風雅(くどう・ふうが)役の石丸幹二(いしまる・かんじ)さんよりビデオメッセージが到着し、「1号、2号、V3と見て育った世代なので、仮面ライダーという名前に愛着があります。今回出演することは私にとっても非常に貴重な体験です。私がどういう風に出てくるのか、これから作られていく段階なので、多くの場に出て、皆さんの前で私の姿を見つけていただきたいなと思います」と挨拶しました。
九堂風雅役の石丸幹二さん
そして、仮面ライダーシリーズの制作発表会見ではお馴染みとなっている主演による“変身ポーズ”を初公開。「現場で初めて変身ポーズをした撮影では120点の出来だったと思います」と自信満々で話し、初披露を前に自らハードル上げることとなった本島さんでしたが、堂々とした変身ポーズを披露。会場から大きな拍手が送られ、「150点(の出来)です!!」と堂々とした表情を見せてくれました。

さらに主題歌アーティストも発表され、『仮面ライダーギーツ』の挿入歌「Chair」を手掛け、昨年バンド結成20周年を迎えた「BACK-ON」に決定。9月3日0時より主題歌「CHEMY×STORY(TV size)」が配信、また来年1月に「BACK-ON」ともう一組のアーティストによるコラボレーションバージョンが流れることも発表されました。
主題歌を担当する「BACK-ON」
最後に登壇者を代表して本島さんが「キャストの皆さんとスタッフの皆さんと毎日全力で撮影に取り組んでおります。この全力の熱量は、映像を通じて、見ている方に伝わってくると思います。今後とも仮面ライダーガッチャ―ドを1年間宜しくお願いします」と挨拶し、制作発表会見は終了しました。
この他に登壇者以外にも、錬金術を悪用し暗躍する謎の集団《冥黒の三姉妹》の長女・アトロポス役の沖田絃乃(おきた・いとの)さん、次女・クロトー役の宮原華音(みやはら・かのん)さん、三女・ラケシス役の坂巻有紗(さかまき・ありさ)さん、宝太郎のクラスメイト・加治木亮役の加部亜門(かべ・あもん)さんの出演が発表されました。
「冥黒の三姉妹」
(左より)坂巻有紗さん、沖田絃乃さん、宮原華音さん
加治木亮役の加部亜門さん
『仮面ライダーガッチャード』は、9月3日午前9時からテレビ朝日系列で放送開始。最新情報ははInformationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
『仮面ライダーガッチャード』

2023年9月3日(日)スタート
【毎週日曜】朝9:00~9:30
【ネット】テレビ朝日系24局

《スタッフ》
(原作) 石ノ森章太郎
(脚本) 長谷川圭一
     内田裕基 ほか
(監督) 田﨑竜太 ほか
(アクション監督) 福沢博文(レッド・エンタテインメント・デリヴァー)
(特撮監督) 佛田 洋(特撮研究所)
(音楽) 高木 洋
(ゼネラルプロデューサー) 大川武宏(テレビ朝日)
(プロデューサー) 芝高啓介(テレビ朝日)
          湊 陽祐(東映)
(制作) テレビ朝日・東映・ADKエモーションズ

■主題歌情報
CHEMY×STORY(TV size)
BACK-ON

作詞:藤林聖子
作曲・編曲:Hi-yunk (BACK-ON)

9月3日(日)0時からTVサイズ配信スタート!

《番組公式サイト》
https://www.tv-asahi.co.jp/gotchard/

《番組公式Twitter》
https://twitter.com/Gotcha_toei

《番組公式Instagram》
https://www.instagram.com/kamenrider_tvasahi/

《番組公式TikTok》
https://www.tiktok.com/@superherotime_tvasahi

©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映


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