舞台「剣が君-残桜の舞-」再演が、2021年6月2日に東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて開幕しました。
2020年7月に上演された初演をよりブラッシュアップし、浜浦彩乃さん、櫻井圭登さん、小坂涼太郎さんら一部キャストも新たに迎えた本公演より、ゲネプロ(日替わりルート：九十九丸、螢)での舞台写真と、メインキャストより寄せられた開幕コメントを速報でお届けいたします。

「剣が君」とは、2013年にWindows用ゲームソフトとして発売された、Rejetによるアドベンチャーゲームシリーズ。
和風伝奇アドベンチャーゲームとして大ヒットした女性向け作品で、イラストレーターの「読」が手掛ける美しく繊細なイラスト、「剣か、君か」の切ない物語、膨大な作品ボリューム、物語にあった美しい音楽、それぞれが奇跡的な融合を果たしており、ユーザーから非常に高い評価を受け、海外にも多くのファンを獲得。
2015年にはPlayStation Vita版『剣が君 for V』 、2016年にはPSVita版の続編『剣が君 百夜綴り』が発売され、2021年6月24日には、「for V」と「百夜綴り」をセットにしたNintendo Switch版『剣が君 for S』が発売予定となっています。

2020年7月に上演された舞台「剣が君-残桜の舞-」の再演となる本公演では、香夜役の浜浦彩乃さん、九十九丸役の櫻井圭登さんら新たなキャストも迎え、螢役の反橋宗一郎さん、黒羽実彰役の秋沢健太朗さん、縁役の谷 佳樹さん、鷺原左京役の田中稔彦さん、鈴懸役の杉江大志さん、徳川家光役の徳山秀典さんら、初演から引き続き出演するキャストにも実力派俳優陣が勢揃い！
また今回の再演では、新たに歌が追加されたほか、劇中にてメインキャラクター6人(九十九丸、螢、黒羽実彰、縁、鷺原左京、鈴懸)の日替わりルートが2シーンずつ展開されます。
ほかキャストと配役は下記の通り。

<キャスト>
香夜：浜浦彩乃
九十九丸：櫻井圭登
螢：反橋宗一郎
黒羽実彰：秋沢健太朗
縁：谷 佳樹
鷺原左京：田中稔彦
鈴懸：杉江大志
柳生三厳：新井雄也
服部半蔵：彩木咲良
松平辰影：米原幸佑
徳川家光：徳山秀典
斬鉄：小坂涼太郎
シグラギ：福田佑亮
ハバキ憑き：千田阿紗子
マダラ：根岸可蓮
ハチモク：山中翔太
鼓法眼：鈴木祐大
七重：春名真依
朝倉宣正：丸山正吾

石井凌 和泉治希 海本博章 武岡宏樹 蜂谷匠平 山田隼人 若林佑太

【舞台写真】

【開幕コメント】
■香夜役：浜浦彩乃さん
この度、再演という事で前回よりもレベルアップしたものをお届け出来る様に日々の稽古をみんなで頑張ってきました。
殺陣や歌の細かい部分まで、力を入れている作品なので、私たちの熱い気持ちを直接体感していただけると嬉しいです。
舞台を届けるのが難しいご時世ではありますが、この作品が皆さんの生きる糧になる様に最後まで全力で駆け抜けます。
最後まで、応援よろしくお願いします!!

■九十九丸役：櫻井圭登さん
このご時世にお芝居を皆様に届けられる事、心より幸せに思っております。
今回、剣が君初参戦なのですが、とても愛のあるカンパニーで毎日楽しく稽古させて頂きました。僕が今回演じさせて頂く九十九丸なのですが、本当に眩しくて眩しくて、日に日に愛が膨らんでいます。
そしてなんと言っても、アクションが多い舞台なので、皆様に迫力のある舞台を届けたいなと思っております。
皆様に大切な想いを届けます。千秋楽までどうぞ、応援宜しくお願い致します!!

