【カミシモ2 SP】荒牧慶彦×和田雅成が登場!絆を再確認したエクソダスを演じる、二人のコンビ仲は?ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』放送直前インタビュー特集①

崖っぷちお笑いコンビ達が繰り広げる芸人青春群像劇、通称『カミシモ』こと『あいつが上手で下手が僕で』のドラマシーズン2が放送決定! ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』が、日本テレビにて2023年4月25日24:59~放送開始となります。

スマートボーイズでは前作から引き続き登場するコンビ、エクソダスを演じる時浦可偉ときうらかい 役の荒牧慶彦さん&島 世紀しま せいき 役の和田雅成さんにインタビュー。
2日連続更新のインタビュー特集・前編となる本記事では、シーズン2への意気込みや撮影現場でのエピソードを聞かせていただきました。
(左から)エクソダス・時浦可偉 役の荒牧慶彦さんと島 世紀 役の和田雅成さん
【作品紹介】
<遭難>劇場と揶揄される、お笑いライブハウス「湘南劇場」へ“島流し”にされた崖っぷち芸人たちの奮闘を描く、芸人青春群像劇パート2!

ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』では、なんとか湘南劇場から這い上がろうと奮闘を繰り広げるエクソダス(荒牧慶彦さん・和田雅成さん)のもとに、新たに送り込まれた、ラストワルツ(和田琢磨さん・染谷俊之さん)、ノノクラゲ(溝口琢矢さん・大平峻也さん)、ねあんでる(木津つばささん・中尾暢樹さん)が合流。

湘南劇場脱出が近づいているかのようにみえる、らふちゅーぶ(崎山つばささん・鳥越裕貴さん)、アマゲン(陳内 将さん・梅津瑞樹さん)、ロングリード(橋本祥平さん・田中涼星さん)たちと共に、新支配人の下、ランキング形式が導入された湘南劇場で最下位脱出に向け、必死の様相をみせていき……笑いに命を懸けた、若者たちの闘いが始まります!

第1話では早速、新支配人に任命されたヨロズ(酒井善史さん)から衝撃の発表。2カ月後に最下位だったらクビというリアル崖っぷちの状況に追いやられる芸人たち。最初の課題は「リアクション芸」―。
必死の様相を見せる芸人たちの奮闘ぶりをお楽しみ下さい。

【第1話 場面写真より】
■シーズン2 登場キャラクター
【エクソダス】
・時浦可偉(荒牧慶彦)&島 世紀(和田雅成)
ボケの時浦可偉(トキウラ・カイ)とツッコミの島世紀(シマ・セイキ)による湘南劇場所属の売れない若手コンビ。
湘南劇場に流れ着いた時浦が島に誘われコンビが結成された。

【ラストワルツ】
・岬 一碧(和田琢磨)&高砂真夜(染谷俊之)
ボケの岬一碧(ミサキ・イッセイ)とツッコミの高砂真夜(タカサゴ・マヨ)によるコンビ。
もともと人気トリオだったが、メンバーの一人が脱退してコンビになってからは人気が急落。冴えない日々を過ごしている。

【ノノクラゲ】
・東雲嵩紀(溝口琢矢)&狭間くらげ(大平峻也)
ボケの東雲嵩紀(シノノメ・カサノリ)とツッコミの狭間くらげ(ハザマ・クラゲ)によるコンビ。
くらげがピンで人気を集め、コンビ内の人気格差が問題になっている。

【ねあんでる】
・千波未明(木津つばさ)&黒旗 晩(中尾暢樹)
ツッコミの千波未明(センバ・ミハル)とボケの黒旗晩(クロハタ・バン)によるコンビ。
SNSやYouTubeでリズムネタが人気の若手コンビ。

■シーズン2に登場するシーズン1のコンビたち
【らふちゅーぶ】
・鳴宮 良(崎山つばさ)&蛇谷明日馬(鳥越裕貴)
テレビにラジオと各メディアから声がかかり始め、なんと冠番組の話も⁉売れっ子目前、最も“脱出”に近いコンビ。

【アマゲン】
・現多英一(陳内 将)&天野 守(梅津瑞樹)
“未来がわかる”という特殊なスタンスで取材依頼を受けることも増え、イベントを開けば大盛況。
独自路線でブレイクを目指す。

