脳人ノート”富永勇也・宮崎あみさ・タカハシシンノスケ「ドンブラザーズには全てにおいて負けたくない!」 新番組『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』3/6放送スタート直前SPインタビュー②

2月27日放送にて最終回を迎えた「機界戦隊ゼンカイジャー」に続くスーパー戦隊シリーズ46作目となる『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が、いよいよ3月6日(日)午前9時30分よりテレビ朝日系にてスタート!!

モチーフになるのは誰もが知っている昔話『桃太郎』。革新的なスーパー戦隊シリーズとなる本作では、ドンモモタロウ(レッド)が、お供のサルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)、オニシスター(イエロー)と一緒に、強大な敵に立ち向かっていく姿を描きます。
2月9日に制作発表会見が行われ、キャスト及び主題歌情報が発表。レギュラーとして戦隊史上初となる“男性ピンク”や、五色田介人役の駒木根葵汰さんが「機界戦隊ゼンカイジャー」に続いてレギュラー出演、さらには主題歌アーティストにMORISAKI WIN(森崎ウィン)さんが務めるなど、大きな反響を呼びました。

スマートボーイズでは「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を演じる5人と、ドンブラザーズの敵方「脳人(ノート)」の幹部を演じる3人、両サイドにSPインタビューを実施。2回に渡りたっぷりお届けします。PART②では「脳人(ノート)」より、ソノイ役の富永勇也さん、ソノニ役の宮崎あみささん、ソノザ役のタカハシシンノスケが登場! 撮影でのエピソードや衣装の注目ポイントなどを語ってくれました。
ドンブラザーズの敵方「脳人(ノート)」の幹部を演じる3人
―――よろしくお願いします。まずそれぞれの役どころや役作りなどを教えていただけますか。

富永 僕たち脳人は、人間よりも高次元な存在です。役作りに関して、リアクションをする上での人間との違いといったものもありますが、まだ撮影が始まったばかりということもあって、探り探りの状態ですね。
ソノイ役の富永勇也さん
宮崎 ソノニは、心の中では思っていても感情が表に出ない役で、クールに演じようと心がけています。
ソノニ役の宮崎あみささん
タカハシ ソノイがクール、ソノニが紅一点というキャラクターに対して、ソノザは荒々しく狂気に満ちたキャラクターで、戦っている時も大暴れしているので、三者三様の違いは面白いかなと思います。演じる時も、脳人3人のそれぞれ個性が出るように上手くやらねばなと。あと、変身体になる時はスーツアクターさんの動きにアフレコで声をあてるんですが、これが難しくて、声だけで脳人のキャラクターをどう表現しようか、常に考えています。
ソノザ役のタカハシシンノスケさん
――既に撮影が始まっているということですが、これまで映像、舞台、モデルなどといった経験をしているとはいえ、本格的な特撮の撮影は初めてだと思います。それぞれこういうところが驚いたというのはありますか。

富永 今までは舞台を中心に活動していて、映像をガッツリ経験したことがなかったので、新鮮なことばかりでした。スケジュールを組んで「撮ったら次、撮ったら次」みたいなスピード感ある撮影には驚きましたし、毎日が楽しいですね。

宮崎 これまで映像の仕事をしたのはMVの撮影ぐらいで、今回が初演技ということもあって、本当に素人過ぎて、何もわからない状態でした。撮影の順番も台本と同じ進行で撮らないんだというくらいのレベルです(苦笑)。今も必死に勉強中です。

タカハシ ロケ現場で、メチャメチャデカいクレーンが搬入されて、高いジャンプ台が作られていたので、「これってどうするんだろう?」と思っていて、後日本編を見たらバイクがジャンプ台を使ってビューンって飛んでいたので、とてもビックリしましたし、ハンドメイドで作られた怪人の造形を間近で見ると「うぁ、敵だ!」ってワクワクしますね。僕たちも敵側ですけど(笑)。

富永 同じ役をスーツアクターさんとやっていて、通常は演者とスーツアクターの2人が演じるんですけど、今回ソノイはバイクで登場することが多くて、バイクスタント専門のスーツアクターを入れて3人が同じ役を演じています。3人で一つの役を話し合ったりすることは、他の映像作品でも経験しないしないだろうなと思います。
――出演が決まって、ご家族や大事な方に出演を伝えた時の反応はどんな感じでしたか。

