牧島輝&和田正人が“ネコミミポーズ”のリクエストに不満顔?ペット探偵を描く映画『海岸通りのネコミミ探偵』完成披露試写会が開催、撮影秘話も飛び出した舞台挨拶レポートUP!12/2より全国順次公開

牧島 輝さんが主演を務める、“日本初”と言えるペット探偵映画が誕生! 映画『海岸通りのネコミミ探偵』が2022年12月2日より全国順次公開となります。
その完成披露試写会が11月3日に東京・浜離宮朝日ホール 小ホールにて開催され、マスコミ取材回の舞台挨拶には牧島さん、共演の和田正人さん、進藤丈広監督が登壇しました。
(左から)和田正人さん、牧島 輝さん、進藤丈広監督
完全オリジナル脚本となる本作は、美しい江ノ島の街並みにネコや亀、モルモットなどが登場する中、人生何もかもうまくいかない青年がひょんなことからペット探偵見習いとなり、心に傷を持つ少年との交流を通して新たな人生を見つけ出していく、という物語。

進藤丈広監督のもと、ペット探偵となる主演・猫塚 照役には、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンやミュージカル『刀剣乱舞』鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣 ~春風桃李巵~、舞台「キングダム」(2023年上演)など、舞台を中心に活動している牧島 輝さん。そしてバディ探偵の猿渡浩介役には、舞台、ドラマ、映画など多岐にわたり活躍中の和田正人さんが登場! ほか共演には、星野真里さんや尾関伸次さん、徳井 優さんなど実力派俳優が揃っており、子役の菊池 爽さんや、猫のベーコン、ぽんずによる軽妙な演技にも注目です。
映画『海岸通りのネコミミ探偵』メインビジュアル
【舞台挨拶レポート】
ペット探偵見習いとなる主人公・猫塚 照役の牧島 輝さん、猫塚のバディ探偵・猿渡浩介役の和田正人さん、進藤丈広監督が登壇した舞台挨拶では、今作で初共演した牧島さん、和田さんへの“お互いの印象は?”という話題からスタート。

まずは牧島さんから「(和田さんは)本当に現場の空気を明るくしてくれる先輩で。でも、ただ明るいっていうんじゃなく“猿渡さんみ”もあって、ちょっとミステリアスなところが魅力なのかな」と語りますが、反対に和田さんからは、牧島さんについて「これは本っ当にイイ意味で……やる気を見せない(笑)。牧島くんを応援している方なら、なんとなく分かりますよね!? ちょっと抜けてる感じというか」との言葉が。
ペット探偵見習い・猫塚 照役の牧島 輝さん
猫塚のバディ探偵・猿渡浩介役の和田正人さん
これに和田さんが、「その感じがすごく役にマッチしていたし、映画は大きなスクリーンで見るから、やる気がみなぎっていると浮いて見えちゃう。力を抜いているくらいがちょうどよかったりするから」と、牧島さんの自然体な姿が役柄や作品に合っていた、という説明を付け加えると、牧島さんも「やる気がない、とは言ってないですからね?(笑)」と、客席に向けて念押しをします(笑)。

そんな二人について、進藤監督は「役柄に対してイメージ通りというか、イメージを超えてきた。猿渡がいい意味で遊んで、それにいい意味で翻弄されながらも猫塚が成長していく姿が、お二人が普段喋っている姿ともシンクロしていった感じです」とコメント。
進藤丈広監督
特にこの言葉の通り、アドリブなども積極的に取り入れていたという和田さんの役作りには、司会者からも「いい意味でうさんくさい(笑)」との声が飛ぶ中、和田さんは「最初はちょっと変に見えた方がいいなと思って、あの髪型のまま衣装合わせに行って。丸メガネ(サングラス)もAmazonで買って……」と明かし、作中のサングラスも和田さんが自ら用意&提案したとのこと!

これには監督も「私服の状態の和田さんがサングラスをかけた状態で現れた時に、『コレはいいね!』と。普通、衣装合わせは衣装も小道具もスタッフが用意するので、キャストが私物を持ってくることはあっても、わざわざ買って持ってくる、というのは経験がありません(笑)。どんどん素晴らしい方向に行ってくれて、助かりましたね」と、和田さんに感謝を伝えます。
一方で牧島さんは、そんな和田さんの様子に「『こんなに自由にやっていいんだ!』って勉強になりましたね」とコメント。さらに「台本上では二人がジョギングをするシーンも、(和田さんのアドリブで)なぜか競歩になって。しかも陸上をやってらっしゃるから、競歩がうまいんですよ!(笑)」と明かすと、駅伝経験者としても知られる和田さんは「たまたま足を痛めていたのと、僕、どの作品でも走らされることが多くて! 飽きちゃったので、競歩にしたらちょっとマニアックぶりや、猿渡の世界観が出て面白いかな~と」と、その裏側を語ってくれました。
ほかにも“ペット探偵”として子役や猫とも共演した撮影の裏話が語られる中、実は牧島さんは猫がちょっぴり苦手、との話題も!

