校條拳太朗×杉江大志×佐々木優佳里(AKB48)が挑むジェットコースターサスペンス、舞台「WORLD 〜Change The Sky〜」が開幕!ゲネプロ舞台写真&囲み取材コメントUP

校條拳太朗さん、杉江大志さん、佐々木優佳里さん(AKB48)がメインキャストを務めるサスペンス劇、舞台「WORLD ~Change The Sky~」が2021年6月27日に東京・なかのZERO 大ホールにて公演開幕を迎えました。
前日に行われた公開ゲネプロでの舞台写真とともに、囲み取材にてキャストが語った意気込みコメントをお届けいたします。

新キャストを迎え三度目の上演! 舞台「WORLD ~Change The Sky~」が開幕
菅野臣太朗氏が脚本・演出を手掛ける舞台「WORLD」とは、2013年に初演、2016年に再演が行われ、人気を博したジェットコースターサスペンス。
初演から8年の時を経て三度目の上演となる今回は、数多くの舞台作品に出演する人気俳優の校條拳太朗さんと杉江大志さん、そしてAKB48・チームBの人気メンバーである佐々木優佳里さんがメインキャストをつとめ、初演から唯一、同役にて続投している金山一彦さんも出演します。
ほか共演には、田中稔彦さん、小笠原 健さん、柏木佑介さん、山木 透さん、伊阪達也さん、武田知大さん、國島直希さん、柴 小聖さん、鎌田亜由美さん、川口直人さん、川名浩介さん、坂元健児さん、水谷あつしさん、藤原習作さん、渡辺慎一郎さん、武智健二さん、吉田晃太郎さん、渡辺裕之さんと、注目の若手からベテランまで、幅広いフィールドで活躍する実力派俳優が集結しました。

【舞台写真】

2021年、雨が降る夜に警察官が「レインコートの男」に殺害される事件が発生し……
新宿南警察署・捜査一課の刑事たちが、犯人の行方と動機を追う
ある死刑囚からの告発を聞いた文潮社の記者たちも、事件の謎に迫っていく
奥多摩の孤児院で育った相沢顕示は、妻と新築の家で幸せな家庭を築きはじめる
不動産ブローカーの影浦は、元・工藤組構成員の碓氷、桜庭を手駒にして動いていた
「レインコートの男」が犯した事件を、18年前の事件被害者の妹・飯島久留美は目撃し……
記者の浅沼は、死刑囚・瓜生の証言によって二つの事件に隠れる真相に近付いていく
事件が起きた孤児院で育った二人と、被害者の妹が揃うことになり……
今の日常を守りたい顕示は、幼なじみである龍司の凶行を止めようと声をかけるが……
事件の真相が分からないまま、大切な人を奪われた龍司の憎しみは暴走していく
姉の死にとらわれたままの久留美のもとに、仮釈放された国立が姿を見せ……
演戯「ヴィジュアルプリズン」-月世饗宴-の全メインキャストが解禁!
18年前に起きた事件の真相が明かされたとき、果たして“世界”はどう変わるのか?
【あらすじ】
2021年 生温かい雨が降る深夜の東京。
派出所で第二当番中の警察官が、何者かによって殺害された。大量の返り血を浴びたはずの犯人の痕跡は、鈍く降り続けている雨によって洗い流されてしまった。「レインコートの男」と称される犯人の行方を追う警察と、憎しみに満ちた瞳を持つ女性。そして夜が明けても止むことのない雨の中、二人目の犠牲者が発見される。

2003年 冷たい雨が降る深夜の奥多摩。
孤児院で残業勤務をしていた保育士が、恋人よって殺害された。第一発見者でもあるこの男は、近くの派出所に勤務する地域警察官だった。何度も求婚を断られ暴走した独占欲を抑える事が出来ず、男は衝動的に手をかけてしまった。気の遠くなる様な18年を、壁と生きてきた男は、今もなお愛しい女の影を追いかけている。

そして夜が明けても止むことのない雨の中、「レインコートの男」に近付いていく。生暖かくも冷たい雨が降った中で起こった二つの殺人事件。この二つの事件が一人の男によって繋ぎ合わされた時、世界は音を立てずに崩れ去っていく。

今、私達が生きているこの世界は、生き抜く為に対応するほどの価値があるのだろうか? 今、私達は生きている理由が分からないまま、この混沌とした世界を生きていていいのだろうか?