富永 僕の場合は、真っ先にお母さんへ伝えました。ちょうどその時にお母さんはお風呂に入っていたので、わざわざノックして「お母さん、戦隊決まった!」とと伝えたら「ホントに!!」ってメチャメチャ喜んでくれました。風呂場の中だったこともあって、エコーがメチャメチャかかっていて、今でもそのエコーが染みついています(笑)。

宮崎 芸能界に入ってから、お母さんに「いつテレビに出るの?」って言われ続けていました。戦隊のオーディションを受けていることも話していて、出演が決まった日に、「戦隊のヒロイン、落ちちゃった。でも悪役のヒロインで合格した」と伝えたら、次の日からあだ名が「悪い女」って呼ばれるようになりました。

(一同笑)

――ご家族から名前ではなく「悪い女」と呼ばれるのも、きっと嬉しさの反面でしょうね。

タカハシ 家族の愛だね。僕は、キジブラザーの鈴木(浩文)さんと同じ事務所の先輩で、同じ時期にオーディションを受けて、同じタイミングで受かったんですけど、敵と味方が同時期でキャストを決めることがあまりないらしくて、2人同時で受かったことが本当に嬉しかったです。ちょうど年末の時期だったんですけど、カップルがワチャワチャいる有楽町で鈴木さんと一緒に抱き合いました。
――貴重なエピソードありがとうございます。さて見どころの一つなのが「衣装」だと思います。非常に個性的な衣装ですけど、お気に入りのポイントやこういうところに注目して欲しいというのはありますか。

富永 それぞれイメージカラーがわかりやすく出ていて、しかも爪やアイカラーといったポイントポイントにもイメージカラーを使っているので、視聴者さんにそういう気付きを探すという面白さはあるかもしれませんね。

宮崎 ここ最近の女性悪役の衣装は、布がガッツリあるタイプだったので、今回はどうしちゃったのだろうというのは思いましたね(笑)。今はメチャメチャ寒いですけど、夏は多分“勝ち組”になっています。

タカハシ ポケットが逆さにつけていたり、ワンピースっぽいところや一人だけブーツだったりと、注目ポイントはたくさんありますが、僕だけ長い傘をずっと持っていて、変身体になると傘から槍に変化するところは面白いなと思います。ただその傘はささずにずっと持っていないといけないので邪魔ですけどね(苦笑)。

――傘を持っている方だけ筋肉がつきそうですね。

タカハシ そうなんですよ!

富永 ソノザは雨が嫌いだから傘をささないのかな。

タカハシ その設定、いいね! ちなみにこの傘は、普通のサイズではなくて、開くと肩幅サイズぐらい小っちゃくて、雨降っても濡れちゃいます。でも、さしているシーンも見たいよね。

宮崎 見たい!
――ぜひ傘をさすソノザを見たいものですね。ところで脳人はドンブラザーズの“ライバル”となるわけですが、これだけはドンブラザーズに負けたくないというのはありますか。

富永 全部!

タカハシ 負けないつもりしかないよね。

富永 正直、全部です!!

宮崎 ドンブラザーズよりも脳人の方が人気出て来て欲しいくらいです。負けたくないよね。

タカハシ 脳人には“芯”というか“ポリシー”があるので、そこと相反するドンブラザーズとは対峙していく運命なのかなと思いますし、そこで負けたくないという気持ちはわかりますね。

宮崎 脳人からしたら、ドンブラザーズはあの場には邪魔なんだと思います。いろいろやってくるので。

富永 脳人とドンブラザーズはこれから複雑に絡みあうと思うので、そこは見どころですね。でも負けたくないです!

――勝ちましょう!!

宮崎 負けないです!

タカハシ 負けないです!

富永 そういうメンツが集まったのが嬉しいですね。

――3人の息はピッタリですね。

タカハシ はい。ドンブラザーズを倒して番組を終わらせて、新たに脳人メインの番組を作ります!
――気合いたっぷりですね。さてここ数年の日曜午前中は、スーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズ、プリキュアシリーズにまつわるワードが数多くSNSでトレンド入りしています。もちろん、ドンブラザーズも関連ワードがトレンド入りすると思われますが、こういうワードがトレンド入りするんじゃないかという予想や、トレンド入りしてみたいワードなどありますか。

富永 それで言うと、僕たちの役名って「ソノイ」「ソノニ」「ソノザ」とメチャメチャ似ているじゃないですか。これまで撮影した段階で、まだ名乗りすらしていないので、役名が一つでもトレンド入りしていればすごいなと思います。

宮崎 「脳人」でトレンド入りしたら嬉しいです。

富永 「敵」とかなら入りそうだけど、固有名詞でトレンド入りしてみたいです。

――ソノイ、ソノニ、ソノザが揃ってトレンド入りしたら嬉しいですよね。

宮崎 はい、嬉しいです!

