荒木宏文「いろんな答えを準備して、舞台へ!」映画『漆黒天–終の語り–』大ヒット御礼舞台挨拶に松田凌・長妻怜央・梅津瑞樹・松本寛也・小澤雄太・鈴木裕樹らが登壇、オフィシャルレポートをUP

"主演:荒木宏文×脚本:末満健一×監督・アクション監督:坂本浩一"でおくる、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【ムビ×ステ】の第三弾、映画『漆黒天 -終の語り-』大ヒット御礼舞台挨拶が7月9日に東京・新宿バルト9にて行われました。荒木宏文さん、松田凌さん、長妻怜央さん、梅津瑞樹さん、小島藤子さん、松本寛也さん、小澤雄太さん、鈴木裕樹さん、映画の脚本、舞台の作・演出を務めた末満健一氏が登壇、8月5日から始まる舞台『漆黒天 ー始の語り−』の稽古場の様子なども語りました。スマートボーイズではオフィシャルより到着した舞台挨拶レポートをご紹介します。
《大ヒット御礼舞台挨拶オフィシャルレポート》
今回映画と舞台両方の出演する荒木宏文さん、松田凌さん、長妻怜央さん、梅津瑞樹さん、小島藤子さん、松本寛也さん、小澤雄太さん、鈴木裕樹さん、そして映画の脚本、舞台の作・演出を務めた末満健一氏が登壇。
荒木宏文さん
公開初週にミニシアターランキングで1位を獲得したことに観客から大きな拍手が!!絶好調なスタートを切った本作に荒木さんは、「次の週も3位!次の週までランクインしているということがすごい!」と感謝を述べました。
松田凌さん
長妻怜央さん
またムビ×ステシリーズでは初の映画で結末、舞台でその前日譚を描くという手法に末満氏は「まだ第3弾だし、もしかしたら次回作も結末から始まるかもしれない。でもせっかくの連動企画なのでムビステならではの楽しみ方をしてほしいですね。それにあれが本当の結末かわからないし…(笑)」と述べ、会場をざわつかせました。

今回初めて舞台挨拶に登壇した小島さんは、「実は荒木さんとしかほとんど共演してなくて。でも話的にはシリアスなんだけど、撮影中は子供たちとわちゃわちゃしてて…」と答えると、荒木さんも「すごく平和な現場だったよね」と思い出を振り返ります。また実はこの作品の前に夫婦役で共演していた松田さんと小島さん。これには松田さんも「実は一抹の嫉妬を抱えつつ今回の撮影に挑んだんですけど…(笑)」と話し、会場の笑いを誘い、一方で小島さんに過去共演したことをすっかり忘れられた小澤さんは、「僕と共演した時はレディースの総長をされていてね。まぁ本人忘れてますけど?(笑)」と拗ねながら答えました。
梅津瑞樹さん
小島藤子さん
さらに、8月5日から上演となる舞台『漆黒天 ー始の語り−』の稽古も始まっているとのことで、座長を務める荒木さんは「稽古はまだ前半戦。でも映画の舞台挨拶で舞台の話ができるって不思議だね!これ連動してないとなかなかないよ!」とムビステならではの舞台挨拶に喜んでいました。

稽古での様子を聞かれた長妻さんは、「二郎太お兄ちゃんがね、ツボなんです(笑)。2人での掛け合いのお芝居がすごい楽しくて!」と満面な笑みで語ると、これを受けて二郎太として長妻さんの兄役を演じた松田さんは「でも皆様ご存じの通り、三郎太の方が面白いです!実は面白いエピソードがあるんですが、舞台後のアフタートークに話します。だから舞台に来てください!」と巧みに観客を舞台へと誘致し、これにはキャストも「うまい!」と拍手喝采。

さらに梅津さんが稽古中に「急に奇声をあげる」と演出を提案したそうで、「梅津から聞いたことのない声を聞いたので採用したんですが、本当いるかどうかは一旦冷静に判断しようかなと思います(笑)」というと末満氏が答えると、梅津さんは「え、でもいりますよね…?」とすかさず入り込み、会場からは梅津さんを擁護する拍手が上がりました。

