主演・荒木宏文を長妻怜央ら共演者全員がリスペクト!映画『漆黒天 –終の語り-』が公開、初日舞台挨拶で小宮有紗・松田凌・鈴木裕樹・唐橋充が仮面ライダー&スーパー戦隊出演当時の“忘れたい恥ずかしい話”を披露

映画『漆黒天 -終の語り-』が6月24日に全国劇場にて公開! その初日舞台挨拶が東京・新宿バルト9にて行われ、主演の荒木宏文さんをはじめ、共演の小宮有紗さん、松田凌さん、長妻怜央さん、鈴木裕樹さん、唐橋充さんが登壇しました。
(左より)長妻怜央さん、松田凌さん、小宮有紗さん、荒木宏文さん、鈴木裕樹さん、唐橋充さん
映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【ムビ×ステ】第三弾として、映画『漆黒天 –終の語り-』がついに公開に。そして、舞台『漆黒天 –始の語り-』が8月、9月に上演されます。

本作は江戸を舞台に、記憶を亡くした「名無し」と名付けられた流浪の剣士が、様々な人と出会いながら自身の記憶を探っていくミステリー物語です。
名無し役の荒木宏文さん
喜多役の小宮有紗さん
今作の撮影について荒木さんは「めちゃくちゃ楽しかったです!」と笑顔で話すと、登壇者から荒木さんについて語られ、小宮さんは「いるだけで安心です!」、長妻さんは「撮影の合間も一切闘志が減っていなかったところが素晴らしい」、松田さんは「滞在所から撮影現場まで行きも帰りも40分ぐらい歩いて移動していた」、鈴木さんは「映画を観てもらえれば荒木宏文の凄さはいっぱいあります。あと京都の古着屋を2人で巡った時は、荒木に選んでもらったものを僕が買いました。ファッションセンスもあるんですね」、唐橋さんは「役のことや体調管理の事などいろいろなことを考えているけど、煮詰っていないない凄さを感じた」と全員が荒木さんをリスペクト。
邑麻 二郎太役の松田 凌さん[
邑麻 三郎太役の長妻怜央さん(7ORDER)
続けて、邑麻二郎太役の松田さんがその弟役を演じる長妻さんの凄さについて語り、「彼が『今日の舞台挨拶緊張するから、人の字をなめるといい』って言うんですけど、それは“人の字を書いて飲み込む”だろうと思いつつ、僕は『人って食べるものじゃなかったっけ』って返したら、『確かに食べる方がおいしいかも』と言って、彼ってすごいなと思いました」と長妻さんの最新エピソードを披露。対して長妻さんは「凌くんとは前から共演したいと思っていて、会ったその日に『会いたかったです! 一緒にお芝居をさせていただきたいと思っていました』と伝えました。実際に共演したら僕が思っていた以上にストイックで、本当に魅了させていただきました」と念願叶っての松田さんとの共演に大喜び。
玖良間 士道役の鈴木裕樹さん
玄馬宗吉役の唐橋充さん
また、今作のテーマに関連して「最近気づいた今までと真逆の発見は?」という質問に、荒木さんは「刃先は自分に向けるべき」と回答。「最強の男とは考えてながらずっとジムのサンドバッグを叩いているうちに、強さは自分に向けなければいけない、自分を律するために強くなることを目標にしなければいけない、自分を律するために強さは自分に向けないといけないということに気付けました。その代わり拳はボコボコになりましたが」と経緯を語りました。
荒木さんを褒め称えている唐橋さん
兄弟役の松田さんと長妻さん。舞台挨拶でも息の合ったやり取りを披露
さらに「忘れたいほど恥ずかしい話」というテーマトークでは、荒木さんは即座に「ない! 他の人に聞いてください」と断言。続けて小宮さんが2012年に出演した特命戦隊ゴーバスターズでの撮影エピソードに触れ「撮影時間が朝4時半と早くて、寝ぼけてブラをしないまま撮影所に行っちゃったことがあって、衣装さんに『スーツアクターさんのブラを貸してもらえませんか?』って言ったんですけど止められて、撮影所近くの自宅まで引き返しました」と登壇者全員が驚く、とっておきの秘話を披露。すると東映特撮作品出身の唐橋さん、松田さん、鈴木さんもそれぞれ当時の恥ずかしいエピソードを披露する流れに。
荒木さんとともに「獣拳戦隊ゲキレンジャー」(2007年)に出演していたの鈴木さん(漢堂ジャン/ゲキレッド 役)は「VSシリーズでボウケンジャーのメンバーと共演したんですが、ラストシーンの撮影に5時間遅刻したんです。先輩方を待たせてしまった後の撮影で、僕が『ボウケンジャーのみんな、ありがとな!』と握手を求めた後に、ボウケンレッドの高橋光臣くんのセリフが『俺たちもゲキレンジャーを見習わないとな』だったんです。本当にすいません!!!」。「仮面ライダー555」(2002年)に出演していた唐橋さん(海堂直也/スネークオルフェノク 役)は「ロケ弁を食べて撮影に臨んでオンエアを見たら、歯に海苔がくっついていたんです。それ以降撮影現場でお弁当が食べられなくなった」。「仮面ライダー鎧武」(2013年)に出演していた松田さん(城乃内秀保/仮面ライダーグリドン 役)は「スピンオフで吉田メタルさんと主演作に出させていただいた時に、ラストシーンで、僕が演じる城之内のモチーフでもある眼鏡をしないまま撮影していました。眼鏡をかけていないことがわかった直後に、頭を擦り上げて土下座しました」と、どれも超ド級の恥ずかしい話が語られました。
鈴木さんのゲキレンジャー大遅刻エピソードに登壇者全員が大爆笑
最後に荒木さんから「この作品は“表と裏”“光と影”と表裏一体になっている部分が多くて、この作品を観るコンディションが違えば、答えも違っていく作品になっていますので、一度ならず何度も観ていただければと思います」と意味深いメッセージを残して、舞台挨拶は終了しました。

