6月9日に東京・新宿のシアターサンモールにて開幕した舞台「白からはじまる世界」が、現在絶賛上演中です。

今作は、ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』で第35回向田邦子賞を受賞し、話題のTVドラマ・映画・舞台と多くの脚本を手がける東京マハロの矢島弘一氏(東京マハロ)によるが新作書き下ろし作品。

当初は2020年6月に上演予定も新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になりましたが、丸1年を経て延期公演が決定。

アイドルグループ「モーニングドレス5」に所属しつつ小説家を目指している主人公の葛藤と家族やその周りの人間関係を鋭く描いた作品で、当初出演予定だった、主演の井澤勇貴さん、共演の小野健斗さん、清水一輝さん、百瀬朔さん、森一弥さん、西野優希さん、宮下貴浩さん、富田翔さんが続投。新たに水原ゆきさん、篠原あさみさんを新キャストに迎えての上演となります。

スマートボーイズでは、開幕直前に行われたゲネプロを終えたばかりの井澤勇貴さん、小野健斗さん、清水一輝さん、百瀬朔さん、富田翔さんの5名による独占コメントをお届け！ 開幕を直前に控えての意気込みや、今作の見どころを語ってくれました。さらに劇中オフィシャルショットもお届けします！

≪独占コメント≫
井澤　見どころは1から10まで全部です！！ こういうご時世で、観劇すること自体を自粛されている方もいらっしゃると思いますので、強く言えない部分もありますが、この作品を一度観て、また観たいと思っていただけたら、ぜひ観に来て欲しいなと思うぐらい僕はこの作品が好きです。
この作品のキャラクターの中には「こういう人いるよな」という人もいれば「こんな奴いたら嫌だな」という人もいて、本当に人間味あふれるキャラクターが多いです。今回主演を演じますが、殺陣が多いとかカッコいいシーンがいっぱいあるとかではなくて、先頭に立たせてもらっているからこそ、人間味のある弱々しいセリフや、人生に右往左往している姿を観ていただくと、きっとお客様の中にも「この人の言っていることがわかる」といったキャラクターっていっぱいいると思うんです。だからこそ何度も観に来て欲しいなと思います。千秋楽まで頑張ります。
あと宮下さんの髪の毛が唯一無二で、横から見る鼻の形がすごくカッコいいので、その部分も見どころです。

小野　演出の矢島さんが「こういう脚本を書いたことがない」と仰っていて、そういう作品に僕も携わらせていただけて本当によかったなと思いますし、期待以上のものが出来ていると思います。
ストレートの作品かなと思うところが、実は歌や踊りが盛り込んであったりで、そういった部分でも楽んでいただけると思います
あとは宮下さんをはじめとする個性豊かな役者さんが集まっていますので、そちらも絶対に楽しいと思います。
中止になってから時間が経った作品ということもあって、その分一年間いろいろなこと自分の中で考えさせられ、それを発揮するところが出来たので、全力で挑んでいきたいです。

清水　今のご時世で大変な時期で不安もある中、それぞれが抱えている悩みや弱さを真っすぐに伝えている舞台で、好きなセリフもたくさんあって、僕自身ももう一度考えさせられる作品だと思いました。
僕がアイドルを演じるというのは、見た事ないと思うので、そこは見どころかなと思います。初のアイドル役で、皆さんにいろいろと教えていただいて、精いっぱい頑張っているので、全力で楽しみながらしっかりお届けしたいと思います。

百瀬　家族だったりグループだったりいろいろなキャラクターがいますが、濃いキャラクターもたくさんいて、観てくださっている人がどこに当てはまるのかなということを考えながら観てもらうと、お客様によって見方も違うと思うので、そのあたりを楽しんでもらえたらなと思います。
千秋楽まで頑張ります！

富田　いろいろな公演がコロナの影響で中止になっている中で、延期で1年後に出来るということがまず一番有難いことで、一年前にはこうなっていなかったなと思うところも多くて、その一年後に改めて演じられるという、大げさで言えば運命的なものも感じますし、その中で僕らが出来ることを今全力でやれる状況があることが大切なところです。
個人的には、普通の家族とは違ってひとつ変わった家族像みたいなのがこの家族にはあって、そこを表現できればな思っていて、僕自身も被る部分もあって、アイドルグループの「モーニングドレス5」側との人間関係と井澤くん演じる主人公が家族やアイドルと葛藤するところをいい具合で影響を与えられたらと思います。生の空間で感じることがより一層難しくなっている中で、空気感を存分に楽しんでいただけるようにそこを大切に演じたいです。

≪劇中オフィシャルショット≫

≪あらすじ≫
アイドルグループの中で歌って踊る男のもう一つの顔は小説家。いつか小説家として頂点に立つ夢を抱いているが、そう簡単に良作が生まれはずもなく、皆からバカにされ、反対される。迷った挙句、最後に選んだ題材は「自分の家族」。

その物語は見事にヒットし日の目を見る。しかしそれは不幸への始まりでもあった。

舞台「白からはじまる世界」は6月16日まで上演。最新情報はInformationから公式サイトおよび公式Twitterをチェックしてください。

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