【ハイカステージSP】クリス役･丘山晴己×レオ役･石橋弘毅がスタイリッシュな魅力を語る､「HIGH CARD the STAGE – CRACK A HAND」1/19開幕目前インタビュー特集【前編】
テレビアニメ第2期の放送もスタートしたメディアミックスプロジェクト『HIGH CARD』が舞台化！ HIGH CARD the STAGE – CRACK A HANDが、2024年1月19日より東京・シアター1010にて上演されます。
主演のフィン・オールドマン役を赤澤遼太郎さん、演出は山本一慶さんが務める話題作より、スマートボーイズではクリス・レッドクレイヴ役の丘山晴己さんと、レオ・コンスタンティン・ピノクル役の石橋弘毅さんにインタビュー。公演への意気込みや、作中の異能力にちなんだ質問まで、たっぷりと前後編でお届けいたします。
主演のフィン・オールドマン役を赤澤遼太郎さん、演出は山本一慶さんが務める話題作より、スマートボーイズではクリス・レッドクレイヴ役の丘山晴己さんと、レオ・コンスタンティン・ピノクル役の石橋弘毅さんにインタビュー。公演への意気込みや、作中の異能力にちなんだ質問まで、たっぷりと前後編でお届けいたします。
クリス役の丘山晴己さん×レオ役の石橋弘毅さんが登場！
【作品紹介】
原作の『HIGH CARD』は、トムス・エンタテインメント、人気漫画『賭ケグルイ』の原作者である河本ほむら氏、作家の武野 光氏が共同で制作するメディアミックスプロジェクト。特定の者に異能力を与える52枚の《エクスプレイングカード》が国中に四散してしまい、そのカードを回収する集団《ハイカード》に加入したフィンと仲間たちの活躍を、ユーモアを交えてスタイリッシュに描いた《トランプ×異能力バトルアクション》となっており、2021年12月のドラマCD発売から、漫画、小説の連載とコンテンツが広がり続け、2023年1月にはアニメ第1期が放送。2024年1月からは、第2期の放送が決定しています。
その舞台版となる本作では、演出を俳優として数多くの作品に出演するほか、脚本・演出家として舞台作品を手掛けるなど、幅広く活躍する山本一慶さんが担当。脚本は、ダイナミックな物語創りと繊細な心理描写を得意とする西森英行さんが、そして音楽にはただすけさんを迎えました。
原作の『HIGH CARD』は、トムス・エンタテインメント、人気漫画『賭ケグルイ』の原作者である河本ほむら氏、作家の武野 光氏が共同で制作するメディアミックスプロジェクト。特定の者に異能力を与える52枚の《エクスプレイングカード》が国中に四散してしまい、そのカードを回収する集団《ハイカード》に加入したフィンと仲間たちの活躍を、ユーモアを交えてスタイリッシュに描いた《トランプ×異能力バトルアクション》となっており、2021年12月のドラマCD発売から、漫画、小説の連載とコンテンツが広がり続け、2023年1月にはアニメ第1期が放送。2024年1月からは、第2期の放送が決定しています。
その舞台版となる本作では、演出を俳優として数多くの作品に出演するほか、脚本・演出家として舞台作品を手掛けるなど、幅広く活躍する山本一慶さんが担当。脚本は、ダイナミックな物語創りと繊細な心理描写を得意とする西森英行さんが、そして音楽にはただすけさんを迎えました。
主演であるフィン・オールドマン役は赤澤遼太郎さんが務め、そのバディであるクリス・レッドグレイヴ役には丘山晴己さんが登場。
ほか、出演者にはレオ・コンスタンティン・ピノクル役に石橋弘毅さん、ウェンディ・サトー役に七木奏音さん、ヴィジャイ・クマール・シン役に松田 岳さん、ノーマン・キングスタット役に久保田秀敏さん、ボビー・ボール役に里中将道さん、ミシェル・レッドグレイヴ役に行天優莉奈さん、チェルシー・ハモンド役に明音亜弥さん、バーナード・シモンズ役に萩野 崇さんと、実力派俳優が名を連ねています。
■HIGH CARD the STAGE – CRACK A HAND
クリス・レッドグレイヴ役：丘山晴己さん×レオ・コンスタンティン・ピノクル役：石橋弘毅さん【インタビュー前編】
