W主演・山崎まさよし&酒井大成が、互いに手料理を振る舞うとしたら?新ドラマ「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」7/25放送開始直前SPインタビュー!「若い人とのコミュニケーション手段は◯◯◯◯!」

山崎まさよしさんと酒井大成さんがW主演をつとめる新ドラマ『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』が、2024年7月25日より毎週木曜・MBSドラマフィル枠にて放送スタートします。

原作は、松本あやか 氏の人気漫画『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』。純粋でまっすぐな若手編集者・石田友也(いしだ ともや)が、イケオジ料理研究家・三ツ矢歩(みつや あゆむ)と出会い、《美味しい手料理》と共に心通わせるヒューマングルメラブストーリーです。
ドラマ『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』
キービジュアル
【あらすじ】
若手の編集者・石田友也(酒井大成)は、女性誌の環境に馴染めず悩んでいた。そんな中、編集長・藤堂ゆり子(川面千晶)からの指名で、突如テレビや雑誌に引っ張りだこの人気料理研究家・三ツ矢歩(山崎まさよし)の担当になる。初めての訪問に卒倒するほど緊張していた石田だったが、三ツ矢が振る舞う料理にすっかり胃袋を掴まれ、自分を見つめる三ツ矢の優しい視線、朗らかな人柄、時折見せるかわいさに、なんだが胸が―。
三ツ矢の元恋人・野口薫(丸山智己)、カフェバーのマスター・シゲ(宇野祥平)、石田の働く編集部の同僚・相沢千翔(三原羽衣)、三ツ矢の番組のアシスタント・ゆぴ(今森茉耶)らの登場で物語も大きく動き出し…?!
大人の色気溢れる三ツ矢とピュアでまっすぐな石田の二人が紡ぐヒューマングルメラブストーリー。

その料理研究家・三ツ矢歩 役には、26年ぶりの地上波連ドラ主演となるシンガー・ソングライターの山崎まさよしさん。そして女性向けファッション雑誌に配属された新米編集者・石田友也 役には、今年3月まで放送されたスーパー戦隊シリーズ「王様戦隊キングオージャー」でクワガタオージャー/ギラ 役をつとめた酒井大成さんがそれぞれ演じます。また「オープニング主題歌」は、山崎さんが本作品のためにを書き下ろしした新曲「フリト」に決定。ドラマ化決定と共に大きな話題を呼びました。

スマートボーイズでは、山崎さんと酒井さんに直撃SPインタビュー! 出演が決まった時の感想、撮影に向けての役作り、本作の見どころ、撮影中での天然(?)エピソードなどを大いに語ってくれました。
山崎まさよしさん(左)と酒井大成さん(右)がW主演のヒューマングルメラブストーリー
――よろしくお願いします。まず、本作への出演が決まった際のお気持ちを教えていただけますか。

山崎まさよし(以下 山崎) 今までやったことがない役だったので、原作を読ませていただいたら、すごく興味が沸きました。僕自身と主人公のビジュアルはあまり寄っていませんが、大成くんと初めて本読みをした時、「石田と本当にそっくりだな」って。髪型も寄せてきているし、これはうまくいくんじゃないかなと思いました。
三ツ矢歩 役の山崎まさよしさん
酒井大成(以下 酒井) 本当に嬉しかったです! 僕は約1年半「王様戦隊キングオージャー」で非現実的な世界という設定で演じていて、今回の出演が決まった時は、現実の世界という設定で演じられるという喜びがありました。と同時に、「キングオージャー」の世界観からまだ抜け出せていないんじゃないか、という不安もちょっとありましたね。
石田友也 役の酒井大成さん
――それぞれ演じる上で、楽しかった部分や難しかった点などをお聞きしたいです。

酒井 難しかったところを挙げるとしたら、カツ丼を作るシーンです。僕自身あまり料理をしない人で、今回初めてカツ丼を作りました。豚肉に片栗粉……、いや小麦粉、卵、パン粉をつけるんですけど、衣のつける順番もわからなくて。難しかったですけど、楽しかったですね。また、石田が成長していく過程をどう見せ続けられるかという部分も難しかったです。なのでよく野尻(克己)監督とは話し合いましたし、収録に関しては順撮り(※物語の進行に沿って撮影を進める方法)ではなかったので、石田のキャラクター性を立たせるためにも、序盤の1話から3話は特に大事にしていこうという気持ちで収録に臨みました。