【STORY】
「この町で……俺を見たことはないか?」
ぼろを纏った男(荒木宏文)が江戸の町に現れた。

男はなりゆきから喜多(小宮有紗)というコソ泥女を助ける。
喜多は「助けてくれた」お礼にと、記憶を失くした男に<名無し>の名を与えて、狂言作者の玄馬(唐橋充)、ごろつきの邑麻兄弟(松田凌・長妻怜央)らを巻き込みその素性の手がかりを求めはじめる。

現状で名無しについてわかっている事実は、どうやら自分は謎の剣客たちに命を狙われている、ということ。
しかもその度に圧倒的な剣技で返り討ちにしてきたらしい。
なぜ自分がこれほどまでに強いのかも思い出せない。
だが、町で悪事の限りを尽くしてきたという<日陰党>の名を聞いた時、記憶の中にただひとつ残る<愛する者の死に際>が思い出される。

同じ頃、与力である玖良間士道(鈴木裕樹)や皿月壬午(小澤雄太)はある計画を実行に移そうとしていた。

愛する者の死の記憶、尋常ならざる剣の腕、その命をつけ狙う謎の刺客たち
……どうやらこの男には、何かある――

映画『漆黒天 -終の語り-』は現在全国公開中。また舞台『漆黒天 –始の語り-』は8月5日よりサンシャイン劇場にて東京公演、8月31日より梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて大阪公演がそれぞれ上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

@2022 movie-st

☆Information
映画『漆黒天 -終の語り-』
全国公開中!

【出演】
荒木宏文
小宮有紗 松田凌 長妻怜央(7ORDER)
橋本祥平 松本寛也 / 小島藤子
梅津瑞樹 小澤雄太 鈴木裕樹
唐橋充 / 宇梶剛士

【脚本】末満健一
【監督・アクション監督】坂本浩一
【音楽】和田俊輔

舞台「漆黒天 -始の語り-」
東京公演:2022年8月5日(金)~8月21日(日) サンシャイン劇場
大阪公演:2022年8月31日(水)~9月4日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

【出演】
荒木宏文
松田凌 長妻怜央(7ORDER) 梅津瑞樹 / 小島藤子
橋本祥平 松本寛也 加藤大悟 安田桃太郎
小澤雄太 鈴木裕樹

【作・演出】末満健一

【チケット】
<全席指定>9,500円(税込)
ローチケ https://l-tike.com/shikkokuten/

《映画・舞台共通公式サイト》
https://toei-movie-st.com/

《公式Twitter・公式Instagram》
@toei_movie_st

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