【ドンブラSP】樋口幸平・別府由来・志田こはく・柊太朗・鈴木浩文・石川雷蔵に聞いた「もしもキビポイントが貯まっていたら?」Vシネクスト「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー」上映記念SPインタビュー!

スーパー戦隊“VSシリーズ”第29作目となるVシネクスト「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー」が、2023年5月から東京・新宿バルト9ほか全国劇場にて期間限定上映中です。

本作は主人公・桃井タロウの口癖「これでお前とも縁ができた」が『SNS流行語大賞2022』にノミネートされるなど話題となった『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と、1人の人間と4人のキカイノイドが悪と戦う『機界戦隊ゼンカイジャー』が、“VSシリーズ”で夢の共演! 「ゼンカイジャー編」「ドンブラザーズ編」「VS編」の三部構成で、TVシリーズのその後のストーリーが描かれます。
スマートボーイズでは、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』より、樋口幸平さん(ドンモモタロウ/桃井タロウ役)、別府由来さん(サルブラザー/猿原真一役)、志田こはくさん(オニシスター/鬼頭はるか役)、柊太朗さん(イヌブラザー/犬塚 翼役)、鈴木浩文さん(キジブラザー/雉野つよし役)、石川雷蔵さん(ドンドラゴクウ/桃谷ジロウ役)にSPインタビューを実施。Vシネクストを観た感想や本作の注目ポイント、さらに本編で登場した「キビポイント」にちなんだ質問に答えていただきました。

――よろしくお願いします。皆さん既に作品をご覧になられたとのことで、まずは完成された作品を観て、どのような感想を持たれましたか。
樋口幸平さん
樋口 ドンブラザーズとゼンカイジャーという異色のスーパー戦隊2つが1つになった作品は、これから先、有り得るかどうかわからないぐらい、特別なことだと思いますし、とても面白いVシネクストに仕上がっていました。ゼンカイジャーがスーパー戦隊の殻を破ってくれて、ドンブラザーズが引き続き今までにないスーパー戦隊をやることが出来たので、2つのスーパー戦隊の“色”をしっかり出せたんじゃないかなという作品になってます。
別府由来さん
別府 変な感覚になりました。ゼンカイジャーのパートを見て、(ゼンカイジャーの)駄菓子カフェ「カラフル」と(ドンブラザーズの)喫茶「どんぶら」の入口が全く同じで、1年間やってきた場所がまた違う世界線だったので、すごい変な錯覚に陥りましたし、僕たちも「ドンブラザーズって変だな」と思ってましたけど、ゼンカイジャーもすごいんだなと改めて思いました。でもその2つが混ざった結果が今回の作品だったので、あとは観てくれた方の感想を楽しみにしたいなと思います。
志田こはくさん
志田 昨夏の映画(「暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー」)がコメディ要素たっぷりの作品だったので、今回もはっちゃけている内容だと思っていましたが、シリアスなシーンも多くて。TVシリーズから一年後のドンブラザーズがどうなっているか楽しみにしていて下さい。
柊太朗さん
柊太朗 ゼンカイジャーパートからドンブラザーズパートに行って、最後にドンブラザーズとゼンカイジャーとの共闘するところがちょっとぶっ飛んでいて、その部分がドンブラザーズ、ゼンカイジャーのどちらも個性がありましたし、共闘パートでキジブラザーとマジーヌが遠慮し合うところは、目に浮かんでいた光景で、とても面白かったです。

鈴木浩文さん
鈴木 とても楽しい作品ではあるんですけど、変身した状態ではアフレコで絡んでいましたが、一緒にお芝居をするシーンがあまりなかったので、ゼンカイジャーキャストの方々ともっとお芝居をしたかったというのが個人的にはありますね。チャンスがあれば、今後ゼンカイジャーの方々や他の方たちと共演した時は、もっとキャスト同士で絡むお芝居が出来たらなとは思いました。
石川雷蔵さん
石川 僕個人としても(鈴木)浩さんと同じで、もっとゼンカイジャーのキャストと絡むシーンがあったらなと思いますが、何も考えずにパッと観た時に「あっ、混ざらなくてよかった」と思いました。もしもドンブラザーズパートとゼンカイジャーパートと分けなくて混ざり合っていたら、本当に何もわからなくなってしまうので(笑)。それぞれのパートでそれぞれ出来る最大限の良いところが出ているので、しっかりと観ていただけたらなと思います。

――TVシリーズ同様、今作でもドンブラザーズらしさ満載の内容となっていますが、それぞれの見どころや注目ポイントを教えていただけますか。
樋口 ドンブラザーズを脱退したメンバーに対して「自分の人生を生きろ」と言うシーンが好きで、変身するシーンはすごくカッコよく撮ってもらえたと思うので、そこは個人的に楽しみですし、(駒木根葵汰さん演じる)五色田介人が2年連続で出演してくれましたが、介人が別の役として、同じスクリーンに映るというのは、すごい面白いところなんじゃないかなと思うので、そこも1つの見どころとして、観て欲しいポイントだなと思います。