犬を飼っていたという牧島さんは「猫は触ったことがなくて、ちょっと怖くて……猫って小さいトラじゃないですか?」と語りだすと、笑いが起きる客席に向けて「動物園に、大きいサイズのイヌっていないじゃないですか!? イヌ科の大きい生き物はあんまりいないけど、ネコ科は大きい生き物もたくさんいるから……だからなんとなく迫力あるな、怖いなっていうイメージがついていて。猫はそれのちっちゃい版だから、大きくなったらああなるってことじゃないですか?」との持論を展開(笑)。
『ネコミミ探偵』でありながらもこの熱弁を繰り広げる牧島さんに、和田さんからは「今、映画のすごいネガティブキャンペーンをしてるけど(笑)」とのツッコミが飛び出しました。
牧島さんの「猫が怖い」トークに大笑いの和田さん
和田さんは撮影現場の様子を再現しつつトーク
その後はマスコミ向けのフォトセッションにて、かわいらしい“ネコミミポーズ”をリクエストされるも、ポーズとは反対に渋々という表情を見せ続けて場内を笑わせる牧島さん&和田さん(笑)。
“ネコミミポーズ”のリクエストに心を閉ざす二人
進藤監督はかわいくポーズを決めてくれました!
さらにはサイン入りポスターが当たるプレゼント抽選会も行われ、大盛り上がりとなった舞台挨拶は、牧島さんが「今日観ていただいた方もまた映画館でも楽しんでいただいて、少し優しい気持ちになって帰っていただけたら」と、そして和田さんも「心温まる、気持ちが優しくなる映画です。ペット探偵というまだ知られていない仕事を身近に感じてもらって、広まっていき、絆で結ばれていけば。映画がヒットすれば、パート2では僕が引退して牧島くんがモジャモジャ頭になっているかもしれません(笑)」と公開に向けてコメントし、終了となりました。
【ストーリー】
湘南の浜辺でいなくなったペット猫・ミミちゃんを探している猫塚照(牧島 輝)。
湘南を拠点にペット探偵を営む・猿渡浩介(和田正人)。
ある日、猫塚はミミちゃん探しを依頼するために猿渡の事務所を訪れ、ひょんなことから一緒にミミちゃんを探すことに。
ミミちゃんは猿渡が探し当て、鈴俣夫婦(伊藤浩志・澁澤真美)を幸せにしている。
優しい気持ちで鈴俣夫婦とミミちゃんをそっと見守る猫塚。
「ミミちゃんはいろんな人を救う猫なんだ」と。
ところが、猫塚は無一文でペット捜査の報酬が払えず、労働で返すことに。そんな時、三浦裕太(菊池 爽)という少年が「ペット探偵猿渡」にやってくる。子供だからと追い返す猿渡。それに反発する猫塚。
実は、裕太は両親(尾関伸次・星野真里)が離婚調停中。猫塚も両親が離婚していて他人のように思えなかった。
裕太に協力して、新米ペット探偵・猫塚が裕太の猫・ゴン太探しに。その姿を陰ながら暖かく見守っている猿渡。
そして、ゴン太が見つかったとき、三浦夫婦と猫塚・猿渡に奇跡が起こる…

映画『海岸通りのネコミミ探偵』は、12月2日よりシネマート新宿、ムービル、シネマート心斎橋ほか全国順次公開。ほか作品詳細は、下記のInformationより公式サイトをご確認ください。
☆Information
【作品概要】
■映画『海岸通りのネコミミ探偵』
12月2日(金)よりシネマート新宿、ムービル、シネマート心斎橋ほか全国順次公開

牧島 輝 和田正人
菊池 爽 尾関伸次 徳井 優 ベーコン(猫) ぽんず(猫) / 星野真里

監督:進藤丈広 / 脚本:金杉弘子 / 原案・プロデュース:三木和史 / 製作:河口芳佳 遠藤幹彦 菊池貞和 / プロデューサー:杉内裕介 増田裕介 荻原麻衣 中村美香
撮影:田島 茂 / 照明:鳥内宏二 / 録音:中村雅光 / 美術装飾:遠藤雄一郎
衣裳:髙地郁美 / ヘアメイク:原田真以子 / 動物:菊田秀逸 / 編集:田巻源太
音楽:MOKU / 音響効果:橋本正明 / 助監督:菊池俊次 / 制作担当:矢口篤史
製作:ミツウロコ / tvk(テレビ神奈川) / ポニーキャニオン / ビデオプランニング
制作・配給:ビデオプランニング 宣伝:とこしえ
【2022/日本/88分/カラー/ヴィスタサイズ】

≪公式サイト≫
https://nekomimi-tantei.com/

Ⓒ2022「海岸通りのネコミミ探偵」製作委員会