「いつか変わるだろう」「誰かが変えてくれるだろう」に嫌気がさした…。矛盾と不条理のこの世界を変えようとした人間たちの物語。

(後列左から)柏木佑介さん、田中稔彦さん、坂元健児さん、小笠原 健さん、山木 透さん
(前列左から)金山一彦さん、佐々木優佳里さん(AKB48)、校條拳太朗さん、杉江大志さん、渡辺裕之さん
ゲネプロ直前に行われた囲み取材では、キャストを代表して校條拳太朗さん、杉江大志さん、佐々木優佳里さん(AKB48)、田中稔彦さん、小笠原 健さん、柏木佑介さん、山木 透さん、坂元健児さん、渡辺裕之さん、金山一彦さんの10名が登場。まずはそれぞれ、自身の役どころを語ってくれました。

■連続殺人犯/三上龍司役・校條拳太朗さん
「三上龍司は18年前に起きた殺人事件にとりつかれて、色々と事件を起こしてストーリーを泥沼化させてゆくキャラクターになっております」

■会社員/相沢顕示役・杉江大志さん
「顕示は龍司の幼馴染で、同じ事件に関わっているんですけれども、顕示は新築の家を買って、新婚で、今はとっても幸せを築いている中で……。果たしてその幸せがどうなっていくのか、見てほしいなと思います」

■奥多摩孤児院殺人事件の被害者・飯島楓の妹/飯島久留美役・佐々木優佳里さん
「久留美はこの物語の中でも、本当に憎しみっていうのを一番大きく持っている人だなと思っていて、18年前の事件のこともそうですし……その事件から18年間生きてきた久留美の人生や、抱えてきた気持ちが報われるように、一生懸命ブレずに演じてきたいなと思います」

■文潮社の記者/浅沼達樹役・田中稔彦さん
「僕は雑誌社で働いている記者の一人なんですけども、今回の事件の真相に最も早く辿り着いて、それをどう明るみに、世間に出して行こうかと方法を探っている人物です。熱いキャラクターですので、この作品の熱量を上げていきたいなと思っております」

■新宿南警察署・捜査一課/犬飼 猛役・小笠原 健さん
「とにかく明るくハッピーに、この作品のムードメーカーとして頑張りたい……その真逆です(笑)。ちょっと今滑っちゃいましたけど、気を取り直して。情熱があって、男気があって、この事件に一番翻弄されるような人間なんですけれども、それでも迷宮に立ち向かっていく、まっすぐな刑事です」

■文潮社の記者/葛城要人役・柏木佑介さん
「稔くん(田中さん)と同じく雑誌社で働いている者なんですが、みんながこの重い題材にチャレンジしている中、唯一笑顔を出せることができるキャラクターなのかなと思っております。少しでも空気を軽くできたらいいなと思って挑戦しているので、是非そのあたりも見ていただけたら嬉しいなと思います」

■新宿南警察署・捜査一課/柳原太三役・山木 透さん
「柳原正輝(演・渡辺裕之さん)の息子になります。現場にはあまり出たことがない、キャリア組のお坊ちゃん刑事という役柄なんですが、そんな中でも彼の理想があって、自分の正義感を出していくようなキャラクターになっております」

■警視庁/柳原正輝役・渡辺裕之さん
「警視監で、柳原太三のお父さん役なんですが、詳しく説明できない事情がありまして……このストーリーの中ではキーマンと言うんでしょうか、そういう役柄です。キャリア組で、警察のトップまでのし上がってきた役柄であります。見てのお楽しみです」

■不動産ブローカー/影浦志郎役・坂元健児さん
「不動産ブローカーをやっている、影浦志郎という役です。この人物は、自分の哲学や思想から人生をゲームのように楽しんでいるそんな人物です。その辺にいなさそうで、実はリアルにいるんじゃないか、というキャラクターになればいいなと思っております」

■元警察官・奥多摩孤児院殺人事件で逮捕された男/国立周蔵役・金山一彦さん
「僕も渡辺さんと同じで、言いたいんですけど言えないような役柄でして。18年前に久留美のお姉さんと恋仲にあって、そのお姉さんが殺され、犯人として18年間収容され、仮釈放で出てきたんですけれども、僕の役のイメージで言うならば、真っ暗なトンネルの中をひたすら小さな明かりを目指して走り続けてきたような男で……。果たして国立が何をするために仮出所してきたのか、どうぞ劇場で見ていただければと思います」