ほか、出演者にはレオ・コンスタンティン・ピノクル役に石橋弘毅さん、ウェンディ・サトー役に七木奏音さん、ヴィジャイ・クマール・シン役に松田 岳さん、ノーマン・キングスタット役に久保田秀敏さん、ボビー・ボール役に里中将道さん、ミシェル・レッドグレイヴ役に行天優莉奈さん、チェルシー・ハモンド役に明音亜弥さん、バーナード・シモンズ役に萩野 崇さんと、実力派俳優が名を連ねています。
■HIGH CARD the STAGE – CRACK A HAND
クリス・レッドグレイヴ役：丘山晴己さん×レオ・コンスタンティン・ピノクル役：石橋弘毅さん【インタビュー前編】
――このたび舞台化される『HIGH CARD』とは、特定の者に異能力を与える52枚の《エクスプレイングカード》を回収する集団、《ハイカード》の活躍をスタイリッシュに描く物語です。この舞台への出演が決まって、まずはどんな印象をお持ちになりましたか？
丘山晴己(以下、丘山) 最初に『HIGH CARD』のアニメから見たんですが、オープニングからすごくおしゃれで、使われている音楽も素敵で！ 僕が大好きなテイストの世界観だったので、「これを舞台で演じられるんだ」とワクワクしました。
石橋弘毅(以下、石橋) 僕もアニメを見て、やっぱり第一印象からすごくオシャレだなと思いましたし、カーチェイスや戦闘などのアクションシーンに、キャラクターの服装もスタイリッシュな魅力があって。キャラクターそれぞれのバックボーンにも引き込まれて、アニメを見進めていくごとに舞台がどんどん楽しみになっていきました。
丘山晴己(以下、丘山) 最初に『HIGH CARD』のアニメから見たんですが、オープニングからすごくおしゃれで、使われている音楽も素敵で！ 僕が大好きなテイストの世界観だったので、「これを舞台で演じられるんだ」とワクワクしました。
石橋弘毅(以下、石橋) 僕もアニメを見て、やっぱり第一印象からすごくオシャレだなと思いましたし、カーチェイスや戦闘などのアクションシーンに、キャラクターの服装もスタイリッシュな魅力があって。キャラクターそれぞれのバックボーンにも引き込まれて、アニメを見進めていくごとに舞台がどんどん楽しみになっていきました。
クリス・レッドクレイヴ役の丘山晴己さん
レオ・コンスタンティン・ピノクル役の石橋弘毅さん
――本作は《トランプ×異能力バトルアクション》ということで、アニメの中には「舞台ではどうやって描くんだろう」と思う戦闘シーンも多くあったのではないでしょうか。
丘山 バトルアクションはもちろんなんですけど、とにかくカーチェイスの場面が多いんですよね！ これが舞台ではどういう風に見せられるのか、すごく楽しみだなと思います。
石橋 異能力でも、例えば僕が演じるレオくんにはお金と引き換えに武器を出現させられる能力があるんですけど、そういった描写も気になりますよね。僕たちにもまだどうなるのかと想像がついていない分、とても楽しみです。
――丘山さんはクリス役、石橋さんはレオ役とそれぞれ《ハイカード》の一員を演じますが、役柄の魅力に感じている点や、ご自身との共通点はありますか？
丘山 クリスは少しチャラっとしていて女たらしな面もあるんですけど、それは彼自身が一つのマスク(仮面)として身に着けているものであって。僕はその二面性も魅力に感じていて、やっぱり誰しも、表向きの顔ではマスクをつけているものだと思うんですよ。
僕にもそういう部分はあるからこそ、舞台上では面白く、かつ魅力的な形で自分と役柄をうまく融合させるきっかけにもできるのかなと思っていますし……みんなのお母さんも普段は普通に喋っていても、電話になると声がオクターブ高くなったりするでしょ？
石橋 あぁ～、はい！（笑）
丘山 「もしもし～(甲高い声)」ってなるでしょ、アレ！（笑） そういうマスクを巧みに使いこなしているところでもクリスの深みを出していきたいですし、その内側にある絶対に他人を入れなかった部分にも、物語が進むにつれて、バディを組んだフィンとはお互いを見せ合っていく、信頼していく。バディとして、友達よりも深い関係になっていくような過程が描いていけたらと思っています。
丘山 バトルアクションはもちろんなんですけど、とにかくカーチェイスの場面が多いんですよね！ これが舞台ではどういう風に見せられるのか、すごく楽しみだなと思います。
