前川優希「皆さんが思い描いている“前川優希”とは違う部分を詰め込んでいます」自ら映像監督&脚本に挑戦した1stDVD『en.』発売イベントが開催!独占インタビューをUP

MANKAI STAGE『A3!』や舞台「シャイニングモンスター」などに出演し、新感覚アーティストグループ「TFG」のメンバーとしても活躍している俳優・前川優希さん1stDVD『en.』が発売記念イベントが10月16日、17日の両日、東京都内にて開催されました。

初めてのDVDでは、以前から前川さんがやってみたかったという映像監督と脚本に挑戦!
主演、ストーリーの企画、演出はもちろんのことながらロケハンまで携わり、また役者としてはさらなるステップアップを目指し、あえて今まで演じたことのない役柄に挑んだ、前川さんのこだわりと新たな魅力が詰まった一本となっております。

スマートボーイズでは、10月16日に行われたトークイベント第一部終了後、前川さんへの独占インタビューを実施。監督&脚本を経験しての感想や今作の注目ポイント、さらには今後監督として撮影してみたい役者などを語ってくれました。

1stDVD『en.』をリリースした前川優希さん
――お忙しいところありがとうございます。まずはDVDリリースのお話を聞いた時の率直な感想をお願いします。

前川 お話をいただいた時は、嬉しいと同時に旅番組のようなDVDをリリースする自分が想像つかなくて、そのことをスタッフさんに伝えたところ「前川さんのやりたいようなことでいいですよ。やりたいことがあったら言ってくださいよ」と言っていただいて、「監督と脚本をやりたいです」と提案したら、その案が通りました。しかも最前線で活躍されている監督の萩原将司さんとご一緒出来て、自分のやりたいことがさらに膨らみましたね。

――今回は、監督・脚本・演者として参加されていますが、全体を「100」としたら、それぞれどのぐらいの割合で臨まれましたか。

前川 作業がそれぞれ違うので、数値化するのは難しいですけど、頭というより心を占めるのは監督ですね。脚本は一度完成させればいいですし、演者としては自分のDVDで自分を思い描いた物語なので、どういう風にやりたいかは頭にある状態ですけど、監督は初めての経験で緊張もしますし、何が必要なのかわからない状態でただただこうしたいというイメージで撮影に臨んでいたので、不安と緊張と楽しみという点では心を占めている割合が一番高かったですね。

――タイトルの「en.」は前川さんご自身が考えたものですか。

前川 そうですね。「en」という文字を漢字として考えたら、「縁」「怨」「円」などありますが、最後の「.」はドットという意味で、物語の中に“終わり”を連想させるお話がありまして、それと「en」と「.」を続けて読むと「エンドット」、つまり「エンド」という文字が含まれているのと、ドットは文の終わりにつく“ピリオド”という意味もあって、作品的には昔の縁や思い出などがつながっている構成になっていて、そういう意味でも「en.」と名付けさせていただいて、ある種の終わりみないなものを連想させる上で「.」をつけさせていただきました。

――トークイベント第一部では「縁」がキーワードとおっしゃっていましたが、実はいろいろな意味が含まれているんですね。

前川 そういう言葉遊びみたいなことは昔から好きで、自分も考え抜いて生み出しました。

――これまでも写真集やカレンダーなどリリースされてきましたが、今回の撮影と比べてここが違うなというものがあったら教えてください。

前川 カレンダーや写真集とは違って、動画の中で自分主体のお芝居をちゃんと作って皆様にお届けするのは初めての経験で、まずそれが新しいことだなと思いました。いつもは「どうやったら喜んでもらえるか」を第一に考えていましたが、ここまで自分自身がやりたいことを挑戦したのは初めてだったので、作っている最中はとても楽しかったですけど、皆様に受け入れてもらえるかなという不安が今でもありますね。

――監督をする上で編集にも携わっていると思いますが。

前川 直接編集するのは別のスタッフさんが担当するので、スタッフさんが理解するために「どうしてほしい」というのも理由が必要で、担当された方から「お芝居や内容を説明した上で、指示を出した方がわかりやすいです」と言ってくださって、僕の意図をよく理解して、それがいい感じで反映されていたので、とても嬉しかったです。