続く質疑応答では、「この作品から観客に何を得てほしいか」という質問に対し、主演の校條さんは「今作は作品であって作品じゃない、誰かの人生の一部を切り取ったようなものだと僕は思っていて。それぞれの正義や悪が出てくるんですが、正義っていうのは結局その本人だけのものであって、他の人から見たら悪だったりすると思うんです」と前置きをした上で、「この作品を見て何か変わってほしいとは言いませんが、共感できる部分も多いと思うし、見た方の景色がちょっと違って見えたら嬉しいなと思います」と回答。

すると杉江さんも、「僕は、この作品が“世界”について考えるきっかけになったらいいなと思っていて。“世界”っていうのは、世の中もそうですし、国とかもそうですけど、例えば自分の家のベランダから見える景色が、この作品を見た後にちょっと違ったもの感じる、そういう風に何か考えるきっかけになったら素敵だな、と思います」と、タイトルでもある『WORLD(=世界)』が意味するものを挙げてコメント。
さらに、「あとは今、情報がすごく溢れている時代だなと思いますので、その情報の中から正しいものを選ぶための、思考のきっかけになったらいいなと思います」と、ひとつの真実が多角的に描かれていく今作に寄せて答えます。

ほか取材では、今作の見どころとして、2016年版の上演にも出演した田中さんより「演出の菅野さんから『今回は前回(2016年版)よりも、音楽を半分にした』と聞きました。音楽って、作品を盛り上げるためにはとても重要なものなんですが……多分、皆さんが普段の生活をしていて、ドラマチックな瞬間に、ドラマチックな音楽が流れることはないと思います。これは、そこで生きている人間の息遣いだったり、反応だったりを、より密に感じてほしい、という菅野さんの狙いだと思いますので、そういう瞬間をキャッチしていただけるとすごく嬉しいです」というコメントも。静かに、そしてリアルに展開していく緊迫感のあふれた演出にも注目です。

最後は観客へのメッセージとして、佐々木さんは「本当にスピード感のあるお話です。一人一人の熱量だったり、気持ちを、舞台で受け取っていただけたらなと思います」と、杉江さんは「正義がどうとか、難しいことをたくさん言いましたけど、僕は初めて台本を読んだ時に、この物語自体がすごく面白いなと思って。サスペンスとしてドキドキしながら台本をお尻まで一気に読んだので、まずはそれを楽しみに劇場に足を運んでいただいて、その中からちょっとだけ、見た後には『こんな風にも考えられるな』とか、考えてもらえたら嬉しいなと思います。頑張ります!」と、それぞれコメント。

そして校條さんは、「僕らは一つの作品の中のキャラクターなんですけども、それぞれが違う想いを持って突き進んでぶつかっていったりと、まさに人間の生きる様を描いていると思います。その生き様を感じていただけたら!」と語ってくれました。

舞台「WORLD ~Change The Sky~」は、2021年6月27日~7月4日まで全11公演が東京・なかのZERO 大ホールにて上演中です。ほか公演に関する最新情報は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

■杉江大志 山木透 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

■公演概要
【公演名】「WORLD ~Change The Sky~」

【公演日時】2021年6月27日(日)~7月4日(日) 全11公演
【会場】なかのZERO 大ホール(東京都中野区中野2丁目9-7)

【チケット料金】
当日券:9,800円(全席指定/税込)
【チケット販売URL】
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/world2021/
ローチケ https://I-tike.com/world/
イープラス https://eplus.jp/world2021/

【出演者】
校條拳太朗、杉江大志、佐々木優佳里(AKB48)
田中稔彦、小笠原健、柏木佑介、山木透、伊阪達也、武田知大、國島直希
柴小聖、鎌田亜由美、川口直人、川名浩介
坂元健児、水谷あつし
藤原習作、渡辺慎一郎、武智健二、吉田晃太郎
渡辺裕之
金山一彦 他

【スタッフ】
脚本・演出:菅野臣太朗
音楽:野田浩平
企画:古河聰
後援:TOKYO FM
主催:舞台「WORLD」製作委員会(Ask/サンライズプロモーション東京ぴあ)

【お問合せ】
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00〜15:00)

≪公式サイト≫
www.world-the-stage.com
≪公式Twitter≫
@WORLDSTAGE_info

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