阿久津仁愛×立石俊樹×一ノ瀬竜がバーテンダー姿で登場、7/21スタートの連続テレビドラマ「FLAIR BARTENDER'Z」(フレアバーテンダーズ)の見どころ＆裏話は？放送直前インタビューUP
阿久津仁愛さん、立石俊樹さん、一ノ瀬 竜さん、小西詠斗さんら注目俳優陣が出演する、連続テレビドラマ「FLAIR BARTENDER’Z」(フレアバーテンダーズ)が、MBSドラマ特区枠にて2022年7月21日からいよいよ放送開始！
スマートボーイズでは、今作のキャストから阿久津仁愛さん、立石俊樹さん、一ノ瀬 竜さんにインタビュー。華麗なパフォーマンスでカクテルを作る、フレアバーテンディングという競技に初挑戦した今作での撮影秘話＆見どころを語っていただきました。
スマートボーイズでは、今作のキャストから阿久津仁愛さん、立石俊樹さん、一ノ瀬 竜さんにインタビュー。華麗なパフォーマンスでカクテルを作る、フレアバーテンディングという競技に初挑戦した今作での撮影秘話＆見どころを語っていただきました。
(左から)阿久津仁愛さん、立石俊樹さん、一ノ瀬 竜さん
【作品紹介】
連続テレビドラマ「FLAIR BARTENDER’Z」(フレアバーテンダーズ)は、ボトルやシェイカーを投げたり回したりと、華麗なパフォーマンスでお客さんを楽しませながらカクテルを作る競技フレアバーテンディングの世界で、一杯のカクテルに情熱をかける男たちが技とテクニックを競うエンターテインメント作品。
連続テレビドラマ「FLAIR BARTENDER’Z」(フレアバーテンダーズ)は、ボトルやシェイカーを投げたり回したりと、華麗なパフォーマンスでお客さんを楽しませながらカクテルを作る競技フレアバーテンディングの世界で、一杯のカクテルに情熱をかける男たちが技とテクニックを競うエンターテインメント作品。
完全オリジナルストーリーとなる今作では、脚本を山崎 彬氏、監督を西田大輔氏が務め、主題歌はmanzo氏が作曲、テルジヨシザワ氏が作詞を担当。
父の面影を追う黒沢瑛人(演：阿久津仁愛さん)、音楽の道に挫折した夏目遠矢(演：立石俊樹さん)、諦めた過去への未練くすぶる久野誠一郎(演：一ノ瀬 竜さん)、絶対的なプライドを持ち、兄やライバルとの確執を抱く五十嵐新(演：小西詠斗さん)の4人が、それぞれの生き方を背負い込み、様々な夢を描きながら、競技バーテンダーとして、熱き戦いを繰り広げていきます。
ほか共演には、フレアの実力者として主人公たちの成長を見守る、比嘉玲紀(ひが・れいき)役に植田圭輔さん、梶原雄大(かじわら・ゆうだい)役に和田雅成さん、峯田伸一(みねだ・しんいち)役には染谷俊之さんが登場。
さらに、五十嵐 涼(いがらし・りょう)役に小南光司さん、小日向譲二(こひなた・じょうじ)役に早乙女じょうじさん、早乙女 純(さおとめ・じゅん)役に末吉9太郎さん、瀬名大介(せな・だいすけ)役に田口 司さん、神木陽太(かみき・ようた)役に佐藤たかみちさん、七郎(しちろう)役に森山栄治さんが名を連ねました。
父の面影を追う黒沢瑛人(演：阿久津仁愛さん)、音楽の道に挫折した夏目遠矢(演：立石俊樹さん)、諦めた過去への未練くすぶる久野誠一郎(演：一ノ瀬 竜さん)、絶対的なプライドを持ち、兄やライバルとの確執を抱く五十嵐新(演：小西詠斗さん)の4人が、それぞれの生き方を背負い込み、様々な夢を描きながら、競技バーテンダーとして、熱き戦いを繰り広げていきます。
ほか共演には、フレアの実力者として主人公たちの成長を見守る、比嘉玲紀(ひが・れいき)役に植田圭輔さん、梶原雄大(かじわら・ゆうだい)役に和田雅成さん、峯田伸一(みねだ・しんいち)役には染谷俊之さんが登場。
さらに、五十嵐 涼(いがらし・りょう)役に小南光司さん、小日向譲二(こひなた・じょうじ)役に早乙女じょうじさん、早乙女 純(さおとめ・じゅん)役に末吉9太郎さん、瀬名大介(せな・だいすけ)役に田口 司さん、神木陽太(かみき・ようた)役に佐藤たかみちさん、七郎(しちろう)役に森山栄治さんが名を連ねました。
■ドラマ「FLAIR BARTENDER’Z」放送直前インタビュー
黒沢瑛人役 阿久津仁愛さん×夏目遠矢役 立石俊樹さん×久野誠一郎役 一ノ瀬竜さん
黒沢瑛人役 阿久津仁愛さん×夏目遠矢役 立石俊樹さん×久野誠一郎役 一ノ瀬竜さん
――ドラマ「FLAIR BARTENDER’Z」(フレアバーテンダーズ)は、登場人物たちが“フレアバーテンディング”という競技に挑んでいく物語です。皆さんにとってもあまり馴染みがない題材だったのではと思いますが、最初にドラマのお話を聞いた時には、どう思われましたか？
