伝説の舞台『ダブルブッキング!』がよみがえる!朗読劇『トップスまで、あと5秒!』が新宿シアタートップスにて開幕!Bチーム:谷佳樹・難波なう・柏進の意気込みコメントを独占でUP

朗読劇『トップスまで、あと5秒!』~伝説の舞台版『ダブルブッキング!』より~が、9月4日に東京・新宿シアタートップスにて開幕しました。
今作は、今年8月に再開した新宿シアタートップスの「オープニングシリーズ」として上演される朗読劇で、2008年に新宿の『紀伊國屋ホール』・『シアタートップス』の2劇場間を、2013年に下北沢の『本多劇場』・『「劇」小劇場』・『楽園』の3劇場間を、出演者が走って移動しながら同時上演するという、演劇界に絶大なインパクトを残した舞台『ダブルブッキング!』の真相が描かれます。

作・演出には舞台『ダブルブッキング!』と同様、堤泰之氏が手掛け、男優2名、女優1名の3名が計16役を演じ切ります。また朗読劇終了後にはシアタートップスにまつわるアフタートークを実施します。

今回5つのグループに分けられているキャスト陣は、以下の通りです。

Aチーム(9月4日・5日出演):株元英彰 糸原舞 西ノ園達大
Bチーム(9月6日・7日出演):谷佳樹 難波なう 柏進
Cチーム(9月8日・9日出演):三好大貴 常松花穂 渡部将之
Dチーム(9月10日出演):平山佳延 宮原理子 奥田努
Eチーム(9月11日・12日出演):久保田秀敏 日比美思 水谷あつし

スマートボーイズでは9月6日・7日に出演する「Bチーム」、谷佳樹さん・難波なうさん・柏進さんの3名による通し稽古に潜入。3名の意気込みコメントを独占でお届けします。
(左より)難波なうさん、谷佳樹さん、柏進さん
【意気込みコメント】
谷 『ダブルブッキング!』は映像で観させていただきましたが、とんでもないことをやっているというのが素直の感想で、役者がリアルな息遣いで全身から出るエネルギーを直に感じることが出来る、まさに舞台のいいところを利用して演劇という力でお客様に伝える作品だなと思いました。また関係者の皆さんがこの作品をすごく愛していたことも伝わって、二度と出来ることのないであろうこの作品を、僕たちが朗読劇という形で飛び込ませていただきます。その時の臨場感や作品自体の面白さを僕たちの声で表現して、熱量では負けないものをお届け出来たらなと思いますので、朗読劇の熱を感じに来ていただければと思っています。
難波 私は当時13歳で2008年の『ダブルブッキング!』を生で観劇していて、2013年も観ていたので、まさか私がこの作品に携われることが出来て、ちょっと興奮状態になっています(笑)。今回は16役を3人で演じ分けていきます。谷さんも柏さんも猛烈にパワフルな方なので、私も負けないように頑張っていきたいと思います。ぜひ観に来て下さい。
柏 当時『ダブルブッキング!』に出演して、走らせていただきました。周りから「『ダブルブッキング!』イズムを持っているから、引っ張れ! 引っ張れ!」とずっと言われ続けて、プレッシャーでちょっとおかしくなりそうです(笑)。3人で小さな船に乗って大きな波を乗り切るような不安の中で稽古をしてきましたが、何とか本番ではみんなで楽しく読めるように、そしていつか来るであろうと期待している『ダブルブッキング!』に向けて、いい朗読をして弾みをつけたいと思っております。お楽しみに!
【ストーリー】
シアタートップスでは演劇ユニット・デニスホッパーズ、紀伊國屋ホールでは劇団天空旅団が同じ日、同じ開演時間で初日を迎え、2時間後に両劇場の幕が上がろうとしていた。

そんな折、劇団デニスホッパーズの公演が急きょ中止となった。舞台はすべてバラされ、劇団員やスタッフたちは帰ってしまった。その理由は、主宰・柏木幸太郎が前代未聞のシアタートップスと紀伊國屋ホールの両方の公演に出演するというダブルブッキングを企てていたことが発覚したからだった。