富永 全員トレンド入りできたら、脳人のことが認知されている証拠にもなりますよね。

タカハシ キャスト皆さんが素敵な方ばかりなので、役名がトレンド入りするのも嬉しいですけど、これまで出演した作品の関連ワードも掘ってくれたらすごく嬉しいです。しっかりエゴサーチしていますので。

宮崎 エゴサーチしているんですか。

タカハシ みんなの分もしっかりとエゴサーチしています。

富永 オンエア始まったら聞いてみよう。

タカハシ リアルタイムでお互いを追っている感じがテレビドラマの面白さで、みんなの反応や感想は僕らも聞いてみたいですし、ちゃんと視聴者の皆様が書き込みしてくれたらしっかり見ます!

――脳人関連のワードがどれだけトレンド入りするか、期待しています。では最後にオンエアを楽しみにしているファンの方へのメッセージをお願いします。

富永 ストーリーが面白いものになっていると個人的にも感じているので、若い方から大人まで楽しめる作品になっています。これから一年間長いですけど、ぜひ全話見ていただけたら嬉しいです!

宮崎 これから一年間たくさん放送されますが、全部が見どころで、難しい内容になるところもあるかもしれませんが、一つ一つ考察しながら見てくれたら絶対に面白くなります。そして脳人に注目してみてください!

タカハシ 今まで見たことないスーパー戦隊、そして今まで見たことない特撮ドラマとなっています。毎回何かしらの発見があると思うので、逃さず楽しみに見てください。よろしくお願いします!

――インタビュー了
まだまだ謎だらけの「脳人」。どんなインパクトを残してくれるか非常に楽しみです!
≪イントロダクション≫
リア充な女子高校生・鬼頭はるかは、突然不幸のどん底に突き落とされた。時を同じくして、街には人間の欲望を良しとしない謎の組織「脳人(ノート)」が欲望を持つ人間の消去し始めた…

不幸のどん底で消沈の鬼頭はるかの顔に突然謎のサングラスが装着され、異次元空間が見えるようになった! その途端、異空間に吸い込まれ中年の男・桃井陣に会う。陣から「君には仲間がいる。まずは“桃井タロウ”を探し出し、彼の前で跪くのだ!」と指令を受ける。

桃井タロウとはいったい誰? いったい何処に?
そして他の仲間とは?

続発する「脳人(ノート)」の人間消去。鬼頭はるかは“桃井タロウ”や仲間たちを探し出し、人々を「脳人(ノート)」の脅威から救えるのか!?

個性的で出自もバラエティな5人組『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の結成ストーリー。
そして様々なモードチェンジで戦う彼らの大活躍に乞うご期待!

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

©テレビ朝日・東映AG・東映

☆Information

「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」

3月6日(日)よりテレビ朝日系にて放送開始
毎週日曜日 午前9:30~10:00

原作:八手三郎
プロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)
白倉伸一郎、武部直美(東映)
矢田晃一、深田明宏(東映エージエンシー)
脚本:井上敏樹 ほか
監督:田﨑竜太 ほか
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)
音楽:山下康介
主題歌:「俺こそオンリーワン」 歌:MORISAKI WIN
制作:テレビ朝日 東映 東映エージエンシー

出演
ドンモモタロウ/桃井タロウ:樋口幸平
サルブラザー/猿原真一:別府由来
オニシスター/鬼頭はるか:志田こはく
イヌブラザー/犬塚 翼:柊太朗
キジブラザー/雉野つよし:鈴木浩文

ゼンカイザーブラック/五色田介人:駒木根葵汰
桃井 陣:和田聰宏

ソノイ:富永勇也
ソノニ:宮崎あみさ
ソノザ:タカハシシンノスケ

≪公式サイト≫
https://www.tv-asahi.co.jp/donbro/

≪公式Twitter≫
https://twitter.com/Donbro_toei

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