主演の根本正勝・峯岸みなみ、共演の高崎翔太が登壇!撮影から3年越しの公開に想いを語った、映画『終わりが始まり』舞台挨拶レポートUP

根本正勝さん、峯岸みなみさんが主演を務める映画『終わりが始まり』が、2022年5月27日より池袋シネマ・ロサにて公開中! 5月28日には舞台挨拶が開催され、主演の根本さん、峯岸さんととともに、共演の高崎翔太さん、中前勇児監督が登壇しました。
(左から)高崎翔太さん、根本正勝さん、峯岸みなみさん、中前勇児監督
京都国際映画祭2021 ワールドプレミア上映作品にもなった本作は、映画「てぃだ いつか太陽の下を歩きたい」が公開待機中、テレビドラマでも精力的に活動する中前勇児氏がメガホンを取り、夜の世界に染まった男達を描いた物語。

主演・柏木大輝役を務めるのは映画・舞台・ドラマ・アーティストと幅広く活動する根本正勝さん。そして柏木が密かに想いを寄せる吉田マイコ役を演じるのは、AKB48卒業後はバラエティで活躍する一方、ミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」にも出演した峯岸みなみさん。
また共演として、前田公輝さん、高崎翔太さん、日南響子さん、森カンナさんなどの若手俳優達や、原田龍二さん、小木茂光さん、村上 淳さんといった実力派俳優達が脇を固めています。
【舞台挨拶レポート】
キャストより根本さん、峯岸さん、高崎さん、そして中前監督が登壇した舞台挨拶では、上映後の開催とあって本編の内容にも触れたトークを展開。
まずは今作の主演として、根本さんは最初に脚本を読んだ際の心境を「中前監督とは何度かご一緒させていただいたことがあるんですが、このお話をいただいた時には正直驚いて。でも、本当に嬉しかったことを覚えています。中前監督の作品は疾走感があって、展開も早く……脚本でも見ごたえのあるシーンが詰まっている分、相当ハードな撮影になるだろうなと覚悟して挑みました」とコメント。

柏木大輝役の根本正勝さん
また根本さんは、MCから「撮影中にみるみる痩せていったそうで」と聞かれると、役作りについても「病気を患う役なので、撮影前にも監督に『少し痩せていったほうがいいですか』と聞いたんです。対して監督は『何もしなくていいよ』という話だったんですが、僕の中では少しだけ絞っておこうかなと……撮影初日に『なんでやっちゃったんだよ』って言われたらどうしようかな、とも思ったんですが(笑)、僕が柏木を演じるにあたってはそれぐらいのことはして挑みたいなと」と語り、作品への想いを覗かせます。
吉田マイコ役の峯岸みなみさん
続いて峯岸さんは、実は約3年前に行われたという撮影当時を振り返って「お話をいただいた時が、あまりお仕事がない時期で(笑)。『なんで私に声をかけてくださったんだろう』という驚きと、W主演としての重みも感じて嬉しかったんですが、脚本を読むとマイコには30歳手前の、アラサー女性のゆらぎが描かれていて。『私もそういう歳になったんだな』としみじみしました」と、新鮮な役柄だったことをコメント。
また「現役アイドル中の撮影だったので、『この作品を観てファンの方はどう思うんだろう』という気持ちもありましたが、アイドル卒業後の公開になって、逆にいいタイミングで見てもらえているんじゃないかなと思います」と笑顔を見せます。
加護役の高崎翔太さん
そして高崎さんは、自身の役名である“加護”について「“柏木”に“加護”って、この役名が気になりますよね!」と場内に尋ねると、ほか数名の登場人物の名前が有名アイドルにちなんだものだという話題に。
これに中前監督が「僕は以前に柏木さん(AKB48・柏木由紀さん)の作品を撮影したことがあって、『すごく素敵だな』と思った記憶から(役名を)とったんでしょうね」と語ると、「次、なにかの作品では“峯岸”という役名が出てくる可能性も?」と尋ねる峯岸さん。
すると高崎さんも「僕たちの名前もなにかの作品で出してほしい!」と続きますが、根本さんは「“根本”と“高崎”が出てくる映画? 名前でディスられてないか、絶対に内容をチェックさせてほしい(笑)」とこぼします。
その後も撮影中のエピソードとして、高崎さんが「僕がトラックを運転するシーンで、僕の運転が上手じゃなくて……本編では早送りにしてくれていますよね?(笑)」と尋ねると、監督も「基本は別の方が運転をしていて、発着する場面だけご本人に運転してもらっているんですが、速度は調整していますね(笑)」と答え、実はスムーズな運転に見えるように編集されていることが明かされる一幕も(笑)。

