今年30歳を迎えた俳優・小波津亜廉さんが、生まれ故郷・沖縄で自身のルーツを辿る『小波津亜廉 ファースト写真集 Allen』が、2021年12月17日に幻冬舎より発売されました。
翌18日には東京・HMV＆BOOKS SHIBUYAにて発売記念イベントも開催となり、スマートボーイズでは、この東京イベント直前の小波津さんを直撃！　写真集の出来ばえ＆お気に入りのカットについても語っていただきました。

演劇「ハイキュー!!」の岩泉 一役で注目を集め、「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズや、舞台『魔界転生』など幅広い作品で活躍！　そして2022年1月には愛抱夢 役で舞台「SK∞ エスケーエイト The Stage」第二部への出演も控えている俳優・小波津亜廉さんが、ファン待望のファースト写真集を発売しました。

生まれ故郷の沖縄で全カットを撮り下ろした今作では、地元の「金武町」でのルーツを探るカットから、沖縄での自然を背景にしたスケールの大きなショット、さらにエイサーや学生服などでの、郷土愛や遊びココロあふれるカットまで、多彩な姿を切り取っているほか、俳優を志し、沖縄から上京した日々を語ったロングインタビューも収録されています。

【写真集概要】
タイトル：小波津亜廉ファースト写真集 Allen
撮影：アライテツヤ
サイズ：A4判
価格：定価3,300円(本体 3,000円+税10%)
発売日：2021年12月17日
発行：幻冬舎コミックス
発売：幻冬舎

【小波津亜廉さん 発売記念インタビュー】

――まずは記念すべきファースト写真集の発売、おめでとうございます！　発売日、そしてイベント開催日を迎えてどんなお気持ちですか？

小波津亜廉　ありがとうございます！　僕自身も、「ついにこの日が！」という気持ちです。
今回は地元・沖縄でも、本当に自分が生まれ育った場所で撮らせていただいたので、特別な気持ちとともに、当時を振り返ることもできましたし、撮ったものがいざ本となってみても、たくさんの思い出だったり、本当に感謝しかないなっていう思いがこみ上げてきて、嬉しい気持ちでいっぱいです。

――完成した写真集をご覧になって、ご自身での最初の感想は？

小波津　一言で言うと、少しこっ恥ずかしいというか(笑)。
フォトブックやカレンダーは今までにも出させていただいたことがあるんですが、写真集となるとまたちょっと違う感覚です。色々と違った雰囲気で撮影していただいたので、この一冊で自分の色んな一面を見てもらえたら嬉しいなとは思いつつ、初めて見たときは、やっぱり「こっ恥ずかしいな」って思いましたね(笑)。

――写真集にはどんなカットが収録されているのか、ぜひ見どころをご紹介ください！

小波津　僕が沖縄で辿ってきた道を追うように、伝統舞踊のエイサーを踊っている姿や、学生服で青春時代のひとコマを再現したようなカットもありまして。
だから自分で言うのも恥ずかしいんですけど、ちょっとかわいらしいところとか、30歳にもなったので、出せていたらいいなっていう大人の色気、みたいなものも表現できているんじゃないかなと思います。
「小波津亜廉の全てがここにある」と言える一冊になりました！

――その中でも、小波津さん自身のお気に入りのカットを教えてください。

小波津　なかなか一つには絞れないので、三つ紹介させてもらうと……

一枚目は、自然の中にいるカットですね。この清流には僕も初めて行ったんですが、すごくきれいな場所で。表紙にも、ここで撮影した別カットを選ばせてもらいました。
このカットは、今回の写真集の中でも作っている感じではなくて、僕もありのまま、自然の中に佇んでいる時にただカメラを見つめた、という瞬間で。衣装も一番シンプルですし、僕本来の姿が現れているカットなのかな、と思います。

二枚目に選んだのは、海でのお馬さんとのカットですね。
この馬はカンタくんっていう名前なんですけど、「カンタくん、すごくかわいかったな～」というのと、やっぱり海と日差しがあって、“ザ・沖縄”っていう雰囲気のカットになっているんじゃないかな、と思って選びました。