石橋 異能力でも、例えば僕が演じるレオくんにはお金と引き換えに武器を出現させられる能力があるんですけど、そういった描写も気になりますよね。僕たちにもまだどうなるのかと想像がついていない分、とても楽しみです。
――丘山さんはクリス役、石橋さんはレオ役とそれぞれ《ハイカード》の一員を演じますが、役柄の魅力に感じている点や、ご自身との共通点はありますか？
丘山 クリスは少しチャラっとしていて女たらしな面もあるんですけど、それは彼自身が一つのマスク(仮面)として身に着けているものであって。僕はその二面性も魅力に感じていて、やっぱり誰しも、表向きの顔ではマスクをつけているものだと思うんですよ。
僕にもそういう部分はあるからこそ、舞台上では面白く、かつ魅力的な形で自分と役柄をうまく融合させるきっかけにもできるのかなと思っていますし……みんなのお母さんも普段は普通に喋っていても、電話になると声がオクターブ高くなったりするでしょ？
石橋 あぁ～、はい！（笑）
丘山 「もしもし～(甲高い声)」ってなるでしょ、アレ！（笑） そういうマスクを巧みに使いこなしているところでもクリスの深みを出していきたいですし、その内側にある絶対に他人を入れなかった部分にも、物語が進むにつれて、バディを組んだフィンとはお互いを見せ合っていく、信頼していく。バディとして、友達よりも深い関係になっていくような過程が描いていけたらと思っています。
石橋 レオくんは本当に分かりやすく言えば、すごくお金持ちで、お坊ちゃまなキャラクター。でも、ただお金持ちなだけじゃなく、自分の父親に対するコンプレックスやトラウマも抱えていて、年上の部下たちに囲まれながら、どこか素直になれない面があるんです。
いわゆる反抗期とは違うけど、僕にも周りの言うことを素直に聞きたくないと思うような時期はあったりしたので、そんな自分の気持ちを思い通りにできないレオくんのことも魅力の一つとして、舞台上でもうまく表現していけたら。この仲間たちの中で、まだ14歳だけどリーダーとして頑張ろうとしているレオくんの姿を届けられるように頑張りたいなと思っています。
いわゆる反抗期とは違うけど、僕にも周りの言うことを素直に聞きたくないと思うような時期はあったりしたので、そんな自分の気持ちを思い通りにできないレオくんのことも魅力の一つとして、舞台上でもうまく表現していけたら。この仲間たちの中で、まだ14歳だけどリーダーとして頑張ろうとしているレオくんの姿を届けられるように頑張りたいなと思っています。
――《ハイカード》の面々はスタイリッシュなスーツ姿を披露していますが、ビジュアル撮影で衣裳を着用された感想はいかがでしたか？
丘山 一から仕立てていただいたスーツなので、このフィット感と言ったら！ 個性的な部分もしっかりあって、僕は私服でもスーツは好きでよく着るのでたくさん持っているんですけど、足元に穴が開いているスーツは初めてです（笑）。
石橋 確かに（笑）。
丘山 でも、こんなに大きい穴があるのに美しいシルエットのままなのは衣裳スタッフさんの匠の技だなと思いましたし、衣裳がカッコイイと、やっぱりテンションも上がりますよね。すごく素敵です。
丘山 一から仕立てていただいたスーツなので、このフィット感と言ったら！ 個性的な部分もしっかりあって、僕は私服でもスーツは好きでよく着るのでたくさん持っているんですけど、足元に穴が開いているスーツは初めてです（笑）。
石橋 確かに（笑）。
丘山 でも、こんなに大きい穴があるのに美しいシルエットのままなのは衣裳スタッフさんの匠の技だなと思いましたし、衣裳がカッコイイと、やっぱりテンションも上がりますよね。すごく素敵です。
石橋 晴己くんのズボンの穴って、アニメで見るよりすごく目立ちますよね。
丘山 確かに！（笑） ばしこ(石橋さんのニックネーム)の衣裳も、ドアノブがめっちゃ目立ってた（笑）。パッと見た時に、胸元が光ってるんだもん。
石橋 レオくんのスーツにはドアノブのような獅子型の飾りがついているんですけど、このドアノブ、僕が最初に衣裳を着て「うわ～、ドアノブだぁ！」と思って触った瞬間にポロっと取れちゃって！ 内心「ヤバい！」ってめちゃくちゃ焦っていたら、「まだ仮止めで、ちゃんと留めてなかったんです～」って言われて安心しました（笑）。
丘山 アハハ！ 本番でも、勝手にイジったらダメなやつだ（笑）。
