【炎ステSP①】森羅 日下部 役・石川凌雅×象 日下部 役・岩崎悠雅が登場!兄弟役の二人が語る、舞台「炎炎ノ消防隊」-地下からの奪還-への意気込み&キャラの見どころは?インタビュー前編UP

物語は「地下(ネザー)」編へ! 舞台「炎炎ノ消防隊」第3弾となる、舞台「炎炎ノ消防隊」-地下からの奪還-が2022年9月~10月に東京・京都にて上演されます。

スマートボーイズでは、今作の主人公・森羅 日下部(シンラ クサカベ)役を演じる石川凌雅さんと、その弟・象 日下部(ショウ クサカベ)役を演じる岩崎悠雅さんにインタビュー!
初共演ながら兄弟役としてすっかり意気投合したお二人に、公演への意気込みから、“今アツいもの”までたっぷりと語っていただきました。前編・後編と2日連続更新の特集から、本記事ではその前編をお届けいたします。
(左から)森羅 日下部 役の石川凌雅さん、象 日下部 役の岩崎悠雅さん
【作品紹介】
人気漫画「炎炎ノ消防隊」(大久保篤/講談社「週刊少年マガジン」所載)の舞台化作品、舞台「炎炎ノ消防隊」の第3弾公演となる今作では、舞台「炎炎ノ消防隊」-地下からの奪還-と題し、ついに物語は「地下(ネザー)」編へと突入!
舞台「炎炎ノ消防隊」-地下からの奪還- ティザービジュアル
原作は、「週刊少年マガジン」(講談社)で連載し好評を博した大久保篤氏の人気漫画。
人が突如燃え出し、炎の怪物“焰ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。その脅威に立ち向かう特殊消防隊たちを描いたバトルファンタジー作品で、2019年に「炎炎ノ消防隊」、2020年に続編となる「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」としてTVアニメ化され、「炎炎ノ消防隊 参ノ章」制作決定も発表されています。

また、舞台版は、2020年7月〜8月に第1弾、2022年1月に第2弾「-破壊ノ華、創造ノ音-」を上演。キャスト達の熱演、ワイヤーや噴射装置などを使ったダイナミックなアクションで描く『炎炎ノ消防隊』の世界観に注目が集まりました。

第3弾での演出は、舞台『信長の野望・大志』シリーズの脚本・演出を手掛ける久保田 唱氏、脚本は、「ギャグマンガ日和」の脚本・演出や舞台『文豪とアルケミスト』シリーズの脚本を手掛ける、なるせゆうせい氏が引き続き担当します。

そして注目のキャストには、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズなどで活躍する石川凌雅さんが、主人公・森羅 日下部 役を演じるほか、秋樽 桜備役に伊万里 有さん、茉希 尾瀬役に長谷川里桃さん、ヴィクトル・リヒト役に菊池修司さんと、新しい顔ぶれを「第8」に迎えるほか、主人公の弟である象 日下部 役には岩崎悠雅さんが登場。
また、今作からの新キャラクターとして、田上真里奈さん、稲垣成弥さん、山田ジェームス武さんらが参加し、第1弾、第2弾から続投となる横田龍儀さん、馬場良馬さん、礒部花凜さん、早乙女ゆうさん、TAKAさん、佐倉花怜さん、河原田巧也さん、鵜飼主水さん、飯窪春菜さん、萩野 崇さんらと、これまでの続編となるストーリーを描きます。

【ストーリー】
巨大企業「灰島重工」から「第8」に配属された研究員リヒト。不自然な人事をいぶかしく思う「第8」だったが、白装束の調査の為「第7」管轄の浅草へ向かう。最強の消防官と言われる「第7」の大隊長・新門 紅丸の破天荒な鎮魂に驚きを隠せないシンラたち。浅草の町でシンラが偶然助けたユウという少年をきっかけに、シンラたちは、孤高の凄腕技術者であるヴァルカンと出会う。一方、白装束らの策謀によって炎と混沌に包まれる浅草。驚異的な力を持つ鬼の“焰ビト”が目の前に立ちはだかる。壮絶な戦いの末、「第7」と「第8」は、無事事件を解決し信頼関係を築く。
そして、リヒトの調査によって白装束らのアジトが判明する。そこは、聖陽教が禁忌の地とする「地下(ネザー)」と呼ばれる場所だった。ヴァンルカンを仲間に加えた「第8」は、いよいよ地下鉄道の遺構から 暗闇に閉ざされた「地下(ネザー)」への侵攻を試みる・・・

■舞台「炎炎ノ消防隊」-地下からの奪還-
森羅 日下部 役:石川凌雅さん × 象 日下部 役:岩崎悠雅さん インタビュー

【インタビュー前編】
――原作漫画やアニメも大ヒットしている『炎炎ノ消防隊』、その舞台シリーズ第3弾となる今作から、お二人は主人公・森羅 日下部、そして対峙する弟・象 日下部という重要な役柄を演じます。出演が決まった時に、まずはどう思われましたか?