そんな和やかな雰囲気で進んだ舞台挨拶の最後には、峯岸さんは「去年の5月28日にAKB48を卒業して、ちょうど1年後のこの日に皆さんの前で、素敵な場所に立たせていただけて嬉しく思っています。なので今日はドレスを着てきたら、高崎さんに『張り切ってるね』と言われました(笑)。全体的には重いシーンが多いですが、何度も見ると救いの光が差すようなあたたかいところがあると思いますので、この映画に少しでも力をもらっていただけたら」と、客席に向けてメッセージを送ります。
そして根本さんも、撮影から公開時期まで時間を振り返り「僕たちだけではなく、世界中がコロナで大変な時期となり……僕も正直、『この映画はもしかしたら、皆さんの目で見ていただくのは叶わないのかもしれない』とも思いました。たくさんの方の尽力によって、今日この場があると思っていますし、本当に嬉しいです。確かに重たい部分もたくさんありますが、どこかで人を思い遣っているような作品でもありますので、人間の内側も描かれていて、僕自身も何度もこの作品を観たいなと思っています。(公開も)始まったばかりですので、皆さんの手でこの映画を育てていただけたら」と語り、舞台挨拶を締めくくりました。
■映画『終わりが始まり』
5月27日(金)より池袋シネマ・ロサにて公開中

キャスト:
根本正勝 峯岸みなみ
前田公輝 高崎翔太 日南響子 / 松浦祐也 財木琢磨 神永圭佑
小林亜実 沖なつ芽 鈴木ふみ奈 藤木由貴 鈴木秀人 水野透 岩永ひひお 渋谷南那
森カンナ 舟木 幸 / 原田龍二 小木茂光 / 村上 淳

監督:中前勇児

【ストーリー】

一流企業への就職を夢見て上京してきた柏木大輝(根本正勝)はその夢と裏腹に、 夜の世界にどっぷり浸かってしまい、 何を夢見ていたかも忘れる日々を送っていた。
そんな日常の中、 誰かの視線を感じるようになっていた…。 誰かに狙われているかのような…。
また、 そんな中、 病魔にも襲われ、 自らの人生を後悔していた…。
そして、 柏木はこれまで生きてきた夜の世界から抜け出そうと決心する。
その頃、 以前柏木がスカウトしていたお店で働いてた吉田マイコ(峯岸みなみ)は、 夜の世界から足を洗い、 事務員として働いていた。 彼氏ができたと嬉しそうにするマイコに、 複雑な心境の柏木。
夜の世界から抜け出そうとする柏木に近づいてくる視線を送る人物…それは、 過去に起こした柏木の落とし前を制裁するものであった。
柏木への視線、 美人局、 過去……それらが次第に繋がっていく。
夜の世界を生きた者だからこそ分かる。
夜の世界からの終わり……。 「終わりが始まり」
映画『終わりが始まり』は池袋シネマ・ロサにて公開中です。ほか作品詳細・最新情報は下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

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☆Information

■映画『終わりが始まり』
5月27日(金)より池袋シネマ・ロサにて公開中

キャスト:
根本正勝 峯岸みなみ
前田公輝 高崎翔太 日南響子 / 松浦祐也 財木琢磨 神永圭佑
小林亜実 沖なつ芽 鈴木ふみ奈 藤木由貴 鈴木秀人 水野透 岩永ひひお 渋谷南那
森カンナ 舟木 幸 / 原田龍二 小木茂光 / 村上 淳

監督:中前勇児

プロデューサー:神崎良・鈴木秀人 アソシエイトプロデューサー:宇都木基至 脚本:中前勇児 撮影:斑目重友 編集:板部浩章
照明:川里一幸 録音:水嶋優太 助監督:吉田大蔵 衣装:浅田晶子・杉本実穂 ヘアメイク:結城春香 宣伝:柴野優希 配給:佐伯寛之
制作プロダクション:G・カンパニー 宣伝・配給:トキメディアワークス

(C)「終わりが始まり」製作委員会 2020/JAPAN/78min

≪公式サイト≫
http://owarigahajimari.com/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/OWAHAJI_info

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