森崎ウィン&髙橋颯が赤いハイヒールで熱唱!ドラァグクイーンに憧れる高校生役でWキャスト主演、ミュージカル『ジェイミー』8月開幕に先駆けた歌唱パフォーマンスレポをUP!写真18枚&コメントも

ロンドン発の大ヒットミュージカル『ジェイミー』(原題;Everybody’s Talking About Jamie)が、8月8日より日本人キャストで開幕! その公演の開幕に先駆け、5月9日、東京ミッドタウン日比谷にてキャストによる歌唱パフォーンスが行われました。
歌唱パフォーマンスに参加したキャスト陣
(3段目左より)実咲凜音さん、樋口麻美さん、安蘭けいさん、森崎ウィンさん、髙橋颯さん、石川禅さん、吉野圭吾さん、泉見洋平さん
(2段目左より)川原一馬さん、太田将熙さん、鈴木瑛美子さん、フランク莉奈さん、MAOTOさん、永野亮比己さん
(1段目左より)伊藤かの子さん、山口乃々華さん、田野優花さん
本作は、英BBCで放送された実話を基に2007年イギリスでミュージカル化、開幕されるや否や大ヒットを記録し、映画化も決定。日本でもディズニー配給で公開が予定されている話題作です。

主人公のジェイミー役は、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』への出演など国際的に活躍し、 ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー(season2)』トニー役の好演も記憶に新しい森崎ウィンさんと、ダンス&ボーカルグループWATWINGのメンバーで2020年『デスノート THE MUSICAL』L役で鮮烈なミュージカルデビューを飾った髙橋颯さん(WATWING)がWキャストで演じます。
さらに、2.5次元作品でも活躍する佐藤流司さんや太田将熙さん、川原一馬さん、小西詠斗さん、DISH//のギタリスト&ボーカリストとしても活動中の矢部昌暉さんも出演。安蘭けいさんや泉見洋平さん、吉野圭吾さんといったベテラン勢も揃い、豪華キャストが集結します。
※佐藤流司さん、小西詠斗さん、矢部昌暉さんは今回の歌唱パフォーマンスには不参加です。

【STORY】
主人公は16歳の高校生ジェイミー・ニュー。彼には一つの夢があった。

それはドラァグクイーンになること。そして高校のプロムに本来の“自分らしい”服装で参加すること。母親から真っ赤なヒールをプレゼントされたことをきっかけに夢に向かって強く突き進む思いを抱いたジェイミーだが、学校や周囲の保護者たちは猛反対。ジェイミーの夢を理解できない父との確執や周囲からの差別など、多くの困難を乗り越えながら、自分らしさを貫くジェイミーの姿に勇気と感動、そして幸せをもらえる、最高にハッピーなミュージカル!

日本のブロードウェイ「日比谷」ならではの観劇の祭典「Hibiya Festival 2021」にてスペシャル歌唱パフォーマンスを予定していましたが、緊急事態宣言により無観客生配信に。
9日15時半からの配信の前に、マスコミ向けパフォーマンスが実施され、“JAMIE”のロゴ入りTシャツ姿で現れたキャスト陣により、「誰も知らない(原題:And You Don’t Even Know It」「頭の中の壁(原題:Wall in My Head)」「スポットライト(原題:Spotlight)」「我が子(原題:He’s My Boy)」「暗闇を抜けて(原題:Out of the Darkness)」の5曲が披露されました。