別府 TVシリーズのラストでは、タロウの記憶がなくなり、僕らのもとから居なくなって、僕ら個人的に活動するストーリーで、そこで僕はある種「ヒーローっぽい」終わり方だったというで印象でした。今回は、人間の慣れという部分が出てきて、「ヒーロー飽きた」とか言って、相変わらずドンブラザーズはヒーローっぽくないという部分から決心して、ヒーローっぽくなれるシーンがあるので、そこを注目して観ていただきたいです。

志田 タロウの記憶が戻って、一人一人会いに行くシーンがあるんですけど、はるかがカラオケルームで調子に乗って歌っているところにタロウが現れた時の“切り替え”のお芝居を監督に褒めていただきました。皆様の感想が楽しみです。

柊太朗 僕は共闘シーンが見どころです。ゼンカイジャーの中でも大好きなジュランとの共闘することが出来て、映像として一緒に映っているのを観てとても嬉しかったので、そこを皆さんにも観てほしいです。

鈴木 個人的には、雉野と(新田桃子さん演じる)夏美とのシーンですね。セリフの量としては3つぐらいしかなかったんですけど、雉野のセリフがとても雉野っぽくて、「雉野はああいう奴だよな」というのがわかるセリフでした。自分が思っていたことと(脚本の)井上敏樹先生が書いたセリフが一致していたところもありましたし、雉野っぽさをあの一行で「夏美との関係性」「犬塚との関係性」を出してくれたのがすごく嬉しかったです。

石川 僕はタロウさんとのシーンです。タロウが帰ってきて会いに来た時に、僕が自宅にタロウさんを誘って2人で一緒に食事をするシーンがあるんですけど、僕が約半年以上ジロウを演じてきて、タロウさんがいなくなってから一年後に急に帰ってきた時の気持ちを僕なりに考えて演じていたので「あの時、いろいろ考えて演じていたんだ」と思いながら観てくれたらいいなと思います。

――さて、TVシリーズで度々登場しましたが、ポイントが貯まると願いを叶えてくれることが出来る独自のポイントシステム「キビポイント」が今回のVシネクストにも出てきます。ポイントを下手に使えば、不幸が起こる副作用はありますが、もし「キビポイント」が実際に存在して、ご自身のポイントが貯まっていたら、どんな願いを叶えたいですか。

鈴木 僕は仕事が欲しいです!

石川 あっ、めっちゃ一緒だ……。

(一同笑)

鈴木 とにかく「仕事がある日々にしてくれ!」と言います。忙しくさせてくれって。

樋口 僕は「幸せな家庭を築いたい」という願いで、安定して幸せな結婚生活をひっそりと過ごしたいです。副作用のこともあるので、キビポイントをうまく使いたいです。

志田 私はポイントを使わず、貯め続けます。

柊太朗 僕は1日1時間ずつ増やします。

――「1日25時間」生活ということですか?

柊太朗 はい。

別府 その1時間いる?

柊太朗 いや~、眠いんだって。寝ている間に1時間分プラスしてくれるようにしたいです。

樋口 「この日は何時間増える」といった形で調整できるなら理解できるけど。

別府 それって寂しくなくない? 最終的には時間は戻るの?

柊太朗 副作用で起きている時間に1時間削られて、ちょうどプラマイゼロになりそう(笑)。

別府 何だろう……。僕自身はやりたいことをすぐにやっちゃうタイプなんです。

柊太朗 じゃ、ポイントを貯めておけばいいんじゃないの。

別府 そう言われるとなぁ……。貯めるのも嫌いだし。

樋口 キビポイントの使い方、まだありました! キビポイントを使って、良い縁がある素敵な人とたくさん繋ぎたいです。仕事面でもプライベートでも。

――素晴らしい回答ですね。まさに模範解答。

別府 ありました! 世界各国に行きたい! 旅がしたいです。

樋口 でもキビポイントをどうやって関係づかせるの?

別府 旅行に使うお金が手に入るとか。

樋口 じゃお「金が欲しい」って言えばいいじゃん。

(一同笑)

別府 もしくは飛行機を貰うとか。

鈴木 結局お金じゃん(笑)。

別府 それなら旅行先に転送して欲しい。

鈴木 多分、3カ国目ぐらいでキビポイントが無くなって日本に帰れなくなりそう。

(一同笑)

柊太朗 置いてきぼりになってね。

別府 それはそれで面白そう。

――石川さんは鈴木さんと同じ「仕事が欲しい」で変わりないですか。

石川 でもいろいろと考えたらなぁ……。

柊太朗 「三頭筋」が欲しいんじゃないの?

石川 いや、三頭筋はあるんだよ。それこそライトノベルみたいな小説で、朝目覚めたらIFBBのプロ選手になっていたみたいな異世界ものが実現できたら嬉しいです。

鈴木 ところで「IFBB」って?

石川 筋肉世界一を決める大会を主催している世界最大のボディビル団体のこと。

(一同笑)

別府 転生モノ、いいね!

樋口 朝起きたら(サッカーの)ネイマール選手になるとか。

石川 俺、自分以外にはなりたくないんだよね。

樋口・別府・志田・柊太朗・鈴木 え~っ!!