石橋 多分、もう大丈夫なくらい留めてもらっているんで、いっぱいイジってください（笑）。
丘山 そんな僕たち以外のみんなも、今回はめちゃくちゃビジュアルがいいよね！
石橋 僕と晴己くんは別日の撮影で、僕は先に撮影していた晴己くんから「衣裳がすごいカッコいい、めちゃくちゃ盛れるよ！」って聞いていたんですよ。それで期待のハードルが上がりまくっていたのに、いざ現場に行って、この姿で写真を撮った時には「すごい！」って大興奮でした。
丘山 そうそう、「これは盛れる！」って連絡しちゃったもんね（笑）。
石橋 衣裳もメイクもスタッフの方々のこだわりが詰まっているので、全員のキャラクターが際立っていて。舞台上でも、お客様は誰を目で追っていけばいいのか分からなくなるくらい全員が光っていると思います！ 僕も、みんなが揃った姿を見るのが楽しみです。
丘山 も～、ばしこは可愛いこと言うね！（笑）
丘山 確かに！（笑） ばしこ(石橋さんのニックネーム)の衣裳も、ドアノブがめっちゃ目立ってた（笑）。パッと見た時に、胸元が光ってるんだもん。
石橋 レオくんのスーツにはドアノブのような獅子型の飾りがついているんですけど、このドアノブ、僕が最初に衣裳を着て「うわ～、ドアノブだぁ！」と思って触った瞬間にポロっと取れちゃって！ 内心「ヤバい！」ってめちゃくちゃ焦っていたら、「まだ仮止めで、ちゃんと留めてなかったんです～」って言われて安心しました（笑）。
丘山 アハハ！ 本番でも、勝手にイジったらダメなやつだ（笑）。
石橋 多分、もう大丈夫なくらい留めてもらっているんで、いっぱいイジってください（笑）。
丘山 そんな僕たち以外のみんなも、今回はめちゃくちゃビジュアルがいいよね！
石橋 僕と晴己くんは別日の撮影で、僕は先に撮影していた晴己くんから「衣裳がすごいカッコいい、めちゃくちゃ盛れるよ！」って聞いていたんですよ。それで期待のハードルが上がりまくっていたのに、いざ現場に行って、この姿で写真を撮った時には「すごい！」って大興奮でした。
丘山 そうそう、「これは盛れる！」って連絡しちゃったもんね（笑）。
石橋 衣裳もメイクもスタッフの方々のこだわりが詰まっているので、全員のキャラクターが際立っていて。舞台上でも、お客様は誰を目で追っていけばいいのか分からなくなるくらい全員が光っていると思います！ 僕も、みんなが揃った姿を見るのが楽しみです。
丘山 も～、ばしこは可愛いこと言うね！（笑）
――お二人は今回のキャストの中でも以前から仲良くされている関係かと思いますが、ほかの方々とのご関係はいかがでしょうか？
石橋 僕は初めましての方が多くて、お芝居で共演したことがあるのは晴己くんだけかも。
丘山 えっ、そうなんだ！ ほかに知っている人はいる？
石橋 松田 岳くんとは『Bハイ』という配信番組のバラエティ企画で、あと里中将道くんとは『アクターズリーグ』のバスケット大会でご一緒したことがあります。特に岳くんとは番組の企画で色々とお話しできて、めちゃくちゃ面白くて楽しい方でした。
丘山 岳ちゃん、いい子だよね～！ 僕は共演したことがある方が多くて、その中でもフィン役の赤澤くんとは以前にも『チェーザレ』というミュージカルで共演しているんですけど、その時は役柄的にあまり関わることができなかったから、今回はがっつりとバディを組めて嬉しいなと思います。
石橋 僕は初めましての方が多くて、お芝居で共演したことがあるのは晴己くんだけかも。
丘山 えっ、そうなんだ！ ほかに知っている人はいる？
石橋 松田 岳くんとは『Bハイ』という配信番組のバラエティ企画で、あと里中将道くんとは『アクターズリーグ』のバスケット大会でご一緒したことがあります。特に岳くんとは番組の企画で色々とお話しできて、めちゃくちゃ面白くて楽しい方でした。
丘山 岳ちゃん、いい子だよね～！ 僕は共演したことがある方が多くて、その中でもフィン役の赤澤くんとは以前にも『チェーザレ』というミュージカルで共演しているんですけど、その時は役柄的にあまり関わることができなかったから、今回はがっつりとバディを組めて嬉しいなと思います。
――バディ役ということで、今回は稽古やプライベートから意識して仲良くしていきたい、などのお考えもありますか？