阿久津仁愛(以下、阿久津) 最初にお話をいただいた時は、まずフレア自体を知らなかったんです。だけど調べてみたら、バーテンダーというよりは、もう大道芸みたいな技ばかりで！ その「すごいな！」というイメージが第一印象になりましたね。
あとは役どころとしても、僕は小さいころにおきた出来事から、ちょっと闇のある部分を持っていて。いわゆる普通の主人公キャラではなかったので、そういうところも楽しみに思いましたし、他のキャストの皆さんも魅力的なので、僕にとっては楽しみばかりで、不安はあんまりなかったです。
立石俊樹(以下、立石) フレアのことは、僕もこの作品を通して知りました。「これ、本当にできるようになるのかな」と思いましたし、「練習する時間とか、プロの方に教えてもらえたりはするんですか？」っていうのは、やっぱり最初に確認しましたね(笑)。でも、「その時間はしっかり取る予定です」と言っていただけたので、最初はハラハラしながらも、「とにかく練習を頑張ろう！」という気持ちでいました。
一ノ瀬 竜(以下、一ノ瀬) 僕はフレアの動画を見たことがあったり、フレアを題材にした洋画も見たことがあったので、「あれか！」という感じで知ってはいたのですが、やっぱり自分にこれができるのかな、という不安は大きくありました。
最初に動画を見たときは、まだ「うわっ、すごーい！」っていう観客目線で楽しめていたのですが、実際に自分でもやってみると、どれだけすごいことがその動画の中で起こっていたのか、ということがようやく分かってきて、「いや、これはヤバいな」と思いましたね(笑)。
阿久津仁愛(以下、阿久津) 最初にお話をいただいた時は、まずフレア自体を知らなかったんです。だけど調べてみたら、バーテンダーというよりは、もう大道芸みたいな技ばかりで！ その「すごいな！」というイメージが第一印象になりましたね。
あとは役どころとしても、僕は小さいころにおきた出来事から、ちょっと闇のある部分を持っていて。いわゆる普通の主人公キャラではなかったので、そういうところも楽しみに思いましたし、他のキャストの皆さんも魅力的なので、僕にとっては楽しみばかりで、不安はあんまりなかったです。
立石俊樹(以下、立石) フレアのことは、僕もこの作品を通して知りました。「これ、本当にできるようになるのかな」と思いましたし、「練習する時間とか、プロの方に教えてもらえたりはするんですか？」っていうのは、やっぱり最初に確認しましたね(笑)。でも、「その時間はしっかり取る予定です」と言っていただけたので、最初はハラハラしながらも、「とにかく練習を頑張ろう！」という気持ちでいました。
一ノ瀬 竜(以下、一ノ瀬) 僕はフレアの動画を見たことがあったり、フレアを題材にした洋画も見たことがあったので、「あれか！」という感じで知ってはいたのですが、やっぱり自分にこれができるのかな、という不安は大きくありました。
最初に動画を見たときは、まだ「うわっ、すごーい！」っていう観客目線で楽しめていたのですが、実際に自分でもやってみると、どれだけすごいことがその動画の中で起こっていたのか、ということがようやく分かってきて、「いや、これはヤバいな」と思いましたね(笑)。
――それぞれご自身について、こうした新しいことに挑戦する時には、わりと苦労なく習得できたり、呑み込みが早いタイプだと思いますか？
一ノ瀬 意外と、僕はそのタイプだったんじゃないかなと思うのですが……今回のフレア練習では、世界チャンピオンの方に教えていただいたんですよ。さすがに世界レベルということで、「どれだけやってみても、多分ここには辿りつけないんだろうな」っていうことだけは最初に理解できました(笑)。
――ものすごく、高次元のところからお手本が始まったんですね(笑)。
立石 やっぱりプロの方が、「何年間も毎日休みなく、必ず5～6時間は練習している」とおっしゃっていて……それでようやく、初めて大会に出場できるというお話も聞いたので。
僕も、自分の中では意外と何でもこなせちゃうタイプではあると思うんですけど、あそこまで上達するには、もう相当な努力の継続がないと辿り着けない領域というか、それをやったとしても、追いつけるかどうかも分からない世界なんだな、と感じましたね。
――とはいえ立石さん、一ノ瀬さんは呑み込みの早さには自信ありとのこと。阿久津さんはいかがですか？