――撮影では、カンタくんとも仲良くできましたか？

小波津　実はカンタくんのほかにも、撮影には数頭のお馬さんがスタンバイしてくれていて。その中でも、カンタくんは他の馬から離れて過ごしていたので、その姿がちょっと寂しげに見えて気になったんです。
撮影でも少し緊張しているのかなって思ったんですけど、一緒に海に入ってくれたり、背中にも乗せてくれたりして、僕は仲良くなれたんじゃないかな、って思っています(笑)。

――では、お気に入りのカットとして最後に選んだ一枚は？

小波津　最後の一枚は、結婚式場で撮影した花婿風のカットですね。
僕自身は、まだこういう結婚式の雰囲気が想像できなかったので、撮影している時は「どうなるんだろう」と思っていたんですけど……完成した写真集を見てみたら、あら素敵！(笑)　自分で言うのもなんですけど、ブライダル情報誌にこの見開きページが載っていたら「おっ、いいじゃん！」って思うくらい、様になっているんじゃないかなって。

――こうしたカットを見ると、「結婚式って素敵だな」と感じられますね。

小波津　そうですね、僕もちょっと憧れるというか、「いつかできたらいいなぁ」なんて思いましたね。白いタキシードも着てみたかったので、予行練習ができたような気持ちもあって(笑)。
見てくださった皆さんにも、そんな風に想像してもらえる写真になっていたら嬉しいなって思います。

――この写真集は全てのカットが地元・沖縄での撮影ということで、小波津さんのルーツに迫るロングインタビューも掲載されています。このインタビューの見どころは？

小波津　自分が子どもだった頃から、学生時代を経て、東京に出てきて。俳優を志してからも、色んな方々にお世話になって、今はたくさんの作品に巡りあわせてもらって……今回はそういった部分を振り返りながら、本当にたくさんのお話をさせていただきました。
特に幼少期の話はあんまり喋ったことがなかったので、改めて自分自身のルーツを考える機会にもなりましたし、沖縄での生活であったり、これまでの大切な出会いや、僕のことを世に出してくれた大切な作品、演じてきたキャラクターたち。これまでの僕を作ってくれたものを、皆さんにも知っていただけたら嬉しいなと思います。

――では写真集の出来ばえについて、ご自身で点数をつけるなら？

小波津　うーん、自分に自分で点数をつけるって難しいなぁ！(笑)　本当は「100点！」って言いたいところなんですけど、満点にしちゃうと先が目指せないので、80点ですね！
ファースト写真集ということもあるので、もっともっと上を目指して、これからに繋げられたらという想いと、皆さんからの期待も込めて。残りの20点は、これからゲットしていきたいと思います！

――今後にも期待しています！　ここで残りわずかとなった今年を振り返ってみて、2021年はどんな年でしたか？

小波津　早かったですね！　今年は自分の中でもかなり激動というか、色んな出来事も、新しい出会いと別れもあったので……僕自身も30歳を迎えて、一つ気持ちや考え方にも変化があったようにも感じているので、総括すると「変化の年」だったのかな。だから、もしも“今年の漢字は？”って聞かれたら「変」と「秒」って答えますね(笑)。
いい意味で変われていたら嬉しいなって思いますし、来年も、この一年間で感じた変化をもう一度見つめ直して、改めて地盤を固めていく作業ができたらいいなって思います。

――それでは最後に、2022年に向けての気合いを聞かせてください！

小波津　30歳を迎えて、気持ちにもすごくゆとりが出てきたなって感じているんです。だから来年は、とことん楽しむ！　あとは、また沖縄にも帰りたいですね(笑)。

……以上、小波津さんの独占インタビューをお届けいたしました！

『小波津亜廉ファースト写真集 Allen』は、好評発売中！　また2022年1月29日には東京・新大久保のR’sアートコートにて発売記念トークイベントも開催予定。イベントの参加、チケット情報などは【スマボNews】にて発表されるので、お楽しみにお待ち下さい。

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