柏木は紀伊國屋ホールでの天空旅団の最終稽古を終え、シアタートップスに戻ると、そこには誰もいなかった。密かに進めていたダブルブッキングの計画がバレた!しかし柏木はめげない。このダブルブッキング、絶対にやり遂げてみせる!とまた紀伊國屋ホールに戻った。

柏木の彼女であり、劇団の主演女優でもあり、制作でもある豊原仁美は柏木のダブルブッキングが絶対に許せなかった。公演の後処理もしなければならず、シアタートップスに戻るとそこでは紀伊國屋ホールにいるはずの天空旅団の役者たちが乱入し、柏木につかみかかり、大喧嘩となっていた。

いわゆるアングラと呼ばれる天空旅団は、どんなセリフでも絶叫するという今の演劇界においては完全に時代遅れであり、観客動員もままならない。しかし彼らには彼らなりの信念があり、演劇人の生き様として柏木のダブルブッキングが許せなかった。

今、トップを走り続けている劇団だと自負していた柏木のダブルブッキングの企みはついえた。しかし、時代遅れであるが故の天空旅団のおかげで豊原や劇団の仲間たちとの絆を改めて感じることができた。柏木の胸を刺したのは、それはシアタートップスの歴史であり紀伊國屋ホールの歴史であった。天空旅団の座長・チャーリー若松は柏木に言った。「役者が劇場を選ぶんじゃない。劇場が役者を選ぶんだ」
Bチームは9月6日と7日の公演に出演します!
朗読劇『トップスまで、あと5秒!』~伝説の舞台版『ダブルブッキング!』より~は9月12日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

☆Information

朗読劇 『トップスまで、あと5秒!』
~伝説の舞台版『ダブルブッキング!』より~

日程:2021年9月4日(土)~12日(日)

会場:新宿シアタートップス

作・演出:堤泰之

≪出演≫
Aチーム:株元英彰(男1) 糸原舞(女1) 西ノ園達大(男2)
Bチーム:谷佳樹(男1) 難波なう(女1) 柏進(男2)
Cチーム:三好大貴(男1) 常松花穂(女1) 渡部将之(男2)
Dチーム:平山佳延(男1) 宮原理子(女1) 奥田努(男2)
Eチーム:久保田秀敏(男1) 日比美思(女1) 水谷あつし(男2)

≪タイムスケジュール≫
9月4日(土) 13:00 Aチーム/ 17:00 Aチーム
9月5日(日) 13:00 Aチーム/ 17:00 Aチーム
9月6日(月) 15:00 Bチーム/ 19:00 Bチーム
9月7日(火) 15:00 Bチーム/ 19:00 Bチーム
9月8日(水) 15:00 Cチーム/ 19:00 Cチーム
9月9日(木) 15:00 Cチーム/ 19:00 Cチーム
9月10日(金) 15:00 Dチーム/ 19:00 Dチーム
9月11日(土) 13:00 Eチーム/ 17:00 Eチーム
9月12日(日) 13:00 Eチーム/ 17:00 Eチーム

≪登場人物≫
【男1】
柏木幸太郎(デニスホッパーズ主宰)
松岡潔(デニスホッパーズ照明チーフ)
磯部謙作(天空旅団舞台監督)
菅紀之(天空旅団舞台監督助手)
藤崎竜一(元天空旅団役者)
安藤正隆(花屋)
瀬田亮治(柏木の幼なじみ)

【女1】
豊原仁美(デニスホッパーズ役者兼制作)
杉村晴子(デニスホッパーズ受付手伝い)
大場奈津美(チラシの折り込みに来た役者)
五反田マコ(天空旅団役者)
柴さゆり(天空旅団役者)

【男2】
長谷部国明(デニスホッパーズ照明助手)
チャーリー若松(天空旅団主宰代理)
上谷俊(天空旅団役者)
三ツ木啓(雑誌「シアタープリンス」ライター)

≪チケット料金≫(全席指定 前売・当日共通)
¥5,500(税込)

≪チケット取扱い≫
カンフェティチケットセンター

TEL 0120-240-540(平日10:00~18:00)

≪お問い合わせ≫
エヌオーフォー【NO.4】
info@no-4.biz

≪公式サイト≫
http://no-4.biz/5seconds-to-tops/

≪公式Twitter≫
@topsdb2021

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