山崎 撮影期間中は、とにかく暑かったです(苦笑)。しかも春・夏・秋・冬と1年を通して描かれているので、暑い最中にタートルネックを着て演じたこともありました。僕は暑いのが苦手で、今こうしてインタビューを受けている時も腕まくりしてます(笑)。楽しかった部分は、三ツ矢のセリフが関西弁だったことですね。通常、映画やドラマのお仕事の時はほとんどが標準語のセリフですけど、三ツ矢のセリフが普通にコテコテの関西弁だったので、僕自身とても演じやすかったです。ただ、僕も東京での生活が長い(※山崎さんは滋賀県出身、山口県で学生時代を過ごし1992年に上京)こともあって、大阪出身のドラマスタッフさんに「“おはよう”のイントネーションが違う!」と細かく突っ込まれたこともありました。

(一同笑)
――本作では、山崎さんが「料理研究家」、酒井さんが「雑誌編集者」を演じますが、撮影に臨むにあたって役作りなどされましたか。

酒井 石田はプロ野球選手を目指したものの、断念して編集者になり、畑違いの女性ファッション誌の部署で働いていたりと、僕にとっては体験したことない世界でした。役作りの一つとして、例えば、僕の知り合いに編集者がいて、その人に1日のスケジュールや編集を仕事で大変なことなどを直接ヒアリングしたり、自宅あるフィルムカメラをいじったりしました。野球に関しては、撮影前にバッティングセンターに通い練習をしたりもしました。

山崎 僕はフードコーディネーターの人のキッチンスタジオに行って、実際に料理を習ってみたというのはありましたね。

――ちなみに山崎さんは普段から料理をされますか。

山崎 はい、よく料理しますよ。

酒井 山崎さん、すごく上手ですよ!! 僕が料理素人だからかもしれないですけど……。

山崎 酒井くん、卵の溶き方がぎこちなかったよね(笑)。

酒井 そもそも石田は料理をあまりしない設定なので。

山崎 同じことを何回もやると慣れてしまって、野尻監督から「慣れすぎてる」って言われたよね。

酒井 はい、言われました(笑)。
――本作のオススメポイントや、原作を知っている方、原作を知らない方それぞれに向けての見どころなどがありましたら、教えていただけますか。

酒井 石田と三ツ矢先生が出会って、お互い色々な表情を知って成長していく過程や、毎話毎話美味しそうな料理が登場していくので、そこは注目して欲しいです。出てくる料理の原作再現度が本当にすごいんですよ。フードコーディネーターの方が丁寧にこだわって作ってくださったので、原作を知っている方には、その部分にも注目して観ていただきたいです。

山崎 アニメや漫画の実写化ってすごく難しいと思うんですが、この作品で橋渡し的な存在となったのが“料理”であって、原作と実写化の間を繋いでいる重要な要素だと思いますし、一つの作品を7話に収めた脚本担当の吉川菜美さんの頑張りも凝縮されていて、いつでも面白くて、観るとホッコリ出来る作品だと思います。

――撮影の合間、お二方でどんな話をされていましたか。

山崎 僕は愚痴しか言ってませんね(笑)。

(一同笑)

酒井 そんなことないですよ!! めちゃめちゃ向き合ってくださってましたから!!

山崎 大成くんは本当にキッチリとしていて、お昼ご飯を食べたらちゃんと歯を磨くし。

酒井 磨きますよ!!

山崎 大成くんを見ていると、若いっていいなと思いました。2人で走るシーンが何度かあったんですけど、大成くんが学生時代にサッカーをやっていたこともあって、エネルギーをすごい感じましたね。

――山崎さんと酒井さんが一緒に走るシーンは、注目ポイントの一つになりそうですね。

山崎 原作では、2人で一緒に映画を観に行って笑っているだけというシチュエーションなのに「どうして暑い中を走らなきゃいけないんだろう……」という愚痴はこぼしていました。

――愚痴をこぼしていたのは、嘘ではなかったんですね(笑)。

酒井 山崎さんは、独り言みたいな感じでダジャレを言うことが結構多くて、ダジャレを言う度に僕が「どういうことですか?」「どういう意味ですか?」と突っ込んでいました。

山崎 若い子と話す時のコミュニケーション手段は、もうダジャレしか残されてないんですよ。普通に会話すると若い子って真に受けるじゃないですか。だからこっちはボケるしかないんです。

――山崎さんのボケと酒井さんの突っ込みでコミュニケーションを深めたんですね。

山崎 ただ、大成くんはこう見えて天然ですから。

酒井 ……(笑)

山崎 この間も、風鈴のことを“提灯”と言ってましたから。

(一同笑)

――いろいろな撮影エピソードありがとうございます。さて取材日の数日前にクランクアップしたばかりとのことで、共演したうえで、お互いの「褒めポイント」や「尊敬できる点」を教えていただけますか。

酒井 山崎さんはムードメーカー的な存在で、撮影が終わった今振り返ってみると、現場では無邪気な山崎さんに何度も助けていただいていました。僕自身、すごく元気をもらっていました。

