生駒里奈×池田純矢W主演、エン*ゲキ#05「-4D-imetor」が一年越しの開幕!共演に村田充・松島庄汰・田村心ら、マジックも駆使した“体感型演劇”への意気込みコメント&舞台写真UP

俳優・池田純矢さんが脚本・演出を手掛ける「エン*ゲキ」シリーズの最新作にして、生駒里奈さんとのW主演もつとめる舞台、エン*ゲキ#05「-4D-imetor」が2021年8月5日に東京・紀伊國屋ホールにて開幕を迎えました。
初日公演に先駆けて行われた公開ゲネプロでの舞台写真とともに、生駒さん、池田さんに、共演の村田 充さん、松島庄汰さん、田村 心さん、新子景視さん、阿南健治さんも登壇した取材会での意気込みコメントをお届けいたします。
奇術×謎解き×演劇の融合による、“アトラクション・エンターテインメント”が開幕!
「エン=Entertainment:娯楽+ゲキ=Act:芝居」という意味を込めて名付けられた「エン*ゲキ」シリーズとは、俳優・脚本家・演出家である池田純矢さんが、自身の脚本・演出により、《演劇とは娯楽であるべきだ》の理念の基、誰もが楽しめる王道エンターテインメントに特化した公演を上演するために作られた企画。2015年以来、これまでに4作を上演しており、演目ごとに学問のジャンルからテーマを定めた作品が好評を博してきました。

そして、この「エン*ゲキ」シリーズ5作目となる本作「-4D-imetor」では、量子力学をテーマに、四次元世界や超能力といった、未だ解明されていないミステリーを、イリュージョンマジックを用いた演出で描く”体感型演劇“として上演! 当初は2020年5月の上演予定が、新型コロナウイルスの流行に伴う緊急事態宣言を受けて全公演を中止しており、今回はその一年越しの延期公演が実現となりました。

キャストは、乃木坂46を卒業後、女優としての躍進目覚ましい生駒里奈さんと、池田純矢さん自らがW主演をつとめるほか、共演に村田 充さん、松島庄汰さん、田村 心さん、本作の要であるイリュージョン監修も担うマジシャンの新子景視さん、そして、三谷幸喜作品をはじめ多彩な舞台・映画・TV ドラマと多方面に活躍する俳優・阿南健治さんが登場。
奇術、謎解き、そして演劇が融合し、未だかつてない【アトラクション・エンターテイメント】がここに誕生します!

【ゲネプロ舞台写真】
記憶を失っている、謎の少女・ノア
私設研究機関・渡来超能力研究所の所長、渡来 暦
お茶汲み係の助手・山田一郎に、量子力学の考え方を説明するも……
突如現れたノアと、彼女が持つメモを手がかりに渡来は謎を探ることに
その頃、首相官邸では斉木国成による立てこもり事件が発生し……
国立研究所では、量子力学の権威・真堂歳延がある極秘研究を進めていた
刑事の明智小次郎は、幼馴染みでもある渡来に首相官邸での事件の捜査協力を依頼
観客全員が参加可能な、ノアの不思議な力を体験できるワンシーンも!
絡み合う謎の真相に、頭脳&バトルで迫る! キャストのアクションにも注目です
ノアのルーツ、そして国家を揺るがす謎の真相に、渡来はたどり着けるのか!?
【ストーリー】
私設研究機関「渡来超能力研究所」の所長・渡来暦は
世間からオカルトマニアの変人と噂されながらも、超能力の解明に明け暮れていた。

ある日、研究所の壁面からまるでテレポーテーションのように
突如出現する記憶を失った謎の少女・ノア。
ルーツを辿る唯一の手がかりは
「ノア、必ず帰ってこい。渡来超能力研究所で待つ」
と書かれた血まみれのメモ。

時を同じくして、首相官邸ではテロ組織が超能力でも無ければ
不可能な手口で総理を人質にとり、立て籠もるという事件が発生。
渡来は、ノアやテロ組織ら超能力者を、三次元の肉体を持ちながら
四次元世界に干渉できるように進化した新人類”4Dimetor”と推論し、事件の真相を追う。