石川凌雅(以下、石川) 僕は森羅 日下部 役として、まずは“作品の主人公をやらせていただける”という喜びがすごく大きかったんですが、やっぱりそれと同じぐらい、プレッシャーだったり、重圧に近いものも感じました。
これまで1作目、2作目と続いてきた舞台ならではの、森羅 日下部というキャラクターの魅力をどうやったら自分が継承できるのかな、というのも考えましたし、一種の責任感みたいなものもこみ上げてきて……嬉しいだけではなく、「頑張らなければ!」という気持ちが一番大きかったです。
岩崎悠雅(以下、岩崎) 僕は象 日下部 役に決まって、「えっ、こんな重要なキャラクターを演じさせていただけるんだ!」って正直驚きましたし、1作目では木津つばささんが象 日下部を演じていらしたので、その姿はうまく継承しつつ、でも自分なりの象 日下部をしっかり演じたいな、と思いました。
あとはもう、とにかく楽しみでしょうがなくって! まだ稽古も全く始まっていないのに、「このシーンはどうしようかな」とか、「多分、このシーンは舞台でもあるだろうな」って、原作を読んで予想したりして、作品のことをずっと考えちゃうんです。今は早く、稽古に入りたいなってウキウキしています!
――原作もご覧になったとのことですが、『炎炎ノ消防隊』という作品にはどんな感想をお持ちになりましたか?

石川 『炎炎ノ消防隊』では、登場人物の誰をとっても細かな背景がありますし、それぞれの生き様が感じられる場面もすごくあって。男としてはすごく燃えるというか、“カッケーな!”っていう場面が随所に散りばめられていて、ワクワクする胸アツな作品ですね!

岩崎 僕は初めて読んだ時に、“消防隊”なのにキャラクターたちが炎を使って人々を救ったり、戦ったりしていくというのがすごく面白いなと思いました。
それに熱いシーンはすごく熱いんですけど、ギャグっぽいシーンも随所に散りばめられていて! そのギャップも楽しくて、ずっと見ちゃうなって思いながら一気に楽しませていただきました。

石川 加えて舞台の魅力もお話したいんですが、僕も過去作を拝見させていただいて、舞台ではセリフのテンポ感がものすごくいいな、って感じていまして。
本当に間髪入れず、どんどんどんどん会話が繰り広げられていくので、一瞬も飽きさせなくて、展開もすごくスピーディーですし、さらに激しいアクションもある。片時も目が離せない、すごい舞台だと思いました!
――そんな作品と舞台の魅力をあわせて、お二人はまた新たな舞台「炎炎ノ消防隊」を作りだすことに。それぞれの役柄には、ご自身と近い部分や、反対に感じる部分はありますか?

石川 共通点だと……シンラは結構、お仕事とプライベートでのメリハリがちゃんとしているんですよ。僕も仕事でのスイッチの切り替えは大切にしているので、そういう意味では似ているな、と思ったりしますね。
ただ反対に僕とシンラでは、悲しい過去の乗り越え方は全然違うなと思っていて。僕は時が経って、自然と忘れることで紛らわせていくような乗り越え方なんですが、シンラはそれを自分の糧にして、志(こころざし)にして生きていくっていう。シンラのそういう辛さや悲しみとの向き合い方は、自分とは違ってすごく勇気があるなって思います。
そこは僕との違いではありますが、お客様にもシンラを応援していただけるポイントだと思うので、舞台では大切に表現していけたらと思っています。

――今はすごくしっかりされているように見える石川さんですが、お仕事とオフの切り替えを大切にしているとのこと。普段の石川さんは、どんな雰囲気なんでしょう?

石川 プライベートはもう、こんな感じですよ! (イスに寄りかかって脱力して)「あ~、暑いよぉ~!! コーラ飲みたぁ~い!!」って!(笑)

岩崎 アハハハ! 僕、凌雅さんのYouTubeで素の姿も見ましたよ! 吉祥寺の回とかを見ました!
――石川さんは、ご自身のYouTubeチャンネルで様々な街歩き動画をアップされていますよね。あれは、かなりプライベートに近い姿を公開されているのでは?

石川 そうですね(笑)。特に僕、お酒が入ると完全な素に戻りそうになっちゃうので、YouTubeでは自分の中で見せられる範囲ギリギリとのせめぎ合いというか……絶妙なラインのところを、切り取ってお見せしています(笑)。

岩崎 今みたいなお話を聞くと、僕からも凌雅さんが親しみやすいというか、仲良くなれそうだなって思います(笑)。

――岩崎さんのほかにも、今回の初共演されるキャストの方で、石川さんを知ってみようとYouTubeをご覧になっている方がいらっしゃるかもしれませんね!

石川 マジか~! もっと代官山とか、オシャレな街ぶらだけにしておけば良かったかなぁ!?(笑) でも、見てくれていたら嬉しいです!
――そんな石川さんが演じるシンラに対して、岩崎さんが演じるショウは、兄弟ながらも対峙していくという役柄になります。ご自身と重ねてみて、いかがでしょうか?

岩崎 僕とショウが似ているのは、色白なところと、よく周りの方々からも言われるんですけど、口数があんまり多くないところですかね。
あとショウって、今はシンラたちとも敵対していて生意気な感じですけど、もしシンラと離れる過去がなかったら、きっとめちゃくちゃ仲が良くて、すごくいい兄弟だっただろうな、って僕は思っていて。

石川 うん。きっと普通に育っていたら、仲のいい兄弟だったと思う。

岩崎 僕は自分のことを素直な性格だと思っているので、そういう本来のショウだったら、性格も似ている部分だったのかな、って思います。
あと象は、自分は強いと思って戦っていると思うんです。そこは僕と反対なので、ショウの絶対的な強さというか、自信に溢れている感じは、もうちょっと見習ってショウに近づいていきたいなって思いますね!
――本日は後ほどビジュアル撮影も行われるとのことですが、まずは姿からいよいよキャラクターに近づける、という心境はいかがですか?

石川 僕はティザービジュアルの撮影でもシンラの衣裳を着させていただいたんですが、いざ第8特殊消防隊の防火服を着たときには、本当に身が引き締まる思いと言いますか! それから少し期間が空いて今日の撮影になりますが、やっぱり作品を知っていくにつれて、どんどん思い入れも強くなりますね。

――ティザービジュアルを撮影された時以上に、作品への気持ちも高まって。

石川 さっき、控室でシンラの防火服と再会したのですが、どんどん愛着が湧いてきて! 最初に着たときも、「これを着たら飛べるんじゃないかな!?」っていうくらい、ヒーローになれた気持ちだったんです。けど、今はもっと好きになる段階にきているので、久々に衣裳と再会したら「うわぁ! 本物だ~!!」っていうワクワクした気持ちになりまして(笑)。

岩崎 ショウは体は小さいですけど、ドシッとシンラを待ち構えているような貫禄があって、あの白い鎧姿もカッコいいんですよね。

石川 衣裳を見ると、板の上を縦横無尽に駆け巡る自分の姿も想像させられて……改めて、「本当に俺がやるんだ!」って思えてすごく嬉しかったです。皆さんにも早く、その姿を舞台でお見せしたいですね!
【インタビュー後編(8/19up)に続く】
舞台「炎炎ノ消防隊」-地下からの奪還-は、東京公演が2022年9月17日~9月25日までサンシャイン劇場にて、続いて京都公演が2022年9月29日~10月2日まで京都劇場にて上演されます。
ほかチケット情報などの公演詳細・最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information
【公演概要】
舞台「炎炎ノ消防隊」-地下からの奪還-

■公演日程・劇場
<東京公演>
2022年9月17日(土) 〜 9月25日(日)
会場:サンシャイン劇場(〒170-8630 東京都豊島区東池袋3丁目1−4サンシャインシティ 文化会館4F)
<京都公演>
2022年9月29日(木) 〜 10月2日(日)
会場:京都劇場(〒600-8216 京都市下京区烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内)

■原作
大久保篤「炎炎ノ消防隊」(講談社『週刊少年マガジン』所載)

■スタッフ
脚本:なるせゆうせい
演出:久保田唱

制作・主催:DMM STAGE

■キャスト
森羅 日下部:石川凌雅
アーサー・ボイル:横田龍儀
秋樽 桜備:伊万里有
武久 火縄:馬場良馬
茉希 尾瀬:長谷川里桃
アイリス:礒部花凜
環 古達:早乙女ゆう

ヴィクトル・リヒト:菊池修司
ヴァルカン・ジョゼフ:TAKA

象 日下部:岩崎悠雅
アロー:佐倉花怜
ハウメア:田上真里奈
カロン:稲垣成弥
ヨナ:河原田巧也
アサルト:山田ジェームス武

Dr.ジョヴァンニ:鵜飼主水
リサ漁辺:飯窪春菜

レオナルド・バーンズ:萩野 崇 

アンサンブル:奥平祐介、加納義広、久保早里奈、高田紋吉、日野亮太、渡辺誠也

■チケット
プレミアム席 12,000円 (税込)
一般席 9,800円(税込)

■チケット取り扱い
<オフィシャル二次先行(先着)>
2022年8月15日(月)12:00~8月21日(日)23:59
<一般販売(先着)>
2022年8月27日(土)12:00~
申し込みURL:https://w.pia.jp/t/fireforce/
【チケットに関するお問い合わせ】
チケットぴあ http://t.pia.jp/help/

≪公式サイト≫
https://fireforce-stage.com
≪公式ツイッター≫
https://twitter.com/FireforceStage
※推奨ハッシュタグ #炎ステ #炎炎ノ消防隊


©大久保篤・講談社/舞台「炎炎ノ消防隊」製作委員会

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