【ロングリード】
・湾野 岳(橋本祥平)&犬飼 佑(田中涼星)
あるあるネタで注目を集めただけでなく、リアクション芸もハマり大食いや激辛番組などにも活躍の場を広げて認知度上昇中。

■ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』
エクソダス・時浦可偉 役 荒牧慶彦さん×島 世紀 役 和田雅成さん 対談インタビュー
【インタビュー前編】
――お笑い芸人たちの奮闘を描いた『あいつが上手で下手が僕で』(通称『カミシモ』)、いよいよTVドラマのシーズン2が始まります。『カミシモ2』として彼らの物語が続くと決まった時、お二人はどう思われましたか?

荒牧慶彦(以下、荒牧) ドラマのシーズン1から始まって、舞台を2作やって、またドラマができる、というのは単純にすごくありがたいですね。撮影はハードだろうなと思ったんですけど、それよりも嬉しさが勝ちました!

和田雅成(以下、和田) 僕も同じく。エクソダスは変わらずですけど、新しく加わるコンビとか、他のメンバーはどういう感じで来るんだろう、というのも楽しみにしていました。
実際、昨日は1期と2期のメンバー全員が揃う撮影があったんですけど、「あ、本当にいいメンバーでやれてるな」って実感しましたね。
荒牧慶彦さん
和田雅成さん
――前作からの間には舞台もありましたが、舞台ではどんなことを感じられましたか?

荒牧 『カミシモ』が始まった頃はコロナ禍の真っただ中で、世間でもなかなか嬉しいニュースを耳にすることがなかった時期だったんですけど、シーズン1の舞台の時に、皆さんから「こんなに笑える舞台はない」と言っていただけたんですよ。
そしてシーズン2の舞台でも、「久しぶりにこんなに笑いました」という反響をいただけてうれしかったですね。

和田 それは本当にね。このご時世、キャパシティも少なくない劇場で、お客様に満席にしていただける舞台ってそう多くないと思うんですけど、『カミシモ』はありがたいことに連日満席にしていただいて。そのお客様の期待感や、「やっぱり、笑いは人生にとって本当に必要なものなんだ」というのは舞台で改めて感じられました。

――そんな舞台では、シーズン2から登場するラストワルツ、ノノクラゲ、ねあんでるともドラマに先駆けての共演となりましたが、この3組への印象はいかがですか?

和田 本当にそれぞれ、色が違うよね。まずノノクラゲは、本当に大真面目な二人! で、ラストワルツはベテランの二人なので……。

荒牧 すごくイイ意味で、力が抜けている(笑)。

和田 で、ねあんでるの二人は本当に器用。そういうコンビごとの役割が舞台の中でもめちゃくちゃハッキリしていたし、役者間でもハッキリしていたなって感じます。

――そんな3組を迎えてのドラマ収録もすでに終盤とのこと。シーズン2の撮影はどのような様子でしょうか?

荒牧 このドラマは「長回し」という特殊な手法で撮影していて、誰かがミスったら最初から撮り直しなんです。
例えば9分尺の中で、8分ぐらいでミスったらまた撮り直しになってしまうので、シーズン1の時にはそれに苦戦して、カメラマンさん、スタッフさんを含め、僕らもなかなかコツが掴めなかったんですけど……今回は逆に、めちゃくちゃ撮影が巻きました!

和田 そうだね、NGも少なかったしね。

荒牧 みんなが稽古もせず、撮影現場で初めてセリフを合わせて、お互いの演技プランを出し合っていても、撮影はスムーズだったんです。けど……「すごいことをしてるのに、さらっとやってるから、(自分たちが)すごく見えてないよね?」とも思いました(笑)。

和田 確かに(笑)。今回は、まず舞台をやったのも大きいかもしれないね。舞台でそれぞれのキャラクターも分かった上でやれたし、スタッフさんも1期から続けてやってくださっている方が多かったので、その違いはすごくあったなと思います。
――シーズン2からのキャストとも、印象に残る出来事はありましたか?