山崎 芝居に対して、真摯に向き合っている俳優さんだなと思いました。撮影現場で我々は「俳優部」と呼ばれているんですよ。僕が最初にドラマ出演した時は、役をもらっても「俺には音楽があるから」みたいな感じで撮影に臨みましたが、そんなに甘くはないことを撮影初日の現場で思い知らされました。大成くんはまだ俳優になって日が浅いのに、野尻組のいち俳優としての自覚を持っていて、奢りみたいな部分が一切ないんです。そういうところがすごいなと思いましたし、あとは“食欲”!! 撮影現場では一日に何度も食べるシーンがあったのに、お昼休憩の食事でもメチャメチャ食べるんです(笑)。食べるとことも体力が必要で大事ですからね。

酒井 山崎さんはずっとラムネを食べていましたね。

山崎 ラムネなんて、腹の足しにもならないから(苦笑)。

――さて本作では、三ツ矢が振る舞う料理に石田がすっかり胃袋を掴まれ、徐々に心を通わせていくというストーリーにちなんで、山崎さんが酒井さんに、酒井さんが山崎さんにそれぞれ手料理をふるまうとしたらどんな一品を作りたいですか。

山崎 「ぺペロンチーノ」です。僕の得意料理で、やれと言われたら結構やりますよ!

酒井 山崎さんが作るペペロンチーノ、食べてみたいです。僕は先ほどお話しした「カツ丼」を山崎さんに振る舞いたいです。なにせ「得意料理:カツ丼」ですから!

山崎 でもさっき衣の付け方の順番で、「小麦粉」のところを片栗粉って言っていたけど大丈夫? 大成くんはこういう天然な部分があるからね。

酒井 僕、小麦粉と片栗粉の区別もあまりわからなくて……。

山崎 片栗粉でもカツ丼が出来ないことはないかもしれないけど、小麦粉は小麦が原料で、片栗粉はじゃがいものでんぷんが原料で、そもそも全然違うから。

酒井 ぜんぜん違うんですね。
――山崎さんにカツ丼を振る舞う際は、間違えて片栗粉を入れないでくださいね。では最後にオンエアを楽しみにされている方に向けてメッセージをお願いします。

酒井 大好きな人と会いたくなったり、誰かと一緒にご飯を食べたい。そういう心温まるような作品になっていますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

山崎 コロナが流行っていた頃は、一緒にご飯を食べることがままならなかったと思うんです。そしてコロナが明けて、実際に人と会って、一緒に食事をすることによって、温かい気持ちになったと思うんですね。このドラマの軸となるのが「料理」なので、観てくださる方にとって、このドラマが“栄養”になってくれたらいいなと思っています。

(インタビュー了)

【取材写真】
山崎まさよし
HM:島徹郎(juice)
STY:庄 将司

酒井大成
HM:茂木梨沙
STY:庄 将司

【第1話先行カット】
主人公・⽯⽥友也のライバル編集者・冬島役に小南光司さん(左)、カメラマン役として杏子さん(右)が、ゲストキャストとして出演!
MBSドラマフィル『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』は、MBS(毎日放送)、テレビ神奈川、テレビ埼玉、群馬テレビ、とちぎテレビ、チバテレビにて放送。また「TVer」「MBS動画イズム」にて最新話が無料配信。さらにはFODで見放題独占配信が決定。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
MBSドラマフィル『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』

【放送情報】
MBS(毎日放送)
7月25日(木) 放送開始
毎週木曜 深夜1:29~
(1~3話のみ10分押し深夜1:39~)

テレビ神奈川
7月25日(木) 放送開始
毎週木曜 深夜1:00~

テレビ埼玉
7月29日(月) 放送開始
毎週月曜 深夜0:00~

群馬テレビ
7月30日(火) 放送開始
毎週火曜 深夜0:30~

とちぎテレビ
7月31日(水) 放送開始
毎週水曜 深夜1:00~

チバテレビ
8月1日(木) 放送開始
毎週木曜 よる11:00~

【配信】
MBS放送後から「TVer」「MBS動画イズム」にて最新話無料配信
FODで見放題独占配信決定!

原作:松本あやか「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」(ぶんか社刊)

出演:
山崎まさよし 酒井大成
川面千晶 三原羽衣 今森茉耶/丸山智己/宇野祥平

監督:野尻克己
脚本:吉川菜美
音楽:原田智英
制作プロダクション:レプロエンタテインメント
製作:「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」製作委員会・MBS

【公式サイト】
https://www.mbs.jp/mitsuyasensei/

【公式X】
https://x.com/dramaphil_mbs/

【公式Instagram】
https://www.instagram.com/dramaphil_mbs/

【公式TikTok】
https://www.tiktok.com/@drama_mbs

(C)「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」製作委員会・MBS

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