丘山 でも、クリスとフィンの関係ってそういう仲の良さではないんですよね。だから逆に、稽古場だけでだんだん近づくような……だいたい稽古場って、自然と仲良くなっていくんですよね。近い役柄だと、いつも本番が明けたぐらいにはもう本当に長年知っているような友達になれるので、今回はその感覚がベストなのかなと。
――あくまでも自然に、作品を通しての距離感に身を委ねて。
丘山 そうそう、それでうまい感じに化学反応が起きたら、それはめちゃくちゃFantastic！ ぜひここ、英語で書いといてください（笑）。
――分かりました（笑）。石橋さんは先輩にあたる方が多い座組かと思いますが、その中でも丘山さんのようにお話しやすい方がいらっしゃるのは頼もしいのでは？
石橋 本っ当に頼もしいです！ 僕が今作のお話をいただいた時には、まだ他のキャラクターを誰が演じるのかは知らなかったので、晴己くんがいてくれると分かって「やった！」ってなりましたもん。しかもそれを知った時に、一緒の現場だったんですよね？
丘山 すごく嬉しそうに、「晴己くん、僕も出るんです～！」って言いに来てくれて。
石橋 そんな晴己くんとの共演は楽しみでしたけど、ほかの方々は初共演で、色んな作品で活躍されている大先輩ばかりだったので、「僕がここに飛び込めるのかな」って緊張してしまう気持ちもあったんです。
でも、レオくんは年上相手にもちょっと強慢な役なので……ここで僕が中途半端にビビってしまったら、作品のクオリティも下がってしまうなと。今は晴己くんがいて、そして岳くんとも先にお会いすることができたので、稽古のスタートがすごく楽しみです！
(インタビュー後編に続く)
丘山 でも、クリスとフィンの関係ってそういう仲の良さではないんですよね。だから逆に、稽古場だけでだんだん近づくような……だいたい稽古場って、自然と仲良くなっていくんですよね。近い役柄だと、いつも本番が明けたぐらいにはもう本当に長年知っているような友達になれるので、今回はその感覚がベストなのかなと。
――あくまでも自然に、作品を通しての距離感に身を委ねて。
丘山 そうそう、それでうまい感じに化学反応が起きたら、それはめちゃくちゃFantastic！ ぜひここ、英語で書いといてください（笑）。
――分かりました（笑）。石橋さんは先輩にあたる方が多い座組かと思いますが、その中でも丘山さんのようにお話しやすい方がいらっしゃるのは頼もしいのでは？
石橋 本っ当に頼もしいです！ 僕が今作のお話をいただいた時には、まだ他のキャラクターを誰が演じるのかは知らなかったので、晴己くんがいてくれると分かって「やった！」ってなりましたもん。しかもそれを知った時に、一緒の現場だったんですよね？
丘山 すごく嬉しそうに、「晴己くん、僕も出るんです～！」って言いに来てくれて。
石橋 そんな晴己くんとの共演は楽しみでしたけど、ほかの方々は初共演で、色んな作品で活躍されている大先輩ばかりだったので、「僕がここに飛び込めるのかな」って緊張してしまう気持ちもあったんです。
でも、レオくんは年上相手にもちょっと強慢な役なので……ここで僕が中途半端にビビってしまったら、作品のクオリティも下がってしまうなと。今は晴己くんがいて、そして岳くんとも先にお会いすることができたので、稽古のスタートがすごく楽しみです！
(インタビュー後編に続く)
HIGH CARD the STAGE – CRACK A HANDは、2024年1月19日～1月29日まで 東京・シアター1010にて上演されます。チケットは好評発売中、ほか公演概要・最新情報は下記のInformationより公式サイトをご確認ください。
ヘアメイク：GLEAM
スタイリング：西川志都(Tatanca)
☆Information
【公演概要】
■HIGH CARD the STAGE – CRACK A HAND
2024年1月19日(金) ～1月29日(月) 東京・シアター1010
原作：TMS・河本ほむら・武野光「HIGH CARD」
演出：山本一慶
脚本：西森英行
音楽：ただすけ
出演：
フィン・オールドマン 赤澤遼太郎
クリス・レッドグレイヴ 丘山晴己
レオ・コンスタンティン・ピノクル 石橋弘毅
ウェンディ・サトー 七木奏音
ヴィジャイ・クマール・シン 松田岳