■螢役：反橋宗一郎さん
兎に角また剣が君の世界に帰ってこれて、また螢をやれて、めちゃくちゃ嬉しいです。
再演ですが、新作の気持ちで限られた稽古時間でしたが全員で追い込みました。
改めて日替わりルートによってこんなに見え方が変わる作品は他にないのではないかと思います。
初演キャストの想いも背負って剣が君を生き抜きたいと思います。
命を刻む音を堪能してください。

■黒羽実彰役：秋沢健太朗さん
今回再演にあたり顔合わせの際演出の浅井さんから「より役を深めていきたい」という第一声から始まりました。
僕自身黒羽実彰が抱える心の傷の深さや生い立ち、剣の流派やいつ頃から我流になり幼少期からどう育ったのか等出来る限り彼自身を知って稽古に臨んでみました。
すると新しい感情が生まれてきて、初演より台詞のやり取りや台詞がない時の居方や分量ががらっと変わったと思います。
さらにブラッシュアップを目指し、少ない時間の中でスタッフさん、キャスト、みんなで稽古をしてきました。
細かい所まで存分に舞台「剣が君〜残桜の舞〜」を楽しんで頂けると嬉しいです。
LIVE配信等もあるので劇場に来られない方にも観て頂けたら幸いです。

■縁役：谷 佳樹さん
一年の時を経て『剣が君』の幕がいよいよ開きます。
ここに来るまで様々な困難がありましたが、今は自分たちが出来る全てを板の上に乗せて皆様に届けるだけだと思っています。
ご来場ご視聴頂く皆様が『剣が君』の世界に触れる事で日常の辛いことやストレスを忘れて、また明日から頑張ろうと思って頂けたら幸いです。
この座組全員で戦い乗り越え創りあげた世界がたくさんの方に愛して頂けますように。

■鷺原左京役：田中稔彦さん
みんなで一生懸命役を、作品を考えて作ってきました。
稽古の最後に演出の浅井さんが「ただのエンタメじゃなくて、心にズンッとくる内容になった。重い。けど、剣が君は心が疲れないと失敗だと思う！」とおっしゃっていてすごく背中を押して頂けました。
通し稽古が始まる前、自然とみんなで「やるぞ！」って気持ちを一つにしていました。そんな座組、そんな作品なんです。見所は、全部です！

■鈴懸役：杉江大志さん
『剣が君』再演いよいよ開幕です。
再演といえど、まっさらな気持ちで一から作り上げて来ました。
パワーアップしている部分も沢山ありますし、キャストが変わって新たな魅力も観て頂けると思います。
僕自身も鈴懸とより向き合い、より深いところまで感じ取れるようになったのではないかと思っています。
進化した『剣が君』ぜひ観に来てください。

■徳川家光役：徳山秀典さん
再演なのですが殺陣や所作、いろいろと新しくパワーアップした内容となっています。
初演で演じた家光を大事に、そして再演で進化した家光、篠をお見せ出来ればと思っております。
最強に磨きのかかった最強キャラクター。
最後まで頑張ります！

【ストーリー】
一六三三年
妖怪を滅する力を持つ伝説の刀、「天下五剣」を授かる「剣取り」こそが武士道(真の侍)と賞賛される時代。
各地では、「剣取り御前試合」が開催され、強者が次々と名乗りを挙げていった。
御前試合で一番刀になった侍には、官や称号、望むがままの褒美が与えられ、そして、「天下五剣」である「鬼丸国綱、童子切、大典太、三日月宗近、数珠丸」を授けられるのであった。
時は早春。
今年も江戸城で剣取り御前試合が開催される季節となり、全国から名声や富を求める若者達が江戸に集まっていた。
そんなある日、江戸に暮らす料理茶屋の娘・香夜は、瓜二つだという久姫の代わりに偽の姫として花嫁行列を演じることとなる。
駿府城を目指す東海道の旅。護衛となった六人の侍達との数奇な運命が幕を開けた。
身命と等しき、この剣 君が為に振るう。

舞台「剣が君-残桜の舞-」再演は、東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて2021年 6月2日～6月6日まで上演中。6月6日12:00公演、6月6日16:00公演ではライブ配信も予定されています。
ほか公演に関する最新情報は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

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