荒牧 ドラマは何回かリハをやってから本番の撮影になるんですが、僕が「ハイ本番!」って叫ぶと、染くん(染谷俊之さん)が「てめえが言うな!」ってツッコんでくれて(笑)。そういう笑いのルーティーンができていたことで、僕はテンションが上がりましたね。

和田 昨日、撮影現場に虫がいたんですよ。それをみんなで一致団結して外に逃がす、っていうので絆が深まりましたね(笑)。 あれ、すごかったよね!? ……って、その時はまっきー(荒牧さん)いなかったわ(笑)。

荒牧 いなかったねえ。

和田 それで腹がはち切れるぐらい笑ったんすよ! みんなが必死すぎて(笑)。
――シリーズを重ねて現場のチームワークも高まっているようですが、お二人が演じるエクソダスの時浦と島にも、キャラクターの変化や成長を感じている部分はありますか?

荒牧 初期の時浦は、自分の分かりづらいネタも、突き詰めれば相手に分かってもらえるだろう、とすごくこだわっていた部分があったんですが、そこから少しずつ売れることや、相方に対してのスタンスが変化してきましたね。“視野が広くなった”という意味で、すごく成長したなと思います。

和田 僕が演じる島は、な~んも変わってない(笑)。時浦がただただ寄り添ってくれていて、なんか島も良く見えているけど、よくよく見たらパチンコもバリ行くし(笑)。実は全然変わってないけど、時浦が島を大きく見せてくれている感じです。

――そんな自己評価の一方で、コンビとしてはお互いをどう見ていると思いますか?

荒牧 エクソダスを組んだ時の時浦は、ピンでやっていたら湘南劇場に流されて、「もうこれしか方法がないのかな」って仕方なく組んだだけで。そして多分、島も時浦を利用していて、そこはお互いが打算で組んだところがあったと思うんです。
でもシーズン2までドラマが進んでいくと、「やっぱりお前がいなきゃダメなんだ」って。今は時浦も島も、お互いの絆を再確認できているなと思います。

和田 本当にその通り。今回のドラマ終盤でもそういう風に思える場面があって、昨日がその撮影だったんですけど、「あ、シーズン1から繋げてきたものは、ここに向かっていたんだな」って感じられるシーンになりました。
――そんな相方同士を演じるお二人は、『カミシモ』以外の共演作も多く、以前から交流が深い仲かと。実際のお互いについては、例えば「相方役がやりやすい」「やっぱり俺の相方はコイツしかいないな」など、どのように思っていますか?

荒牧 そういうのは超越しました。もう、となりにいるもんだと思っています(笑)。

和田 オイオイオイオイ! 僕の方は彼だけかもしれないですけど、彼のとなりにはいっぱい相方がいますから!(笑)

荒牧 アハハハ!

和田 でも確かに、改めて「ここが良い、悪い」って関係ではなくて、「別に良かろうが悪かろうが、もうとなりにいるしな」って感覚なんですよね。

荒牧 もう付き合いも長くなってきたので、相方役とは言っても、そんなに新しい発見はなくて(笑)。逆に言うと、「やっぱりまーしー(和田雅成さん)はこうだよな」「こういうところ、見てくれるよな」っていう安心感しかないです。
――『カミシモ』を抜きにしても、「自分にとっての相方は誰だろう?」と考えてみると、真っ先にお互いの顔が浮かぶような?

和田 僕は、ですよ?(笑) あくまで僕は、です。

荒牧 イヤイヤ、僕もです(笑)。

――和田さんから見て、ちょっと荒牧さん側は怪しい、と(笑)。

和田 ハイ(笑)。彼には水江くん(水江健太さん)もいますから。

荒牧 アハハハ!
――それぞれ時浦と島を演じる上で、改めて意識していることや、役柄の肝として大切にしていることはありますか?

荒牧 時浦は、イジけ度をより上げていますね。結構、面倒くさいキャラなんですよ(笑)。他のコンビはネタにも分かりやすく笑いどころがあったりするのに、時浦は自分のネタを突き詰めているので、分かる人だけが分かる笑い、みたいなところがあります。
そういうネタを書く人だからこその面倒くさい部分をちょっと強調しつつ、でも島にはそこを「面倒くさいな」って思われながらも、「かわいいな、こいつ」とも思ってもらえるような芝居を心がけています。

和田 僕は、家族愛ですかね。島は舞台でもドラマでも、わりと家族のこと、弟妹や母親について言葉にすることが多くて。そんな本当の家族はもちろんですけど、もう時浦のことも家族だと思っていて、ある意味、僕とまっきーの関係にも近いような存在に感じているのかなと。そういう家族愛を持った人間味がある役だな、って今回は改めて思ったので、そこは大事にしましたね。
――それぞれの役柄で好きなところや、「ここがかわいいな」と思うところはありますか?