ノーマン・キングスタット 久保田秀敏
ボビー・ボール 里中将道
ミシェル・レッドグレイヴ 行天優莉奈
チェルシー・ハモンド 明音亜弥
バーナード・シモンズ 萩野崇
他
主催：HIGH CARD the STAGE Project
【STORY】
孤児院で育ったフィン・オールドマン(赤澤遼太郎)は、孤児院を立ち退きの危機から救うため一攫千金を狙ってカジノに乗り込み異能力を使う《プレイヤー》たちのトラブルに巻き込まれる。そこで出会ったのは、クリス・レッドグレイヴ(丘山晴己)。フィンはクリスに持っている“カード”を渡すよう迫られ、拘束され、気づいたときには――老舗自動車メーカー・ピノクルのオールドメイド支店に！
そこにはレオ・コンスタンティン・ピノクル(石橋弘毅)、ウェンディ・サトー(七木奏音)、ヴィジャイ・クマール・シン(松田岳)という個性豊かなプレイヤーたちが揃っていた。
持ち主に能力を与える52枚の《エクスプレイングカード》のこと、フォーランド国王の命により国中に四散したカードの回収を担う集団《ハイカード》のことを聞かされたフィン。
フィンは見習いとして《ハイカード》のメンバーに加わり、教育係のクリスとバディを組み、カード回収の任務にあたることに――
「必要なのはマナーと気品、そして命を張れる覚悟です。」
大義のため、欲望のため、復讐のため、カードを手中に収めんと奔走する人々。
カードが揃った時、訪れる運命は繁栄か破滅か、それとも――
【チケット情報】
チケット価格：全席指定 ¥10,500(税込)
一般発売中 ローソンチケット：https://l-tike.com/highcard_stage/
≪チケットに関するお問い合わせ≫
ローソンチケット：https://faq.l-tike.com/
≪公演に関するお問い合わせ≫
マーベラス ユーザーサポート：https://www.marv.jp/support/st/
≪舞台HP・SNS≫
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■HIGH CARD the STAGE – CRACK A HAND
2024年1月19日(金) ～1月29日(月) 東京・シアター1010
原作：TMS・河本ほむら・武野光「HIGH CARD」
演出：山本一慶
脚本：西森英行
音楽：ただすけ
出演：
フィン・オールドマン 赤澤遼太郎
クリス・レッドグレイヴ 丘山晴己
レオ・コンスタンティン・ピノクル 石橋弘毅
ウェンディ・サトー 七木奏音
ヴィジャイ・クマール・シン 松田岳
ノーマン・キングスタット 久保田秀敏
ボビー・ボール 里中将道
ミシェル・レッドグレイヴ 行天優莉奈
チェルシー・ハモンド 明音亜弥
バーナード・シモンズ 萩野崇
他
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【STORY】
孤児院で育ったフィン・オールドマン(赤澤遼太郎)は、孤児院を立ち退きの危機から救うため一攫千金を狙ってカジノに乗り込み異能力を使う《プレイヤー》たちのトラブルに巻き込まれる。そこで出会ったのは、クリス・レッドグレイヴ(丘山晴己)。フィンはクリスに持っている“カード”を渡すよう迫られ、拘束され、気づいたときには――老舗自動車メーカー・ピノクルのオールドメイド支店に！
そこにはレオ・コンスタンティン・ピノクル(石橋弘毅)、ウェンディ・サトー(七木奏音)、ヴィジャイ・クマール・シン(松田岳)という個性豊かなプレイヤーたちが揃っていた。
持ち主に能力を与える52枚の《エクスプレイングカード》のこと、フォーランド国王の命により国中に四散したカードの回収を担う集団《ハイカード》のことを聞かされたフィン。
フィンは見習いとして《ハイカード》のメンバーに加わり、教育係のクリスとバディを組み、カード回収の任務にあたることに――
「必要なのはマナーと気品、そして命を張れる覚悟です。」
大義のため、欲望のため、復讐のため、カードを手中に収めんと奔走する人々。
カードが揃った時、訪れる運命は繁栄か破滅か、それとも――
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