一方、政府の「国立研究所」では何やら不穏な気配が立ち込めていた。

失われた記憶、血まみれのメモ、テロ組織の目的、国立研究所の闇…
あらゆる謎が、パズルのピースを埋めるように次々と解き明かされていく。

「さあ、好奇心の扉をあけよう」

公開ゲネプロ直前に行われた取材会では、メインキャストの生駒里奈さん、池田純矢さん、村田 充さん、松島庄汰さん、田村 心さん、新子景視さん、阿南健治さんが揃って登壇。それぞれ開幕を迎えての心境と意気込み、そして自身の役柄について語ってくれました。

まずは今作の脚本・演出に、渡来 暦役としてW主演もつとめる池田さんから「この作品は構想を含めると11年半がかかっており、昨年の上演中止を経て、その延期公演が今日ようやく初日を迎えます。本当に“嬉しい、楽しい”ということよりも、“ありがとうございます”と! この巡り合わせに、感謝だなと思っております」と、念願の開幕に万感を込めてコメント。
脚本・演出/渡来 暦(わたらい・こよみ)役の池田純矢さん
W主演のもうひとり、ノア役の生駒さんも「素直に楽しみにこの時間を迎えられたっていうわけではなく、今の情勢を見ると、“いいのかな”っていう思いもあります。ただ私たちは誰かを楽しませるために存在しているので、それができる喜びと、お客様には絶対に幸せになって欲しい、という気持ちでいっぱいです」と、今の想いをまっすぐにコメント。
そして気になる役柄については、「ノアちゃんは、四次元人です! ……って言われても“ぽかん”ですよね。見てください(笑)」と語るとともに「見どころは、アクションです! しんどいです、でもすごく楽しくやっています。これからもアクションをやっていきたいな、って思うくらい! いつか仮面ライダーになりたいので(笑)」と笑顔を見せます。
ノア役の生駒里奈さん
続いて斉木国成役を演じる村田さんも、「この場に立てているのが、奇跡的なこと。誰も欠けることなく初日を迎えられることが、すごく嬉しいなと思っています。千秋楽まで気を抜かずに、しっかりとエンターテインメントをお届けできるように精進していきたいです」と意気込み、役柄については「都市伝説級のテロリストで悪い奴なんですが、彼は彼なりに大切なものを取り戻そうとしているというか。前半と後半での色の出方、その変化が見どころかな、と思います」と語ります。
斉木国成(さいき・くになり)役の村田 充さん
一年越しの開幕に、明智小次郎役の松島さんは「昨年中止になった時にも、純矢から電話で思いを聞いたりしていたので……やっと今日ここまでこられたな、と。なんとか最後まで走り抜けたいと思います」と心境を語り、役柄については「明智は渡来とは幼馴染みの刑事役で、僕もアクションが見どころ。柔道ワザを得意としていて、どんどん投げ飛ばしております!」と挙げてくれます。
明智小次郎(あけち・こじろう)役の松島庄汰さん
そして山田一郎役の田村さんは「この一年、ノアはずっと動いていたんじゃないかなって僕は思っていて。そういう風に前向きにこの物語を捉えられたら、この一年間は意味のある一年だったと思えるんじゃないかと。これは、観た後に意味が分かると思います」と気になる言葉を発し、生駒さん&池田さんからは「おっ、いいコメント!」との声も。
そんな田村さんは、「山田一郎は、物語の本筋には一切関わらない、箸休め的なキャラクターなのかな(笑)。でも、愛されるキャラクターを目指して頑張ります!」と、ひときわコミカルなキャラクターを紹介します。
山田一郎(やまだ・いちろう)役の田村 心さん
そして今作のイリュージョン監修も務めるNo.α役の新子さんからは、「マジックもこの一年間を踏まえてバージョンアップさせられましたので、楽しみにしていただけたら!」と期待が高まる言葉も飛び出しつつ、「No.αは四次元人として、サイコキネシスや超能力をいっぱい使います。僕はもともとマジシャンなので、本当の超能力者のように見てもらって、作品の説得力を増せたら」とのことで、その見せ方やテクニックにも注目です。
No.α(ナンバーアルファ)役の新子景視さん
最後に真堂歳延役の阿南さんからは「一年前に四次元についての長セリフをひたすらに覚えたんですけど、中止となって。もう一年間そのセリフを覚える期間ができ、やっと覚えることができたかな(笑)。おじさんとしては、この若い人たちのエネルギーをまぶしいほどに、ひしひしと感じています!」と、ベテランらしいユーモアも込めたコメントが。また役柄については、「量子力学を研究する教授です。頭が良く、自分は正しいと思い込んで突き進んでいく教授なので、ややこしいセリフをいただきまして。ペラペラと喋っていますが、三次元の皆さんにも四次元についてお伝えできるよう、頑張って喋ります」と語ってくれました。
真堂歳延(しんどう・としのぶ)役の阿南健治さん
ほか取材会では、キャストにして制作スタッフでもある池田さんは、公演が中止となった昨年の心境を振り返って「中止が決まった時には、モチベーションも保てずガタガタでしたよ。でも、この作品を届けたいという思いは途切れていなかったので、生駒ちゃんをはじめとするキャストに『延期公演をやりたいと思っています。スケジュールを合わせられないですか?』と聞いて動いていて、それがようやく今……本当に何年か越しの想いが叶う、という幸せに溢れています」とコメント。
そして準備期間が生まれたことによって、作品についても「かなり大きく変わって、脚本も改訂しております! 演出面も、当初は我々が客席に降りてお客様にイリュージョンやマジックを体感してもらおうと思っていましたが、ご時世柄難しくなったので、客席に座っていても全員が体感できる、新しい不思議体験を用意しました」と変更、ブラッシュアップが加えられたと語ります。