【歌唱パフォーマンス写真】
森崎ウィンさん
髙橋颯(たかはし ふう)さん
アップテンポな「誰も知らない(原題:And You Don’t Even Know It」からスタート!
安蘭けいさんのソロ曲「我が子(原題:He’s My Boy)」も
「スポットライト(原題:Spotlight)」は、女生徒役の女性キャストで歌い上げます
川原一馬さん
太田将熙(おおた まさき)さん
最後に披露したのは「暗闇を抜けて(原題:Out of the Darkness)」
ポップな曲調で全員ノリノリ!
初歌唱パフォーマンスを終えた森崎さんは「純粋に楽しかったです。と同時に、この時期にこうしてパフォーマンスできることの有り難みや幸せを改めて実感しています!」とコメント。髙橋さんも「僕もとても楽しくパフォーマンスさせていただきました。ステキなキャストの方々やスタッフの皆さんと一緒に作りあげていくのが楽しみで仕方がないです。いろんな繋がりを大事にして作っていきます!」と、笑みを浮かべます。
パフォーマンス後、真っ赤なハイヒールで再登場
安蘭けいさんを挟んでの3人腕組みショット
ジェンダーや人種など様々な問題を取り上げるミュージカル作品の日本初演ということで、森崎さんは「ある意味プレッシャーを感じてはいますが、こうして日本での初演に参加できる喜びのほうが今は大きいです。この時代に伝えるべきメッセージがたくさん詰まってると思うので、頑張ろうという気持ちです!」と、力強く語ります。「僕たちが世界に向けて発信していく喜びを感じています」と話す髙橋さんは「この作品自体がとても楽しくて、コミカルさがありつつも、愛を描いた部分もあります。真剣にいろんな問題に取り組んで形にしていくのが楽しみです!」と、目を輝かせていました。
主人公のジェイミー役をWキャストで演じる2人に、記者からお互いのことについて聞かれると、森崎さんは「颯くんと呼ばせていただいてるんですけど、颯くんは練習で自信なさそうに歌ってるんですよ。でも、理解して掴むと、めちゃめちゃ早いです。その瞬発力と言いますか、爆発力がすごいと感じています」と、髙橋さんの稽古中の様子を明かして絶賛。続けて「Wキャストで共に作り上げていくものですけど、どこか負けないように頑張らなきゃいけないなという気持ちで今は練習しています」と競争心も見せた森崎さんに、髙橋さんも「負けたくない気持ちは僕もあります!」と対抗! それだけでなく「ウィンさんのことはすごく信頼していて、頼もしくて。隣で背中を追う気持ちで取り組んでいます。あと、ウィンさんも爆発力がある方です!」と、森崎さんへのリスペクトも抱く髙橋さんでした。
2人の足元は真っ赤なハイヒール。「今こうして(平然と)話してますが…」と切り出す森崎さんは「めちゃめちゃ痛いです(笑)」とぶっちゃけ! 「でも履くとスイッチが入るんです。そのスイッチに任せてふわふわいっちゃうと怪我に繋がるので、今はトレーナーと一緒に足を鍛えてます。スクワットをめちゃめちゃやってます」と、公演に向けてトレーニングに余念がない様子。一方、髙橋さんは「(ヒールが)高いです。もうちょっと低くならないかなぁ……」と笑いを誘いながら、「ウソです(笑)。せっかくドラァグクイーンになる夢を追いかけられるので、楽しみで仕方がないです」とやる気に満ち溢れていました。
最後に今夏の開幕に向けて、主演の2人から「日本初演ということで楽しみに待って頂いてる皆さん、後もう少しです。僕らも一生懸命、稽古をして初日を迎えられるように頑張ります。劇場で会える日を楽しみにしております」(森崎さん)、「僕もすごく皆さんに会いたいです。作品を届けたいです。一緒に作品を作りたいです。お互いその日を楽しみにしましょう!」(髙橋さん)という熱いメッセージが。
多様性を求める現代社会を描きつつ、とびきり楽しく、愛に包まれた本作。8月の開演をお楽しみに!

ミュージカル『ジェイミー』は、8月8日より東京建物Brillia HALLにて開幕。大阪、愛知公演など、公演詳細についてはInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information

ミュージカル『ジェイミー』
<期間・会場>
東京公演:2021年8月8日 (日・祝) ~2021年8月29日 (日) @東京建物Brillia HALL
大阪公演:2021年9月4日(土)~2021年9月12日(日) @新歌舞伎座
名古屋公演:2021年9月25日(土)~2021年9月26日(日) @愛知芸術文化センター

<出演>
ジェイミー・ニュー(Wキャスト): 森崎ウィン、髙橋颯(WATWING) /
マーガレット・ニュー: 安蘭けい /
プリティ(Wキャスト): 田村芽実、山口乃々華 /
ディーン・パクストン(Wキャスト): 佐藤流司、矢部昌暉(DISH//) /
ファティマ: 伊藤かの子 / ミッキー: 太田将熙 /
サイード: 川原一馬 / サイ: 小西詠斗 / ベックス: 鈴木瑛美子 /
ヴィッキー: 田野優花 / ベッカ: フランク莉奈 / リーバイ: MAOTO /
ミス・ヘッジ: 樋口麻美 / ミス・ヘッジ(女性役U/S): 実咲凜音 / トレイ,ライカ(男性役U/S): 永野亮比己 / ライカ・バージン: 泉見洋平 / トレイ・ソフィスティケイ(ヒューゴ/ロコシャネル役カバー): 吉野圭吾 /
レイ: 保坂知寿 / ジェイミー父/サンドラ・ボロック: 今井清隆 / ヒューゴ/ロコシャネル: 石川禅

<チケット>
S席:12,800円
A席:9,000円
B席:6,000円
(全席指定・税込)

Yシート:2,000円(※20歳以下対象・当日引換券・要証明書・税込)

《公式サイト》
https://horipro-stage.jp/stage/jamiemusicaljp2021/