【る祭】徳川家康役・平野良×鳥居元忠役・菊池修司×榊原康政役・松本岳が登場!12年目の祭シリーズ、『笑う門には福来・る祭 明治座でどうな・る家康』インタビュー特集【前編】

「大人たちが本気でふざける」をモットーに、“面白おかしく、そしてなんとなく歴史が学べる舞台公演”として人気を博し、明治座の年末恒例となった「祭シリーズ」も12年目!
『笑う門には福来・る祭 明治座でどうな・る家康』が、2022年12月に東京・明治座にて、続いて2023年1月に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演されます。
今年のテーマは「それでも生きる」。第一部のお芝居パートでは、戦国を生き抜いた男・徳川家康の生涯にスポットを当てた戦国青春絵巻として、三河武士たちとの絆や、有名武将たちの攻防を爆笑必死のコメディで描きます。
そして第二部では日替わりゲストも迎え、『三方の森ジブれ美術館』と題したレビューショーを展開! 芝居では泣いて笑って、ショーでは歌って踊る、これでもかと詰め込みまくった4時間公演が予定されています。

スマートボーイズでは今作のキャストから、主演・徳川家康役を務める平野 良さんと、家康に仕える三河武士団のうち鳥居元忠役を務める菊池修司さん、榊原康政役を務める松本 岳さんにインタビュー。
昨年も内藤大希さんとのW主演を務め、常連として「祭シリーズ」を知り尽くす平野さんを中心に、初参加の菊池さん、4年ぶりの出演となる松本さん、それぞれの作品への想いと意気込みを語っていただきました。
2日連続更新の特集より、本記事では前編をお届けします。
■『笑う門には福来・る祭 明治座でどうな・る家康』
徳川家康役:平野 良さん×鳥居元忠役:菊池修司さん×榊原康政役:松本 岳さん

【インタビュー前編】
――毎年恒例の「祭シリーズ」も、今年で12年目の上演に。まずは出演が決まってのお気持ちを伺いたいのですが、シリーズ常連にして、昨年に引き続き座長を務める平野さんはいかがですか?

平野 良(以下、平野) 近年の「祭シリーズ」はW座長での上演が多かったんですが、今年は久々の単独座長でやらせていただきます。その主人公が徳川家康ということで、題材としては結構難しいというか、家康が中心になる物語って意外とあまりなかったと思うんですよ。例えば織田信長や明智光秀なら本能寺の変、赤穂浪士なら討入りとかの大きな事件を軸に作られると思うんですけど、今回は家康の人生そのものが軸になるので、長い時間でいろんな関係性や信頼度が変わっていく様子を描くという……だからお芝居に関しても、みんなと今までよりも深いところまで作り上げることになりそうだな、って予想していますね。
徳川家康役の平野 良さん
――続いて松本さんは、「祭シリーズ」には2018年の『歳が暮れ・るYO 明治座大合戦祭』以来、4年ぶり2度目のご出演ですね。

松本 僕が出演したのは2018年から2019年にかけての年末年始で、大晦日にはカウントダウン公演もやらせていただいて。初めての「祭シリーズ」でいろんな驚きもあったし、「年越しの瞬間に舞台上にいられるんだ!」というのも新鮮で、すごくいい経験でした。
でもその時は年越しという空気感と、僕の所属事務所の大先輩である加藤 茶さんも出演されていたので、結構緊張していて……マックスでは楽しめなかったんですよね(笑)。今回はその分もリラックスして、より楽しく臨めたらなって思います(笑)。

平野 確かに、直属の先輩がいるとちょっとね!(笑) 「粗相できない」っていう(笑)。
榊原康政役の松本 岳さん
――そんな先輩方の中、今年が初参加となる菊池さんはいかがでしょうか?

菊池 いただいた資料や、取材でのお話を聞く限りでも、「僕が今までにやってきた舞台とは、まったく違う舞台だな」って感じています。
いろんな要素が詰まった舞台になると思うので、広い視野を身につけて、今までの僕の中にはなかったエンタメのあり方を届けられることも、その一員になれることもすごく嬉しいです。僕は無垢な気持ちで、「全力で楽しみたい!」という気持ちが一番強いですね!
鳥居元忠役の菊池修司さん
――では、そんな「無垢な気持ちで楽しみたい!」と期待に胸を膨らませている菊池さんに、先輩のお二人から「この舞台は甘くないぞ」というお言葉もあれば(笑)。

菊池 うわ~、そんなに厳しいですか!?(笑)

平野 毎年ガラッと色が変わるので、何とも言えないんですけど。一つ言えるのは、年齢が上がれば上がるほど、笑いには貪欲に攻めてくる(笑)。気を抜いていると、先輩たちが本当に大人げなく見せ場をかっさらっていくから!(笑)

松本 僕も、そのイメージはありますね(笑)。

平野 笑いに関しては貪欲すぎる人たちが集まるから、ちょっとでも気を抜くと、素知らぬ顔で大人たちが潰しにくるよ(笑)。

菊池 ヤバいな、それはコワいです!(笑)

