福井巴也・宝・RAY"UNiFY"×村瀬文宣・田中雅士"30-DELUX"=『SHAKES2024』5/15開幕目前SPコラボ"稽古場"インタビュー!Part②は"失神"エピソードも飛び出した"好きなテーマパーク"&"意気込み"トーク

2002年旗揚げの演劇ユニット「30-DELUXサーティーデラックス」と、2023年デビューし人気上昇中のボーイズグループ「UNiFYユニファイ」による強力タッグが実現!
2024年5月~6月に30-DELUX collaborate with UNiFY『SHAKESシェイクスS2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』が、東京・大阪・名古屋にて上演されます。

2007年初演からのべ20万人を動員してきた30-DELUXコメディシリーズの代表作『SHAKES』は、シェイクスピア作品の登場人物が一堂に会するテーマパーク"シェイクスピアランド"で起こるドタバタ喜劇。本作ではこの演出を大幅に変えてリアレンジ。「テーマパーク演劇×ライブ」として、怒涛のアクションコメディエンターテインメントライブを展開します。
【ものがたりのあらすじ】
シェイクスピアの登場人物が一同に介するテーマパーク「シェイクスピアランド」。
そのオープニングアクトの開演が迫り、現場責任者である江口は奔走していた。
一筋縄ではいかないキャスト揃いで江口は振り回されてばかり。
そんな最中、彼は予知夢を見る。
かつての友人が舞台の上で刺されて死ぬという夢。
不安を打ち消せない江口の前に八年ぶりに現れる匠。
予知夢の中で死んだ友人であり、江口には今も匠を許せない過去があった。
その夢の通りに匠は死んでしまうのか?
そんな二人を傍で見つめ続けるメイの思いは……。

今回、UNiFYからリーダーの福井巴也さんに、宝さん、RAYさんの3名、そして30-DELUXから村瀬文宣さん、田中雅士さんの2名、計5名に直撃インタビュー! 熱気あふれる稽古場の一角でお聞きした作品への想い、稽古中のエピソード、そしてテーマパークにちなんだ思い出など、前後編に渡りたっぷりとお届けします。

(※インタビュー前編はコチラ→)

□インタビュー後編
熱気あふれる稽古場からお届け!
──稽古場で流行っていることなど、エピソードを教えていただきたいです。

福井 僕たちは殺陣を教えていただくなかで、「スクリーン」という言葉を覚えました。要は、スクリーンを一枚挟んだところで相手を斬っているように見せるという手法のことなのですが、せっかくこの言葉を覚えたので、稽古場以外、UNiFYのダンスリハの時とかにもこの言葉を使ってます(笑)。
UNiFY・福井巴也(ふくい ともや)さん
RAY 「ここはちょっと前後ずれてるけど、隣の人の肩を触っているように……要は"スクリーン"だね」みたいな(笑)。
UNiFY・RAY(れい)さん
福井 まだ稽古に出られていないメンバーはスクリーンを知らないので、「え、何それ!?」って言ってます(笑)。現場は和気あいあいとしてます。ただ、30-DELUXさんは僕たちには優しいですが、やっぱり先輩の方から後輩の方に厳しく言われている場面も見ているので、僕らも同じことを言われていると思いながら、集中して稽古に向き合うようにはしています。

田中 僕は先日まで別の作品に出ていて、UNiFYのみなさんとまだほとんどお話ができていないので、ここからどんどん仲良くなっていきたいなと思っています。プレ稽古でワークショップのような感じで、「みんなで名前を覚えよう」というのをやったのですが、それから少し時間が経って、もしかしたら忘れられているかもしれない……という気持ちで来たら、「まーしー」ってみなさんが呼んでくださって、それがすごく嬉しくて。僕もどんどん絡んでいこうかなと思っています!
30-DELUX・田中雅士(たなか まさし)さん
──呼び方は大事ですよね。少し作品から逸れますが、本作の舞台が"テーマパーク"ということで、みなさんのテーマパークにまつわる思い出話を教えてください。

福井 高校性の時、大阪の某有名テーマパークに、サッカー部のメンバーと卒業旅行に行ったんですよ。僕、元々ジェットコースターとか苦手だったんですけど、せっかくだから友達と行ったら乗ろうと決めていたんですね。だけど、やっぱりどうしても乗れなくて、みんながジェットコースターに乗っている間、ベンチで本を読みながら待つという、めちゃくちゃド陰キャを発揮しました(笑)。

──意外な一面ですね。今でも苦手ですか?