樋口 カッコいい!!

皆さんで"オニシスターポーズ"でパシャリ!
――ありがとうございます。まさに“六者六様”の回答で、楽しい話を伺うことが出来ました。では最後に樋口さんからファンの方へPRも兼ねてメッセージをお願いします。

樋口 最近笑顔になれなかったり、面白いことがないとか思う人たちに観て欲しいなと思う作品で、笑顔になってもらえるように、この作品を作って、1つのチームで頑張ってきました。日本全国の人たちが観られますので、辛いなって思うことがある人たちは、絶対に観に来て欲しいと思う作品になっております。劇場でお待ちしております!!

(インタビュー了)

【フォトギャラリー】
■ストーリー
並行世界を巡る旅から駄菓子カフェ「カラフル」に帰ってきた介人たち。しかし、そこでは新たなカシワモチワルドと“柏餅王”となったゾックスが、ゼンカイトピアを支配していた!? またもや柏餅中毒だらけと化した世界を救うため、ゼンカイジャーの新たな戦いが始まる! 一方、ドンブラザーズの世界では、タロウが去って1年、お供の5人は充実したプライベートを送りつつ、ジロウをリーダーに戦いを続けていた。 そんな中、記憶が戻ったタロウが喫茶「どんぶら」を訪れる。復帰を祝福されるタロウだが、同時にメンバー全員から受けたのはドンブラザーズ脱退の相談だった…。それぞれの道を歩むことを決めた直後、再び現れた機界鬼がタロウに襲い掛かる! 2つの世界で勃発した事件が次元を越えた“縁”で結ばれたとき、2大スーパー戦隊の全力全開ミラクル・バトルが開幕する!

Vシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』は、9月27日にBlu-ray&DVDが発売。また、大阪のT・ジョイ梅田にて“大阪ドンブラナイト”と題した舞台挨拶が5月25日に行われることが決定。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

☆Information
Vシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』

新宿バルト9ほか期間限定上映中/9月27日(水)Blu-ray&DVD発売

◆キャスト◆
樋口幸平 別府由来 志田こはく 柊太朗 鈴木浩文 石川雷蔵
駒木根葵汰 (声の出演) 浅沼晋太郎 梶裕貴 宮本侑芽 佐藤拓也
富永勇也 宮崎あみさ タカハシシンノスケ
増子敦貴 森日菜美 世古口凌
川岡大次郎 甲斐まり恵 / 榊原郁恵

(声の出演)
村瀬歩 能登麻美子 福圓美里 鈴木崚汰 松田颯水 阿部敦

◆スタッフ◆
原作:八手三郎 Special Thanks:石ノ森章太郎 脚本:井上敏樹 香村純子
アクション監督:福沢博文 監督:渡辺勝也
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション 配給:東映ビデオ

・通常版 DVD:4,500円+税 Blu-ray:5,500円+税
【特典(予定)】
音声特典(Blu-rayのみ):キャストオーデイオコメンタリー
映像特典:PR集、メイキング、舞台挨拶、PR集、データファイル、ポスターギャラリー
※DVDはPR集のみ
・スペシャル版(初回生産限定) DVD:13,500円+税 Blu-ray:14,500円+税
【特典(予定)】
映像特典:PR集、メイキング、舞台挨拶、PR集、データファイル、ポスターギャラリー
※DVDはPR集のみ
音声特典(Blu-rayのみ):キャストオーデイオコメンタリー
封入特典:スペシャルフォトブック(A4 36P)
DXドンゼンカイブレード&ビクトリースーパーギア
・劇場先行販売 DVD:4,500円+税
【特典(予定)】
映像特典:PR集
※DVDスペック(全種同様) COLOR/本編55分(予定)/片面1層/1.主音声:ステレオ/16:9LB
※Blu-rayスペック(全種同様) COLOR/本編55分(予定)/2層/1.リニアPCM(ステレオ) 2.リニアPCM(コメンタリー:ステレオ)/16:9【1080p Hi-Def】

【『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』大阪ドンブラナイト】
<舞台挨拶①>
■日程:5月25日(木)
■会場:T・ジョイ梅田
■時間:17:20の回 上映終了後舞台挨拶

<舞台挨拶②>
■日程:5月25日(木)
■会場:T・ジョイ梅田
■時間:19:30の回 上映開始前舞台挨拶

≪各回共通≫
■入場料:一律2,500円(税込)
■登壇者(予定):樋口幸平、別府由来、志田こはく、柊太朗、鈴木浩文、石川雷蔵
※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。

≪チケットのご購入方法≫
●チケット販売方法:ぴあプレリザーブシートで予約
●ぴあURL https://w.pia.jp/t/vcinext-dombura/ ※インターネットのみの販売
●支払い方法:クレジットカード、後払い powered by atone
●一般発売:5月19日(金)10:00~5月24日(水)16:00
●受付枚数:お一人様4枚まで

【公式サイト】
https://www.toei-video.co.jp/vcinext-donzenkai/

【「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」公式Twitter】
https://twitter.com/Donbro_toei

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