阿久津 そうですね、僕も器用なタイプですね！(笑) それに数少ない練習の中でも、指導をしてくださる方たちが、本当にたくさん褒めてくださって。それが自信にも繋がったと思います。
一ノ瀬 確かに！
立石 それはある！ 本当に、褒めてくれたよね。
阿久津 長年やっている方々とは比べ物にならないんですけど、その中でもパフォーマンスとしてお見せできるものにはなっているな、と動画を見返しても思いますし、先生方がつけてくださる技も、なるべく難しさを抑えて、だけどかっこよく見えるように、ということを優先して指導してくださったので、そこに助けていただいたなと思います。もう、やれることは全部必死でやりました！
一ノ瀬 意外と、僕はそのタイプだったんじゃないかなと思うのですが……今回のフレア練習では、世界チャンピオンの方に教えていただいたんですよ。さすがに世界レベルということで、「どれだけやってみても、多分ここには辿りつけないんだろうな」っていうことだけは最初に理解できました(笑)。
――ものすごく、高次元のところからお手本が始まったんですね(笑)。
立石 やっぱりプロの方が、「何年間も毎日休みなく、必ず5～6時間は練習している」とおっしゃっていて……それでようやく、初めて大会に出場できるというお話も聞いたので。
僕も、自分の中では意外と何でもこなせちゃうタイプではあると思うんですけど、あそこまで上達するには、もう相当な努力の継続がないと辿り着けない領域というか、それをやったとしても、追いつけるかどうかも分からない世界なんだな、と感じましたね。
――とはいえ立石さん、一ノ瀬さんは呑み込みの早さには自信ありとのこと。阿久津さんはいかがですか？
阿久津 そうですね、僕も器用なタイプですね！(笑) それに数少ない練習の中でも、指導をしてくださる方たちが、本当にたくさん褒めてくださって。それが自信にも繋がったと思います。
一ノ瀬 確かに！
立石 それはある！ 本当に、褒めてくれたよね。
阿久津 長年やっている方々とは比べ物にならないんですけど、その中でもパフォーマンスとしてお見せできるものにはなっているな、と動画を見返しても思いますし、先生方がつけてくださる技も、なるべく難しさを抑えて、だけどかっこよく見えるように、ということを優先して指導してくださったので、そこに助けていただいたなと思います。もう、やれることは全部必死でやりました！
――皆さんはそれぞれ映像作品と舞台作品、どちらでも活躍されていらっしゃいますが、テレビドラマだと手元まで鮮明に映る、という緊張感もあったのではないでしょうか？
一ノ瀬 僕、個人的には……手元まで映る緊張感よりも、撮り直せることのメリットの方が強いな、と思いました(笑)。これが舞台での一発勝負だったら、もっと時間が必要だったと思います。
立石 確かに！
一ノ瀬 本当に、“奇跡の一回を待つ！”みたいな時間も作っていただけたので、これはテレビドラマであったからですね。
阿久津 本当に、助けられましたね。だって、「フレアを生披露しましょう」って言われたら、難しいかなって思いますもん(笑)。
立石 アハハ！ そう言われたら焦るよね(笑)。
一ノ瀬 僕、個人的には……手元まで映る緊張感よりも、撮り直せることのメリットの方が強いな、と思いました(笑)。これが舞台での一発勝負だったら、もっと時間が必要だったと思います。
立石 確かに！
一ノ瀬 本当に、“奇跡の一回を待つ！”みたいな時間も作っていただけたので、これはテレビドラマであったからですね。
阿久津 本当に、助けられましたね。だって、「フレアを生披露しましょう」って言われたら、難しいかなって思いますもん(笑)。
立石 アハハ！ そう言われたら焦るよね(笑)。
――では、皆さんの役柄についてもお聞かせいただければ。まず、阿久津さんが演じる黒沢瑛人は、最初からフレアの高い腕前を持っているキャラクターということで、自信たっぷりに演じなければいけない、という部分もあったのではないでしょうか？
阿久津 そうですね、瑛人は独学でフレアをやっていたというキャラクターなんですけど……確かに表情とかは、練習ではどうしても必死な顔になりがちだったので、そこを抑えて抑えて。本当はもう、「うぅ～！」って歯を食いしばるような気持ちでいるんですけど、そこを表に出さず、なんとかこらえて演じていた、という感じですね(笑)。
――役作りとしては、クールといいますか、想いは内に秘めている雰囲気で？