また一方で鈴木さんは、「和気藹々としてますが、ここからだんだん殺陣の稽古が進んでくるので、これはすごい作品になるぞ!と実感してきてます!」と舞台稽古の様子を振り返り、これを受けて小澤さんは「(鈴木さん演じる)玖良間は映画とは全然違いますよ!彼のの人間性が見えるので、ぜひ見てほしい!」と流れるようにベタ褒め。舞台での二人の絡みがますます楽しみとなりました。
松本寛也さん
小澤雄太さん
またこの度、舞台に出演する加藤大悟さんと共に宣伝隊長に任命された松本さん。ムビステシリーズでは毎回宣伝隊長をしている松本さんは、「またこの質問?舞台どうだったの、とかないの?」聞くと、ないですね、とMCがすっぱり。このやりとりに会場も大爆笑。「宣伝隊長お願いしますって電話きて。でも何するのって聞いたら何も決まってなくて(笑)。じゃあ僕から提案をして、まず僕の本業がカメラマンなのでね・・・」と冗談を交えて軽快に話すも、撮影は本当にするということで、松本さんが撮った写真に、加藤さんが投稿文を作ってムビステ公式Twitterに投稿するという戦略に!「公式Twitterをフォローするとここでしか見れないキャストの表情が見れますよ!チケット売れますようにと願いを込めて撮ってます!」と宣伝隊長らしくしっかりと舞台を宣伝しました。
鈴木裕樹さん
末満健一氏
舞台の演出について聞かれた末満さんは、「映画のようにカットをかけて衣装を変えて一人二役を演じ分けることができないので、そこの演出の仕方や、荒木くんの切り替え方も見所になります。あと映画でちょっとしか出れなかった梅津くんの演じる嘉田蔵近という役がなぜ冒頭に出てきたのか、舞台を見れば理由がつながります。舞台を見れば映画が見たくなって、舞台を見れば映画を見たくなる、メビウスの輪みたいに興味を持ってもらえると思います」とアピールしました。
最後に荒木が「漆黒天、たくさんの人に支えられてここまできました。そろそろ終わりを迎える映画館もあると思いますが、舞台までにいろんなタイミングで見るといろんな答えが出てくると思います。いろんな答えを準備して、舞台にお越しいただければと思います。」と話し、舞台挨拶の幕は閉じました。

【ストーリー】
「この町で……俺を見たことはないか?」ぼろを纏った男(荒木宏文)が江戸の町に現れた。
男はなりゆきから喜多(小宮有紗)というコソ泥女を助ける。喜多は「助けてくれた」お礼にと、記憶を失くした男に<名無し>の名を与えて、狂言作者の玄馬(唐橋充)、ごろつきの邑麻兄弟(松田凌・長妻怜央)らを巻き込みその素性の手がかりを求めはじめる。
現状で名無しについてわかっている事実は、どうやら自分は謎の剣客たちに命を狙われている、ということ。
しかもその度に圧倒的な剣技で返り討ちにしてきたらしい。なぜ自分がこれほどまでに強いのかも思い出せない。
だが、町で悪事の限りを尽くしてきたという<日陰党>の名を聞いた時、記憶の中にただひとつ残る<愛する者の死に際>が思い出される。
同じ頃、与力である玖良間士道(鈴木裕樹)や皿月壬午(小澤雄太)はある計画を実行に移そうとしていた。

愛する者の死の記憶、尋常ならざる剣の腕、その命をつけ狙う謎の刺客たち
……どうやらこの男には、何かある。

映画『漆黒天–終の語り–』は現在全国公開中。また舞台『漆黒天 -始の語り-』は8月5日よりサンシャイン劇場にて東京公演、8月31日より梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて大阪公演がそれぞれ上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

@2022 movie-st
☆Information
映画『漆黒天 -終の語り-』

全国公開中

出演:
荒木宏文
小宮有紗 松田凌 長妻怜央(7ORDER)
橋本祥平 松本寛也 / 小島藤子
梅津瑞樹 小澤雄太 鈴木裕樹
唐橋充 / 宇梶剛士

脚本:末満健一
監督・アクション監督:坂本浩一

舞台『漆黒天 -始の語り-』

日程・会場
《東京公演》2022年8月5日(金)~ 21日(日) サンシャイン劇場
《大阪公演》2022年8月31日(水)~9月4日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

出演:
荒木宏文
松田凌 長妻怜央(7ORDER) 梅津瑞樹 / 小島藤子
橋本祥平 松本寛也 加藤大悟 安田桃太郎
小澤雄太 鈴木裕樹

工藤翔馬 榮桃太郎 澤田圭佑 下尾浩章 菅原健志 杉本佳幹 宮永裕都 横山慶次郎

作・演出 末満健一

<チケット・全席指定>
9,500円(税込)
※未就学児入場不可

【映画舞台共通公式サイト】
https://toei-movie-st.com/

関連News