福井 今もあまり得意ではないですね。ジェットコースターは、乗れる日と乗れない日があるんですよ。たとえば、日本一のジェットコースターがあるとしますよね。「今これを逃したら後悔するかも」、「この先乗る機会がないかもしれない」とか思うと、無理してでも乗っておこうってなるんですよ。実際、さっきとはまた別の日、別の場所にサッカー部のメンバーと行った時、有名なジェットコースターがあって、みんなは2~3回乗っていて、僕も1回は行けたんですけどね……。そこは日本一ではなかったから(笑)。やっぱり「日本一」とつくか、つかないは大きいですよ。だって、日本一じゃなかったら「俺、これに乗っても"日本一に乗れた"って言えないからいいや。下で待っとこ」ってなる (笑)。とは言いつつ、やっぱりみんなが帰って来てから、乗ればよかったなって思いましたけどね(笑)。

村瀬 テーマパークという幸せで楽しい空間で、ひとり(笑)。
30-DELUX・村瀬文宣(むらせ ふみのり)さん
福井 まあ……そうですね(笑)。

宝 僕は逆に、ジェットコースターが大好きです。スリルを味わいたいタイプなので、恐怖を感じられれば感じられるほど楽しい。でも、バンジージャンプはできないです(笑)。
UNiFY・宝(たから)さん
村瀬 僕はお化け屋敷が好き。あれって役者が出てきたりするじゃないですか、ゾンビとかお化け役で。そういうのを見ていると、面白いなって(笑)。

福井 視点が違う(笑)。そんなん寄って来たら、村瀬さんびっくりして刀で斬っちゃうんじゃないですか?(笑)

全員笑

RAY 僕もジェットコースターが好きですね。僕、ベトナムに住んでいたことがあるんですけど、たまに、すごく小さい規模のテーマパーク的なところに行ってて、そこにある船みたいな形で一回転するやつあるじゃないですか。バイキングっていうのかな? それが今にも壊れそうな感じで(笑)。当時、それに乗るために順番を待って並んでいたら、回ってる時にそのアトラクションの土台がすごくグラグラしてて、めっちゃ怖くて。結局、それに乗った時に僕、失神したんですよ。乗り物自体が怖くて……というより、そのアトラクションがぶっ壊れて事故が起きてしまうんじゃないかというのが怖くて。

──失神までしちゃったんですか!? 何歳頃のお話ですか?

RAY たしか、小学校6年生の頃だったと思います。結構なトラウマだったけど、日本に帰って来たら安全なアトラクションがいっぱいあるので、それに乗っているうちに好きになりました。日本のアトラクションは何に乗っても楽しいです。ベトナムのあれに比べたら、どれも安心ですからね(笑)。

田中 えーっと……失神した人の後に話すのは、めっちゃハードル上がりますね(笑)。

福井 今、失神しちゃうんじゃないですか?(笑)

田中 (笑)。僕、コーヒーカップを回すアトラクションが割と好きで。

RAY 可愛い!

村瀬 回りすぎて失神した?(笑)

田中 してないです(笑)。僕はコーヒーカップに友だちと乗って、カップをめちゃくちゃ回して、コーヒーカップを絶叫マシーンにして、友だちの悲鳴を聞きたいタイプです(笑)。

──全くほのぼのとしていませんでしたね(笑)。

宝 これは深堀り禁止だ(笑)。

──みなさんそれぞれ、テーマパークを楽しまれていますね。そういえば、福井さんが一番好きなアトラクションは?

福井 テーマパークの中で、ですか? 一番好きなのはフードコート(笑)。

全員笑

福井 楽しみ方、いろいろありますよね。あえて本を読んだりね(笑)。

──テーマパークでは、人それぞれがいろんな楽しみ方ができるということですね(笑)。では、そんなテーマパークが舞台の作品『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』への意気込み、メッセージをお願いいたします。