――監督・脚本を経験したことによって、役者としてプラスになったことは何でしたか。

前川 お芝居をしている時は、自分を客観的に見ることはあまりないですし、普段から自分の演技は見ないタイプですけど、監督をしている以上、渋々ながら自分の演技を見なきゃいけない経験をしたことによって、気に入らないところはもう一回やらせてもらったり、自分の演技をジャッジするのは、お芝居を上達する上では大きかったなと思います。それと“監督業”という仕事でも、後ろから全体的に物語を見てジャッジをする作業は直接的にはお芝居と関係なくても、自分の視野を広げることが出来たというプラス材料はありました。

トークイベント第一部での衣裳を公開!
――今回のイベントでDVDを手に入れた方もいれば、これから購入しようと思っている方もいらっしゃると思います。前川さんならではの今作の注目ポイントを挙げていただけますか。

前川 ズバリ“攻めた”部分です。いろいろなことが出来る役者になりたいと思っているので、これまで女性と共演する経験があまりなかったので、今回の撮影で女性と共演したり、タバコを吸ってダークな部分を見せたりと、今までの皆さんが思い描いている前川優希とは違う部分を今回のDVDに詰め込んでいるので、そこを見て欲しいなと思います。見終わってどう思ってもらえるか、すごく気になりますね。

――今回の経験を踏まえて、今後も「監督」「脚本」に挑戦したい気持ちはありますか。

前川 めちゃめちゃやってみたいですね。映像監督を経験して、自分一人の力じゃこの作品は出来ませんでしたし、萩原さんと一緒に撮影してすごく楽しかったんですよ。だからもう一歩踏み込んでみたいですし、脚本に関してもいろいろな話を作ってみたいなと思いました。

――もし前川さんが監督&脚本をするとして、演者は前川さんではなく別の役者がやることとなったら、どなたとやってみたいですか。

前川 誰だろう……。物語の内容によってかな……。登場人物に通じるものがある人が希望で、パッと見の印象は優しいけど、時々ふと影を見せる人にこそ、悪役やダメダメな役をやって欲しいですし、物語を作る上でコミュニケーションがすごく大事だと思うし、監督として“言う立場”になると思うので、伝えやすい人や年齢が近い役者がいいかな。具体的なメンバーだと、エーステ(MANKAI STAGE「A3!」)の春組メンバーと物語を作れたら楽しいだろうなと思いますね。お仕事に対してはとても紳士ですし、物語を作ることが好きな人たちだなと思っているので、僕の知らないところから話が出てきそうですし、はじめましての方や大御所の方が出演するよりも、僕のことを可愛がってくれている方がいいかな(笑)。楽しそうだな。いろいろなシーンが浮かびますね。

――この企画が実現したら、前川さんのファンだけではなく、「エーステ」ファンもきっと喜ぶと思いますよ。では最後にDVDのPRも兼ねてファンに方へのメッセージをお願いします。

前川 自分のやりたいことを詰め込んだ以上、自分の創作物でもありますし、これが今の僕だというつもりで作りました。正直つまらないと言われても自分は全然大丈夫ですが、ご覧になった方にはいろいろな気持ちや感情、そして感想を抱いていただきたいですし、その中でまだまだ応援して下さるようだった嬉しいです。なんかメチャメチャ弱気だな(苦笑)。自分の創作物は恥ずかしいし、怖いし、受け入れてもらえるか心配ですけど、自信をもって「DVDを出したぞ!」と言える人間でありたいなと思いますので、これからもよろしくお願いします!!

前川優希1stDVD『en.』ジャケット写真
前川優希1stDVD『en.』は現在好評発売中。また今作に関わったカメラマンの小池伸一郎氏による特別映像が小池氏の公式YouTubeにて公開中です。詳細はInformationからメンズスクロール公式サイトをチェックしてください。

☆Information

前川優希1st DVD『en.』

2021年10月16日発売
価格:4,400円(税込)

収録内容:約99分(本編93分、映像特典6分)

≪メンズスクロールDVD詳細ページ≫
https://www.mensscroll.online/items/51538917

≪『前川優希1st DVD『en.』特別映像≫
https://youtu.be/zkVB1NIagY0

≪前川優希オフィシャルブログ≫
http://ameblo.jp/maekawa-yuki/

≪前川優希公式Twitter≫
https://twitter.com/yuyukiki535