平野 でも「誰が面白く目立つか」っていうのは、修ちゃんたちが演じる三河武士団の中でもあるだろうし、「俺が一番ウケを取ってやる」っていう戦いは、若手も大人もいろんなところで勃発するんですよ。
それと演出の板垣さんがいつも言っているのは、「1点でも多く点を獲れ」と。それは笑いでもいいし、感動でもいい。お客様の心が動いた瞬間を1点と加算して、個々にどんどん得点を増やしていって欲しい、っていう方だから、お芝居の部分ではみんながいろんな方向で点を獲りにくるよ。

菊池 なるほど。

松本 確かに、結構自分たちに委ねられていました。僕がやったときも、「まずは色々持ってきて」って板垣さんに言われて、漫才をやってみたりしましたもん。
平野 そう、笑いの面とかでは、あんまり具体的なオーダーはこないの。自分がアイディアを出さなかったらいつまでもそのままで、周りでは「これやりたいです」「あれやりたいです」って言った人が、どんどん前に出ていっちゃう。でも今年の僕たちは、家康と三河武士団での合わせ技というか、協力する感じになりそうだよね。

松本 はい、僕らは団体芸で頑張りましょう!(笑)

平野 それに第二部のレビューショーは本当にはっちゃけ系のライブだから、ファンの皆さんはカワイイ修ちゃんがいっぱい見られるんじゃないかな?

菊池 僕、第二部のレビューショーは去年の公演映像を見せてもらったんですけど、キャストの皆さんが心の底から楽しそうにしている感じが、すごくキラキラしていて! 第二部で色々できるのも、めちゃくちゃ楽しみにしています。

――今回の第一部・お芝居パートでは、「それでも生きる」をテーマに、家康の生涯を通して描く「希望」の物語となっています。気持ちの良い気分で迎えたい、年末年始の時期にもふさわしいテーマかと思いますが、皆さんはどう思われましたか?

平野 どうしたって時代はめぐるものですから、どんな歴史モノをやっても、やっぱり今とリンクする部分があったりして。今のコロナ禍という状況もやっぱり無視はできず、みんなが耐え忍んできた期間が約3年近く、だんだんと耐えることにも慣れてしまって、この感覚に麻痺しかけているけど……まだまだいろんなことを我慢して、歯を食いしばっている人たちがいっぱいいると思います。
世間的には「狸じじい」や「策略家」と言われる家康ですけど、今回描かれる彼の人生は、小さい頃から人質に出され、いろんな理不尽の中でも我慢して、考えを巡らせ続け、やがて大成するというお話なので、今の時代の皆さんにも「そうか、家康ってこんなに我慢していた人なんだ」と知ってもらうことで、希望の物語になればいいなと思いますね。

――そんな家康を支えるのが、“超めんどくさい集まり”とされる「三河武士団」たち。その8名のうち、菊池さんが鳥居元忠役、松本さんが榊原康政役を演じます。

松本 僕が演じる榊原康政は、三河武士団の中でも指揮官ということで、結構頭のいい役になるのかなと思っているんですが……それだけに、周りの個性派キャラの皆さんがどうくるかによって、僕の役での受け方が変わってくるのかなって。このメンバーの中に、宮下雄也さん(服部半蔵役)がいるのが怖いんですよね(笑)。

平野 それはあるだろうね。宮下雄也くんに、久ヶ沢 徹さん(本多正信役)、原田龍二さん(酒井忠次役)っていうおじさん3人組には要注意だよ(笑)。久ヶ沢さんも、すごい貪欲に攻めてくる方だから!

松本 僕、原田さんとは今回が初めましてなんですけど、覚悟しておきます(笑)。このあたりのキャラクターがどういう動きをしてくるのかによって、僕の立ち位置は変わってくるのかな、って思いますね。
平野 そう言われると、僕も三河武士団の動き次第でどうなるのか分かんないな。僕は原田さん以外のキャストとはほぼ共演したことがあるんですけど、今回は三河武士団が若手枠かと思いきや、ちょいちょいおじさんも混ざっているという不思議なバランスで(笑)。このチームがどんなカラーになるのかは未知数ですね。

菊池 お二人の話を聞いているだけでも、そんなチームに放り込まれて、僕は一体どうなっちゃうのかと予想がつかないです(笑)。

松本 アハハ! だからこそ、いい化学反応が起きればなと。怖さもありますけど(笑)。

平野 僕たちがふざけすぎて、浅野ゆう子さん(寧々役)に怒られたらどうしよう(笑)。

――キャストのお名前を見ただけでも、すでに個性のぶつかり合いですもんね(笑)。

菊池 それこそ僕も、他の舞台で宮下さんを拝見した時に、気付いたら宮下さんばっかり目で追いかけちゃった記憶があるくらい、パンチが強い方だなという印象があって。その時は、もう本当に“宮下さん劇場”が生まれちゃっていて「あれ、これいつまで続くんだ?(笑)」って思いながらも笑いが止まらない、みたいな感じでした。
平野 あと今回のキャストで気になるのは、松田 岳(大阪公演/織田信長役)もいるんだよね! 松本 岳と松田 岳で、一文字違いだからどうしようかと思って(笑)。

