半田健人・芳賀優里亜・村上幸平・唐橋充・藤田玲のオリジナルキャスト5名がファンの前に集結!映画『仮面ライダー555 20th』完成披露舞台挨拶が開催、「ずっとファイズを応援してくださった皆さんの力で作った映画」

2024年1月14日に東京・新宿バルト9にてVシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』完成披露舞台挨拶が行われ、乾巧/仮面ライダー555役の半田健人さん、園田真理役の芳賀優里亜さん、草加雅人/仮面ライダー913役の村上幸平さん、海堂直也役の唐橋充さん、北崎役の藤田玲さん、田﨑竜太監督が登壇しました。
(左より)藤田 玲さん、村上幸平さん、半田健人さん、芳賀優里亜さん、唐橋 充さん、田﨑竜太監督
本作は2003年1月から2004年1月までテレビ朝日系列で放送されていた平成仮面ライダーシリーズ第4作「仮面ライダー555(ファイズ)」の最新作。仮面ライダー555は。主人公の青年・乾 巧が特殊な変身ツール「ファイズギア」を持つ少女・園田真理に遭遇し、異形の怪人「オルフェノク」に襲われたことをきっかけに、仮面ライダーファイズとして戦う物語で、本作ではTVシリーズの「その後」が描かれます。

舞台挨拶でまず、「今回の映画が実現したのは、僕たちの力ではなく、20年間ずっとファイズを応援してくださった皆さんの力で作った映画だと思います」とファンに感謝のメッセージを送った半田さん。20年ぶりの新作となり、オリジナルメンバーが揃って登壇したことについての心境を聞かれ、「20年前の自分に、今日こういう日があるということを教えれるものなら教えたいです」と語ると、村上さんも「タイムマシーンがあったら、20年前は嫌われていた草加雅人に『20年後、めっちゃ愛されるようになるぞ!』と伝えてあげたいです」と20年分の思いを伝えました。
乾巧/仮面ライダー555役の半田健人さん
園田真理役の芳賀優里亜さん
芳賀さんは「このチームでまた新作を届けられるなんて、当時は1ミリも思っていませんでした」と心境を語り、唐橋さんは「深爪とささくれに悩まされ、唇の乾燥にもなんとか打ち勝ち、 今日ここに立っているのわけであります」と乾燥と感想をかける唐橋さんらしい独自のコメントで会場を盛り上げます。そして藤田さんは「中野サンプラザのバトル・トークショー(2004年)で締め括って、その間に役者を辞めた方や他界された方もいらっしゃいますが、そのみんなの思いみたいなものを感じています。こんな素晴らしい機会をいただけたのも、ずっと応援してくださってる皆さんのおかげです。夢のような時間です」と、登壇できなかったキャストへの思いの丈を打ち明けました。
草加雅人/仮面ライダー913役の村上幸平さん
海堂直也役の唐橋充さん
北崎役の藤田玲さん
話題はオファーを受けた時の感想について。キャスト側からの提案だったことを明かした半田さんは「映画になると舞い込んできた時には、自分たちが言い出したことだから、すごい責任を背負っているという気持ちはありましたし、僕たちが記念になるような作品ではなくて、待ってくれるファンの方がいかに楽しんでもらえるかということを考えました」とファンのための作品を心がけたと語ります。村上さんは「僕自身も一度この業界を離れた時期がありました。そんな経験を経て、改めてこのメンバーが集まって、スタッフさんが集まってこの作品が出来たいうのは本当に奇跡だなと思いました」と語り、藤田さんは「村上さんとは同じ事務所ということもあって、20th作品をやるっていう噂を聞いていました。ただTVシリーズで北崎は食べられて死んだので、『へぇ~やるんだ』という気持ちだったところに『あなたも出るよ』と言われて、一番びっくりしました。『えっ!僕、出ていいの』って思いました」とオファーの経緯を語りました。
TVシリーズでパイロット版や初回放送、最終回などを手掛けた田﨑監督は「ファイズできるんだと思ってすごい嬉しかったですし、このメンバーで他の監督とやってたら、ちょっと嫉妬しました」と本音を語り、会場を沸かせました。
TVシリーズでは凄惨な最期を遂げた草加と北崎でしたが…
撮影エピソードでは、若いキャストとの共演に触れ、「以前、乾巧役で仮面ライダーシリーズに何度も出させていただきましたが、後輩の新人ライバルを捕まえて、ロケバス移動中に2時間半ずっと喋りっぱなししていたら、老害扱いになってしまった反省を踏まえ(笑)、今回は無駄なことは喋らず、聞かれたら答えるというスタンスをしていました」と若いキャストとの対応を語ります。すると村上さんが「スマートレディ役の進藤あまねさんと結構喋りましたよ。彼女のクランクイン日ということもあってだいぶ緊張していたので、話しかけてあげなきゃと思って話しました。そしたら特撮が大好きで、ファンの中にもファイブファンがたくさんいるとのことだったので、『“草加スマイルを目の前で浴びました”とSNSに投稿して』と言っておきました」と報告するものだから、半田さんが「それが老害なんだよ!」と厳しくツッコみ会場は大爆笑。
村上さんによる進藤あまねさんへの対応に苦言を呈した半田さん
また唐橋さんが劇中アドリブを随所に入れていたそうで、「脚本にアドリブなんか入れません!」と強調していた唐橋さんでしたが、具体例のシーンを言われ、「色々足したところがあるかもしれない……」と平謝り。それでも半田さんは「(唐橋さんのアドリブが)もう懐かしくて。これがファイズの1つの要素なんですよ」とフォローしていました。
本作は「唐橋さんのアドリブ祭り」だったとのこと
最後に登壇者を代表して半田さんが「この映画は、ただの同窓会映画ではなく、ここをまた新たなファイズの出発点として、これから先、 5年、10年、そして20年とずっと愛してくれるような、そういうきっかけにしていただけると、僕たちとしても本当に嬉しいです」と挨拶してイベントは終了しました。