阿久津 はい。彼が抱えている過去や悩みも、瑛人の中ではすごく大きいものだったりして、そこがフレアへの想いにも深く関わっているので……“誰にも素顔を見せたくない”という気持ちを、序盤は特に意識して演じていました。
阿久津 そうですね、瑛人は独学でフレアをやっていたというキャラクターなんですけど……確かに表情とかは、練習ではどうしても必死な顔になりがちだったので、そこを抑えて抑えて。本当はもう、「うぅ～！」って歯を食いしばるような気持ちでいるんですけど、そこを表に出さず、なんとかこらえて演じていた、という感じですね(笑)。
――役作りとしては、クールといいますか、想いは内に秘めている雰囲気で？
阿久津 はい。彼が抱えている過去や悩みも、瑛人の中ではすごく大きいものだったりして、そこがフレアへの想いにも深く関わっているので……“誰にも素顔を見せたくない”という気持ちを、序盤は特に意識して演じていました。
――続いて立石さんが演じる夏目遠矢は、様々なことにくじけて自暴自棄になっている役柄で。気性もかなり荒めの雰囲気で、あまりこれまでの立石さんのイメージにはない役柄だったのではないでしょうか？
立石 僕もキャスティングの時点で、役柄には「そうきたか！」とビックリしました。普段の自分とは、とことん真逆のライン上を生きている人だと思ったので……もちろん僕も考え込むことや、悩むことはありますけど、とにかくこの夏目遠矢という彼は、満たされない何かを追い求めた末に、フレアに辿り着いていて。常に、その満たされない想いや、苛立ちや焦りを感じている、ということはすごく意識しました。
――これまでの共演が多い阿久津さんから見ても、素顔の立石さんの柔らかさとはギャップがあったのでは？
阿久津 僕はわりと、としくんの色んな役柄を見てはいるから違和感はなかったですけど、作品の中で勢いよくオラオラと向かってこられると、内心テレちゃうというか(笑)。いつもと雰囲気が違うから、新鮮すぎて……そこは、ちょっと面白くなっちゃいました(笑)。
立石 アハハ、改めて言われると恥ずかしい！(笑)
立石 僕もキャスティングの時点で、役柄には「そうきたか！」とビックリしました。普段の自分とは、とことん真逆のライン上を生きている人だと思ったので……もちろん僕も考え込むことや、悩むことはありますけど、とにかくこの夏目遠矢という彼は、満たされない何かを追い求めた末に、フレアに辿り着いていて。常に、その満たされない想いや、苛立ちや焦りを感じている、ということはすごく意識しました。
――これまでの共演が多い阿久津さんから見ても、素顔の立石さんの柔らかさとはギャップがあったのでは？
阿久津 僕はわりと、としくんの色んな役柄を見てはいるから違和感はなかったですけど、作品の中で勢いよくオラオラと向かってこられると、内心テレちゃうというか(笑)。いつもと雰囲気が違うから、新鮮すぎて……そこは、ちょっと面白くなっちゃいました(笑)。
立石 アハハ、改めて言われると恥ずかしい！(笑)
――対して、一ノ瀬さんが演じた久野誠一郎は、やや落ち着いた雰囲気といいますか。一度はフレアから離れた苦悩を持ちつつも、精神的には少し大人なタイプだったのでは？
一ノ瀬 そうですね、自分の中では“やりたいこと”と“やらなきゃいけないこと”への葛藤は持ちつつも、演出の西田さんからも「その葛藤は、目の奥に映ったらいいよ」という風に言っていただけたので、あまり意識して出しすぎずにいよう、と思っていました。
ただ個人的には、一番共感できる部分が多いキャラクターだな、とも思っていて。誰しも、“自分がやりたいこと”と、“やらなきゃいけないこと”への葛藤はあるはずなので、そこは視聴者の方にも、誠一郎と目線を重ねていただけるんじゃないかなって思います。
――一ノ瀬さんご自身とも重なる点や、反対に違いを感じる部分はありましたか？
一ノ瀬 僕はわりと、「イヤなことはイヤ」と顔に出やすいタイプだと思うんですよね。でも、僕自身にもやりたいこと、やらなきゃいけないことの選択に悩んだ経験はあったので、そこはすごくやりやすかったというか、理解できる部分が多い役柄でした。
一ノ瀬 そうですね、自分の中では“やりたいこと”と“やらなきゃいけないこと”への葛藤は持ちつつも、演出の西田さんからも「その葛藤は、目の奥に映ったらいいよ」という風に言っていただけたので、あまり意識して出しすぎずにいよう、と思っていました。
ただ個人的には、一番共感できる部分が多いキャラクターだな、とも思っていて。誰しも、“自分がやりたいこと”と、“やらなきