俳優・廣野凌大さんの1stDVD『Hero』の発売記念イベントが、4月24日に都内にて行われました。

廣野さんはミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンをはじめ、「KING OF PRISM -Over the Sunshine!」や『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageなど、数多くの舞台作品に出演している注目の若手俳優です。

初のDVDとなる『Hero』では、初めて訪れたという沖縄を舞台に、三線、ボクシング、スキューバー、パラモーター(モーターパラグライダー)など様々なアクティビティに初挑戦。決してステージ上では見られない廣野さんの素の表情が盛りだくさん。沖縄の文化を堪能したファン待望の1枚となっています。

当初は1月中旬に発売記念イベントを開催する予定でしたが新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月に延期。可能な最大限の配慮・対策のもとに、イベントが実施されました。

スマートボーイズでは、イベント開始直前に廣野さんに独占インタビュー！！ DVDの見どころをはじめ、ロケの思い出、廣野さんにとっての「憧れのヒーロー」、さらには4月23日に出演が発表された野球イベント「ACTORS☆LEAGUE」についてもお話を伺いました。

――イベント前に、ありがとうございます。1月に予定していたイベントが延期になり、まだコロナ禍が続く中、最大限の配慮・対策のもとにイベントが実施されますが、まずは今の心境からお聞き願います。

廣野　正直嬉しいですね。前回ファンの方と直接対面したイベントはまだコロナ前の時期で、もう1年以上も開催できなかったんですよね。その間、配信でのイベントは開催しましたが、きっとファンの方も直接会いたかったと思いますし、ちゃんと面と向かって話さないと伝わらないことってあるでしょうし、コロナ禍になって初めての対面イベントということで、僕も楽しみです。ファンの方にも久しぶりに、僕のこの感じを味わってもらえるんじゃないかなと思います。

――取材前にメイキング動画を拝見しましたが、様々なことに挑戦していますね。

廣野　そうですね。俺の中でチャレンジしたロケになっていて、やりたいこともやらせてもらったし、チャレンジしたいこともやらせてもらいましたが、やっぱりボクシングがきつかったですね。

――見ていて、「どうして沖縄まで行って、こんなに辛いことをしているのかな？」って思いました(笑)。

廣野　本当ですよ(笑)。撮影時期が7月だったんですけど、海から出てすぐに水着が乾くぐらい暑くて、しかもまだ現地の気候にも慣れていなくて……。その中で3分間休みなく動き続けて、本当に吐きそうになりました。あれは演技ではなくてガチのリアクションですよ。もう一生忘れることはありませんね(笑)。でもボクシングを経験したおかげで、どこの現場に行ってもそんなに疲れはしないですね。「あの時のボクシングに比べたら」って。

――ということは、いい経験だったということですね。

廣野　いい経験になりましたね。しかもロケ前は自粛期間中でなかなか運動も出来ず「コロナデブ」になっていましたし、体力の衰えも感じていたんですけど、ボクシングのおかげでコロナ前のコンディションに戻りましたよ。ロケのセッティングをしていただいたスタッフさんに感謝です！

――沖縄料理も堪能されていましたが、不味そうな表情だったり、笑顔だったり、様々なリアクションをとっていましたね。

廣野　ご褒美と挑戦のいい塩梅で撮影できた、いいロケでした。

――他に印象に残ったロケはありますか。

廣野　あとは、DVDの終盤に収録しているパラモーターですね。

――パラグライダーにプロペラエンジンをつけて飛ぶアクティビティですよね。

廣野　すごいよかったですし、人生の価値観が変わりましたね。もともと海岸沿いに住んでいましたが、空から海を見ることはなかったですし、比較的高いところを飛んでいて、片方が自然で、もう片方が人間が作り上げた都市の様子が両方とも見えたりして、本当に感動しました。今度はスカイダイビングにも挑戦したいです。もっと上に行きたくなりました！！

――もし2ndDVDがリリースされることとなったら、スカイダイビングに挑戦する廣野さんが見られるといいですね。あとは三線にも挑戦されていましたね。

廣野　はい。趣味でずっとギターをやっているんで、すぐに慣れました。現地で三線を買って、最近弦が切れてしまって今は触っていませんが、弦が切れるまではよく弾いていました。いつかファンクラブイベント等で披露したいなと思っています。

――1月にDVDがリリースされたということで、きっとファンからの感想も廣野さんに届いているかと思いますが、特に多かった感想があったら教えてください。

廣野　「お酒を飲んでいる時の表情が良かった」という声は多かったかな。あまりそういう表情を見せていなかったので、素の姿を見せてそれを楽しんでもらえているなとは思いますが、正直プライベートを見られている感じで恥ずかしいですね。あ、お酒(泡盛)は本当に美味しくて、親父にお土産で買って帰りました。

――さてタイトルの「Hero」にちなんで、廣野さんの子供のころの「憧れのヒーロー」を教えていただけますか。

廣野　僕は「仮面ライダーブラックRX」が憧れのヒーローでしたね。

――意外な回答ですね。廣野さんの年齢なら平成ライダーかなと思いましたが……。

廣野　もともと特撮が好きで、中でも仮面ライダー1号・2号・V3、アマゾンといった昭和ライダーが大好きでした。怪人なら「ガラガダンダ」や「カメバズーカ」とかで、逆に平成ライダーはあまり見ていないんです。ウルトラマンシリーズなら「ウルトラマンレオ」が好きで、レオの弟にアストラというキャラクターがいるんですけど、弟にアストラ役をさせて、合体の必殺技をよくマネしていました。

――次々と昭和の特撮ヒーローが出るとは思いませんでした。ちなみに今の「憧れのヒーロー」は誰ですか。

廣野　「北斗の拳」のサウザーというキャラクターがずっと好きで、サウザーは僕の中でのヒーローですね。いろいろな人を振り回しているように見えて、実は一番人に振り回されているところがお気に入りで、「聖帝十字陵」編は本当に大好きです。レイも好きで、どちらかと言えば北斗よりも南斗の方が好きかも。

――このまま「北斗の拳」の話が続くとイベントが始まっちゃいそうなので、次の質問にいきたいと思います(苦笑)。ちょっとDVDの話題から離れますが、廣野さんのトピックスといえば、23日に東京ドームで行われる野球イベント「ACTORS☆LEAGUE」の出演が発表になりましたね。

廣野　不安ですよ(笑)。先日顔合わせがあったんですけど、みんな野球の経歴がすごくて「小学校から高校までずっとやっていました。自信あります！！」と言っているメンバーが揃う中、僕は「小学校から中学の途中までやっていました。セカンド守っていました。サードとセンターは守れます。よろしくお願いします……」と一番小さい声で挨拶しました(苦笑)。

――廣野さんに直接お話しするのは失礼になるかもしれませんが、Twitterで「昔回った動画でノーコンだと思っている人たちにもわからせます」と書いてあってその動画を拝見しましたが……、確かにびっくりするほどのノーコンでした(苦笑)。

廣野　この場を借りて言い訳していいですか。普通の野球ボールは指に引っ掛けて投げるんですけど、あの時のボールがプヨプヨ柔らかすぎて過ぎて、野球と同じように投げたらボールが引っ掛かり過ぎて、なかなか手から離れないまま地面に叩きつける形になったんですよ！ その後に「LINE LIVE」でストラックアウトをやった時はテニスボールぐらいの硬さがあったこともあり、何度も命中することが出来ました。きっとファンの方はノーコンのイメージが残っていると思うので、必ず見返します！！

――きっと今回のイベントでも、ファンの方からノーコンの話が出てくるかもしれませんね。

廣野　そしたら「見返すから見ておけよ！！」って言います！ 実は打撃にはものすごく自信があって、昨日もバッティングの練習をしてマメができるほどバットを振りました。ホームランを打ちたいところですけど、東京ドームは広いので「全打席ヒット」を目指します！

――東京ドームでの活躍、期待しています！！ではそろそろイベントが始まるということなので、最後にDVDのPRも兼ねて、ファンの方へのメッセージをお願いします。

廣野　僕の等身大な感じと、心の底から楽しんでいる感じと、挑戦に苦しんでいる感じと、様々な表情が見られると思いますし、僕と一緒に旅行するとしたら、こんな感じなるんじゃないかなと思います。友達と行ったつもりでDVDを見ていただけると嬉しいです。

廣野凌大1st DVD『Hero』は現在好評発売中。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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