松本 そうなんですよ! 松田 岳くんとは、近い時期に特撮ヒーロー作品をやっていた(※松本さんが「手裏剣戦隊ニンニンジャー」、松田さんが「仮面ライダー鎧武」に出演)ので面識はあるんですけど、ガッツリ共演するのは今回が初めてで。だから僕も、「ようやく共演できるな」って楽しみにしています。

――松本さんと松田さんは、お互いにお名前を間違えられたこともあるのでは?

松本 はい、めちゃくちゃありますね(笑)。

平野 確かに、パッと見たら間違えそうだよね! 気をつけるわ(笑)。

――そんなキャストたちの中、菊池さんはご自身の役柄はどんな役割になりそうだと予想されていますか?

菊池  僕が演じる鳥居元忠は、家康の幼馴染かつ親友で、家康のために犠牲にもなるという役柄です。ヒラリョウさん(平野さん)とは今までに2回共演しているんですが、今回は過去の作品とはまったく違った絡み方になりそうで、個人的にも楽しみにしていたんですけど……今のお話を聞いていても、皆さんの役作り次第では、もしかしたら僕も別物になるのかもな、と(笑)。

平野 それに今回は第一部がお芝居という形ですけど、お芝居パートも一幕と二幕に分かれているので、二幕になったらまたいろんなことが変わってくるんじゃないかな。
ワイワイしていたストーリーや人間関係も、次第にシビアな展開になっていくので、「最初はあれだけ楽しかったのに」みたいな。そのドラマもぜひ、見どころとして楽しんでいただきたいですね。
【インタビュー後編に続く】

『笑う門には福来・る祭 明治座でどうな・る家康』は、東京公演が2022年12月23日~26日まで明治座にて、大阪公演が2023年1月8日に梅田芸術劇場メインホールにて上演されます。ほか最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information
【公演概要】
■『笑う門には福来・る祭 明治座でどうな・る家康』
構成・演出:板垣恭一
脚本:村上大樹
出演:平野良/蒼木陣、菊池修司、大平峻也、松本岳/藤田玲(Wキャスト)・松田岳(Wキャスト)/
宮下雄也、平田裕一郎、井深克彦、味方鏡介、水瀬裕也、小早川俊輔、谷戸亮太、林剛史/
久ヶ沢徹、伊藤裕一/山崎静代(南海キャンディーズ)/安西慎太郎、大山真志/辻本祐樹/原田龍二/浅野ゆう子

【東京公演】
2022年12月23日(金)~26日(月)@明治座
・12/23(金)⇒★11:00/★17:00
・12/24(土)⇒★11:00/★17:00
・12/25(日)⇒★11:00/★17:00
・12/26(月)⇒★11:00/★17:00
※★織田信長役(Wキャスト)は藤田玲
※上演時間は約4時間を予定しております。(休憩2回含む)

【大阪公演】
2023年1月8日(日)@梅田芸術劇場メインホール
・1/8(日)⇒◆12:30/◆17:30
※◆織田信長役(Wキャスト)は松田岳
※上演時間:約3時間30分予定(休憩2回含む)

【内容】
◆第一部 「明治座でどうな・る家康」
波乱万丈な人生を生きた徳川家康とゆかいな仲間たちの戦国青春グラフィティ。

◆第二部 ショー「三方の森 ジブれ美術館」
「三方ヶ原」の森の奥にある不思議な美術館で繰り広げられるショー。
※日替わりゲストあり。

【チケット料金(税込・全席指定)】
◆東京公演:S席13,500円 A席6,000円
◆大阪公演:S席13,500円 A席8,000円 B席4,000円

【チケット発売】
11月26日(土)10:00 一般発売

【チケット取り扱い】
・明治座インターネット予約「席とりくん」 https://www.meijiza.co.jp/sekitori/
・明治座チケットセンター 03-3666-6666 (10:00~17:00)
・梅田芸術劇場ネット会員 https://umeda.pia.jp/
・梅田芸術劇場オンラインチケット https://ko-ume.pia.jp/
・梅田芸術劇場チケットカウンター 11月27日(日)以降10:00~18:00
 ※一般発売日翌日より残席がある場合にお取り扱いいたします。
・イープラス https://eplus.jp/lesi-dounaru/
・チケットぴあ https://w.pia.jp/t/le-sai-dounaru/

【チケットに関するお問い合わせ】
・東京公演:明治座チケットセンター 03-3666-6666(10:00~17:00)
・大阪公演:梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)

【公演に関するお問合わせ】
る・ひまわり info_lesai-dounaru@le-himawari.co.jp

≪公式サイト≫
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