またヒロインのノア役に生駒さんをキャスティングした経緯について、池田さんは「この役は求心力と儚さを兼ね備えた人にしたい、と思っていたんですが、ずっと見つからず難航していて。それが前作の『絶唱サロメ』を観劇して挨拶に来てくれた生駒ちゃんを見た瞬間に、『いたー!』と。もうその場で、『来年5月って空いてます?』と、訳の分からないナンパのような誘い方をしました(笑)」と明かし、直感的に生駒さんを見つけたとのこと。
これに生駒さんも「で、私も『やります!』って。マジでこれです(笑)」と振り返り、それまで共演もなかったという関係ながら、お互いにこの作品への強い縁を感じたようです。

キャストのチームワークと、笑いにも溢れた取材会の最後は、池田さんが「この作品はキャスト、スタッフの魂の結晶のようなものですので、ぜひぜひ楽しんでいただけたら!」とコメントして締めくくりました。

エン*ゲキ#05『-4D-imetor』は、東京公演が2021年8月5日〜15日まで紀伊國屋ホールにて、続いて大阪公演が8月28日〜29日までCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演となります。
公演のチケット、配信情報ほか、各詳細は下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

■村田充 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

■エン*ゲキ#05『-4D-imetor』(フォーディメーター)

作・演出:池田純矢
出演:生駒里奈、池田純矢
村田充、松島庄汰、田村心、新子景視
藤澤アニキ、北村海、町田尚規、松本城太郎、前田りょうが 春本ヒロ
阿南健治

主催:関西テレビ放送 サンライズプロモーション大阪 バール
製作:バール

チケット料金:7,800円(全席指定・税込)
お問合せ:公演事務局 0570-200-114(10:00~16:00 ※日·祝休業)

【東京公演】
日程:2021年8月5日(木)~15日(日)
会場:紀伊國屋ホール

★8月5日(木)19時公演ライブ&アーカイブ配信実施!
Streaming+にて、ライブ&アーカイブ配信を実施!
【取扱い】イープラス https://eplus.jp/-4d-imetor-st/
【アーカイブ配信視聴可能時間】2021年8月8日(日)23:59まで ※販売期間は8月8日(日)20:00まで
【視聴料金】3,500円(税込)
【お問合せ】0570-02-9111(10:00~18:00)

【大阪公演】
日程:2021年8月28日(土)~29日(日)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

≪公式サイト≫
www.enxgeki.com/

≪公式Twitter≫
https://twitter.com/enxgeki
@enxgeki

関連News