宝 グループ全員で舞台に出るのは初めてで、僕自身も舞台が初めてなので、まずは、いい作品を作ることだけを考えています。稽古場では新しいものを吸収して、自分の武器になるものを見つけていきたいです。UNiFYの新しい1ページになって、そして、30-DELUXさんにとっても新しい1ページを刻んでいただけるよう、僕らは全力で稽古して本番に臨みます!
RAY これまで何度も上演されてきた歴史ある演目を、今回UNiFYとコラボするという形でやらせていただいて、今までにない、そして、この先にも作れない「UNiFYとだからこんな舞台にできたよね」と思ってもらえるような作品になるといいなと思っています。30-DELUXさんのファンの方、僕らのファンの方、そして、『SHAKES』のファンの方も全員に、新しく強烈に、印象に残せるような作品になるようとても頑張ります!
村瀬 2024年バージョンに『SHAKES』が生まれ変わるということで、僕らは「新しいものを作るぞ」という気持ちでいますし、UNiFYのみなさんにとっては初めてこの公演をやるというので、お互いにいろいろ刺激し合って、「これが今のシェイクスだ!」というものをお客様にお見せできるよう、全力で稽古をしていきますので、ぜひ遊びに来てください。
田中 今まで30-DELUXの先輩方が作り上げてきたものを受け継ぎながら、さらにUNiFYのみなさんと新しいものを作っていきたいと思っています。東京、大阪、名古屋と、それぞれいろんなチームがあるんですけど、公演ごとにガラッとキャストが加わるので、全公演面白いものが出来上がると思います。ぜひ劇場に遊びに来てください。
福井 まず、30-DELUXさんのファンの方々は『SHAKES』という作品をたくさん観られてきていると思うので、村瀬さんもおっしゃっていたように、僕らも"新しい『SHAKES』"を届けたいです。そして、僕たちUNiFYのファンの方々にも、こうした新しい挑戦をすることで、今までと一味違うなと思っていただきたいと思っています。『SHAKES』を通して、エンターテインメントに携わる人間として、もう一段階成長できるような、そんな場所にできたらなとも思います。自分たちで高め合って、あと僕に足りないピースを村瀬さんに見つけていただいて(笑)、どの場所でも素敵な公演にできればなと思っていますので、応援よろしくお願いします。
――ありがとうございました! 30-DELUXとUNiFYの化学反応に期待しています!
【インタビュー了】

30-DELUX collaborate with UNiFY『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』は5月15日の東京公演を皮切りに、5月31日から大阪公演が、6月7日から名古屋公演が予定されています。詳細はInformationをチェックしてください。

☆Information
30-DELUX collaborate with UNiFY
『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』

脚本:IKKAN
潤色:田中精
脚色・演出:山本タク

出演:
【UNiFY】
福井巴也、雨宮大晟、石沢瑠架、石橋弘毅、伊月大和、宝、富園力也、中川将平、新美直己、RAY
【30-DELUX】
村瀬文宣、髙木俊輔、竹之内景樹、大塚晋也、石井鈴音、田中雅士、森田凱斗、藤原渚、永易大空、林ちり、南勇大、長瀬友起、原田百嘉/谷口敏也、田中精/清水順二
【ゲスト出演】
藤田奈那、湯本亜美
※マルチキャストとなりますので出演回にご注意ください。
※各キャストの出演回は「公演公式サイト」をご確認ください。

<東京公演>
日程:2024年5月15日(水)~19日(日)
会場:俳優座劇場
(東京都港区六本木4-9-2)
<大阪公演>
日程:2024年5月31日(金)~6月2日(日)
会場:ABCホール
(大阪市福島区福島1丁目1番30号)
<名古屋公演>
日程:2024年6月7日(金)~9日(日)
会場:メニコンシアターAoi
(愛知県名古屋市中区葵三丁目21番19号 Menicon Theater Aoi Bldg.内)

◆チケット
・一般チケット
前売:8,000円 当日:8,200円(全席指定・税込)
・プレミアムチケット
前売:11,000円 当日:11,200円(全席指定・税込)
※非売品特典付き
※プレミアムチケット座席
俳優座劇場:1列~7列/ABCホール:XA列~G列/メニコン シアターAoi:A列~H列

◆チケット取扱い
・カンフェティ
https://www.confetti-web.com/@/shakes2024
・チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2449526
・ローソンチケット
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=716656
(Lコード:35703)
・イープラス
https://eplus.jp/sf/detail/0141300004?P6=001&P1=0402&P59=1
※未就学児童の観劇不可
※車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号をご観劇日の前々日までに stage.contact55@gmail.com までお知らせください。

お問い合わせ:(style office) stage.contact55@gmail.com

公演公式サイト:https://30-delux.net/shakes2024/
公演公式X:https://x.com/30delux_unify

30-DELUX公式サイト:https://30-delux.net/
UNiFY公式サイト:https://unify.tokyo/

名古屋公演主催:サンデーフォークプロモーション
主催:『SHAKES2024』製作委員会

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