和田 全てです!(笑) ダメなやつですけど、「なんでこんなに変われないんだろうな」っていうのもかわいいですし、そこが共感できたりもするし。本当に、島の全部が愛おしいなって思います。

荒牧 時浦は、いちいちイジけるところがかわいいですね。それも声を大にして言うんじゃなくて、「ぷんっ!」みたいな態度になっちゃうところがかわいいなって(笑)。

――ではご自身と比べてみて、「ここが似ているな」と感じる部分もありますか?

和田 島の家族に対する想いは、自分とめちゃくちゃ似ているなと思いますね。島は家族が一番大切で、僕も本当にそうなので。

荒牧 僕はそんなに似ていないかなと思うんですけど……嫉妬深いところは、少しあるかもしれないですね。まぁ、時浦ほどではないですけど。

和田 いや、まっきーは嫉妬深いですよ!(笑)

――和田さんが他の人と仲良くしていたら、ちょっとジェラシーを感じてしまったり?

荒牧 いやいや、それは温かい目で見ますよ(笑)。

和田 いーや、嘘つくなよ!(笑)

荒牧 ニコニコ暖かい目では見つつ、「俺とも仲良くしてほしいな~」とも思います(笑)。

和田 アハハハ!
【4/25更新 インタビュー後編に続く】

ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』は、日本テレビにて2023年4月25日(火)から毎週火曜24:59~放送スタート、また読売テレビでは2023年5月深夜の放送スタート予定となっています。
ほか番組詳細・最新情報は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

☆Information
ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』

■放送局・日程
日本テレビ 2023年4月25日(火)24:59~放送開始/毎週火曜日 24:59~25:29 放送
読売テレビ 2023年5月深夜 放送スタート(予定)

■キャスト
荒牧慶彦 和田雅成 染谷俊之 溝口琢矢 大平峻也 木津つばさ 中尾暢樹
/ 鳥越裕貴 陳内将 梅津瑞樹 橋本祥平 田中涼星 ・ 崎山つばさ / 和田琢磨 ほか

■スタッフ
脚本監修:上田誠(ヨーロッパ企画)
脚本:左子光晴、大歳倫弘、橋本尚和(ヨーロッパ企画)
企画・演出:橋本和明(WOKASHI)
演出:山口淳太(ヨーロッパ企画)、岡本充史(AX-ON)
制作協力:AX-ON
制作プロダクション:ウインズモーメント
製作著作:カミシモ2製作委員会(日本テレビ、FAB、読売テレビ)

■あらすじ
湘南の片隅で、終焉or逆襲のカウントダウンが始まる!
お笑いライブハウス『湘南劇場』―。
<遭難>劇場と揶揄される寂れた劇場へ “島流し”された8人の芸人たち。

「ここを脱出しないと、芸人としての未来は無い…!」

絶体絶命絶望手前のこの状況、どんな手を使ってでも脱出すべく、時に手を取り、時に蹴落とし合いながら、
芸人としての賞味期限までのカウントダウン…を乗り越え?なんと売れかけている、
<らふちゅーぶ><ロングリード><アマゲン>の3組!

一方、エクソダスは相も変わらず限界寸前超絶ギリギリの絶賛遭難中。

そこに無人島サバイバルの同志、<ラストワルツ><ノノクラゲ><ねあんでる>も集まっちゃったもんだからもう大変。
崖っぷち群雄割拠のデッドヒートを制し、“脱出”を成し遂げるのは果たして…!?
家族でも恋人でもない、親友とも違う、『相方』という距離感が生み出す友情・喧嘩・嫉妬、そして笑い。

個性豊かなニコイチたちがパワーアップしてお送りする芸人青春群像劇パート2!

≪公式サイト≫
https://www.ntv.co.jp/kamishimo2/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/_kamishimo

ヘアメイク:竹内研登・番やよい(マービィ)
スタイリング:稲葉江梨

関連News