イントロ&ストーリー
シリーズ第4作にして、「平成仮面ライダー」の人気を頂点まで押し上げた、伝説の作品『仮面ライダー555(ファイズ)』。放送から20年の時を経て、人類の進化形・オルフェノクと人類をめぐる物語の、「その後」が描かれる。それは果たして、「夢」の続きなのか、あるいは「絶望」の始まりなのか……。

園田真理(芳賀優里亜)は菊池啓太郎の甥・条太郎(浅川大治)、海堂直也(唐橋 充)、そして、いつしか戻ってきた草加雅人(村上幸平)とともにクリーニング店「西洋洗濯舗 菊池」を経営しながらオルフェノクの庇護を行っていた。一方、政府により企業再生されたスマートブレイン社は、オルフェノクの殲滅を目指す企業へと変貌を遂げ、北崎(藤田玲)が社を率いていた。
ある日、追いつめられたオルフェノクを救うため、草加と海堂は仮面ライダーカイザとスネークオルフェノクとなり、殲滅隊隊長の胡桃玲菜(福田ルミカ)/仮面ライダーミューズと交戦。そこに現れたのは、数年前に真理たちの前から姿を消して以降、消息不明となっていた、あの乾 巧(半田健人)だった。巧は、かつてとは異なる姿のファイズ・仮面ライダーネクストファイズへと変身し、スマートブレイン社の尖兵として、その力を使い始めた…!
ネクストファイズに攻撃されて混乱する真理たち。巧はなぜスマートブレインにいるのか? 今まで何をしていたのか?
波乱を含んだ彼らの再会は、オルフェノクと人類をめぐる新たな物語のほんの序章に過ぎなかった――


Vシネクスト「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」は、2月2日より東京・新宿バルト9ほかにて期間限定上映、5月29日にBlu-ray&DVDが発売。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。


☆Information
Vシネクスト「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」

2024年 2月2日(金)より新宿バルト9ほかにて期間限定上映開始
通常版・特別版 2024年 5月29日(水)Blu-ray&DVD発売
CSMカイザフォンXX版・完全版 2024年9月13日(金)Blu-ray&DVD発売

出演
半田健人 芳賀優里亜 村上幸平 唐橋充 藤田玲
福田ルミカ 浅川大治 柳川るい 土師野隆之介 松澤可苑 進藤あまね / 高岩成二

原作:石ノ森章太郎 脚本:井上敏樹 監督:田﨑竜太
音楽:松尾早人 アクション監督:和田三四郎
主題歌「Identiφ’s」ISSA

▼楽曲情報
「Identiφ‘s」 ISSA 作詞:藤林聖子 作曲:佐藤和豊 編曲:中川幸太郎
2月2日から各サブスクリプション・ダウンロードサイトにて配信開始!

◆パッケージ情報◆
《2024年5月29日(水)発売》
・通常版
DVD 5,000円+税/Blu-ray 6,000円+税
【特典(予定)】
映像特典:予告
映像特典(Blu-rayのみ):メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー
音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー(半田健人・芳賀優里亜・村上幸平・唐橋充・藤田玲)

・特別版(初回生産限定)
DVD 8,000円+税/Blu-ray 9,000円+税
【特典(予定)】
封入特典:ライナーノート、主題歌CD、スリーブ、ボーナスディスク(『仮面ライダー555』20th Anniversary EVENT
「555×20」)
映像特典:予告
映像特典(Blu-rayのみ):メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー
音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー(半田健人・芳賀優里亜・村上幸平・唐橋充・藤田玲)

《2024年 9月13日(金)発売》
・CSMカイザフォンXX版(完全受注生産)
DVD 26,500円+税/Blu-ray 27,500円+税
【特典(予定)】
封入特典:CSMカイザフォンXX
映像特典:予告
映像特典(Blu-rayのみ):メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー
音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー(半田健人・芳賀優里亜・村上幸平・唐橋充・藤田玲)

・完全版(完全受注生産)
DVD 29,500円+税/Blu-ray 30,500円+税
【特典(予定)】
封入特典: CSMカイザフォンXX、ライナーノート、主題歌CD、スリーブ、ボーナスディスク(『仮面ライダー555』20th
Anniversary EVENT「555×20」)
映像特典:予告
映像特典(Blu-rayのみ):メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー
音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー(半田健人・芳賀優里亜・村上幸平・唐橋充・藤田玲)

《2024年2月2日(金)発売》
・劇場先行販売版
DVD 6,000円+税
【特典(予定)】
封入特典:主題歌(MOVIEサイズ)ダウンロードカード「mu-ca」、ポスタービジュアルフォトカード
映像特典:予告

※DVDスペック(全種同様) COLOR/本編65分(予定)/片面1層/1.主音声:ステレオ/16:9LB
※Blu-rayスペック(全種同様) COLOR/本編65分(予定)/2層/1.リニアPCM(ステレオ) 2.リニアPCM(コメンタリー:ステレオ)/16:9【1080p Hi-Def】

※CSMカイザフォンXXが付属する【CSMカイザフォンXX版】と【完全版】は2024年9月13日(金)発売です。通常発売日と異なりますのでご注意ください。

【公式サイト】
https://www.toei-video.co.jp/55520th/

【公式X(旧Twitter)】
@555_20th

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