【SPインタビュー】小林亮太「お芝居はもちろん、身体表現にも注目!」ミュージカル『キングアーサー』ガウェイン役で出演!2023年1-2月に東京・群馬・兵庫・愛知で上演
【インタビュー】
――まずは本作のお話をいただいた時のご心境からお聞かせください。
作品とキャストの方々、そして演出をオ・ルピナさんが手掛けると伺って、ぜひやらせて下さいと二つ返事でお答えさせていただきました。第一線で活躍する先輩方と共演できることも嬉しいですし、海外の演出家さんとやらせていただく機会もなかなかないので、今回お声がけいただけて嬉しかったです。
そうなんです! 僕が『HOPE』に出演させていただいていたことを、オ・ルピナさんが知ってくださってるのか分からないですけど、あれだけ本格的に歌うのが初めてで、自分のターニングポイントであり、出演できてよかったと思う作品のひとつです。偶然にもこうして別の作品でご一緒できるのは嬉しいです。
お会いするのは制作発表が初めてなのですが、韓国版『HOPE』の舞台映像を拝見させていただいた時に、すごく美しく、且つ役それぞれの心理描写を大事に演出される方だという印象です。今回はすごく人数も多くて、大きな作品になると思うんですけど、人間臭さだったり、繊細な感情表現を探っていけたらなと思います。
オ・ルピナさんとコミュニケーションを取るために韓国語も頑張ろうと思います!
ミュージカルを見るのが好きで、これまでにもグランドミュージカルの作品をたくさん見てきたので、自分がその中に参加させていただけることを光栄に思います。今回僕が歌う楽曲はあまり多くはないんですけど、歌が得意な方ではないので、その場にいることに恥じぬよう、出来ることから準備を始めていきたいです。
舞台やセットの使い方もそうですし、役者・アンサンブルチームが一体となって、身体全体を使って表現していて、あそこまでダイナミックな作品は、日本でもあまり見たことがなくて驚きました。日本版がどういう演出になるかまだ想像できませんが、お芝居はもちろん、身体表現も色々と探っていけたらと思っています。
フランス版でガウェインを演じられている方は、僕と見た目も年齢も全く異なる方で、ただ日本版でも、アーサーに仕える者として、同じように騎士としての佇まいを大事にしたいです。
現段階の台本は読ませていただいていますが、アーサーに忠実というか、王に仕える者って自分の内面を見せなかったりするじゃないかと思いますが……
ガウェインは王のためにっていう意識が強いんです。『アーサー王物語』って色々な書かれ方があるので、完全に王に仕えるものとして振り切っちゃっていいのか、1人の人間として描いていただけるのかまだ分からないですが、役を作っていく上で、ガウェインが何を考えているのか考えたり、いろいろな『アーサー王物語』を読んで、しっかりはまるものを見つけらればいいなと思います。
結構、時間もタイトだったので、共演者のみなさまとは少ししかお話しできていないですけれど、稽古場では石川禅さんがすごく盛り上げてくれました。
ほぼ皆さんとは初めましてですが、ケイ役の東山光明さんは、お兄様(東山義久さん)と共演させていただいたことがあって、プライベートで何度かお会いしていて。作品も見させていただいたこともあり、「いつか共演できたらいいね」なんてことを話してたんです。今回共演できるということで、すごく楽しみです。
日本刀は片方の刃ですが、西洋剣術は両刃なので全然扱いが異なるんです。例えば、戦い方でも日本刀は、刃こぼれしちゃうのであえて刀を当てない場合もあるんですけれど、西洋剣術だと実際に当てて戦う事が多いみたいです。
ビジュアル撮影の時に、剣も用意していただいたんですけど、その時の剣ですら重いなって印象もあって。調べると歴史上の実物は相当重さもあるらしいんです。舞台用では多少軽くなるとは思うのですが、フランス版の舞台映像だと本当に刀が重く見えるんです。軽いから振り回すっていうことはあんまりしたくないですし、見せ方と現実は解離してしまうものなのかもしれないので難しいですが、色々研究して、使いこなせるようになりたいですね。
大好物のハンバーガーを食べに行ったり、韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を見ています。あと料理をすることにハマっています!
僕は何かをしながらの方がセリフや曲を覚えやすくて、時間がかかる作業の方が良かったりするので、YouTubeを見ながらのんびり凝った料理を作っていますね。
昨夜も稽古終わりに動画を見ながら、豚肉や玉ねぎの素材を活かしたレストランに出てきそうなおしゃれな料理を作りました! 他にもスープカレー作ったりと日々いろいろ挑戦しています。
冷蔵庫の上に置いているので、料理しながらは見れないんですけど(笑)、フライパンで火にかけて待っている間に台本見て覚えています。
あと今やっている作品でも歌うことが多いので、少しでも歌が上手くなるように、日頃から料理中やゲームをする時など、何かをしながらでも歌っています。
去年の暮れに新しいカメラを買いました! それまでは高校の時に買ったもの使っていたんですけど、去年『HOPE』の共演者の方にカメラが好きな方が多くて。カメラの話をするうちに、新しいのが欲しいなって思いまして“仕事を頑張れ”って自分への戒めと共に買いました。
毎日持ち歩いていて、それこそ稽古場で、共演者のオフな姿とか、リラックスしてる瞬間とかを撮るのが好きです!!
そうですね。皆さんと仲良くなって撮影したいです!
すごく壮大な物語になると思うので、是非その壮大さを見に来ていただきたいです。また今まで挑んだことのないような作品なので、精一杯頑張りたいと思います。
☆Information
ミュージカル「キングアーサー」
東京公演:2023年1月12日(木)~2月5日(日) 新国立劇場 中劇場
群馬公演:2023年2月11日(土祝)~12日(日) 高崎芸術劇場 大劇場
兵庫公演:2023年2月24日(金)~26日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
愛知公演:2023年3月4日(土)~5日(日) 刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール
【日本版台本・演出】オ・ルピナ
【翻訳・訳詞】高橋亜子
【出演】
アーサー:浦井健治
メレアガン:伊礼彼方/加藤和樹 (Wキャスト/五十音順)
ランスロット:太田基裕/平間壮一 (Wキャスト/五十音順)
グィネヴィア:小南満佑子/宮澤佐江 (Wキャスト/五十音順)
ガウェイン:小林亮太
ケイ:東山光明
マーリン:石川禅
モルガン:安蘭けい
碓井菜央 加賀谷真聡 工藤広夢 当銀大輔 長澤風海・加藤翔多郎 長澤仙明 半山ゆきの・新井智貴 大井新生 大場陽介 岡田治己 加藤さや香 鹿糠友和 鈴木百花 高島洋樹 高橋伊久磨 高橋慈生 田口恵那 東間一貴 内木克洋 長嶋拓也 永松樹 西尾真由子 花岡麻里名 藤本真凜 MAOTO 松平和希
(五十音順)
【チケット】
キングシート:15,800円
S席:13,800円
A席:9,800円
(全席指定・税込)
【9/19~9/25限定販売】Yシート:2,000円
ホリプロステージ無料会員:
《貸切公演先着先行》8/14(日)10:00~9/13(火)23:59
《先着先行》8/21(日)10:00~9/12(月)23:59
一般発売:9/14(水)11:00
《公式サイト》
https://horipro-stage.jp/stage/kingarthur2023/
《公式Twitter》
@kamusicaljp
#タグ キングアーサーミュージカル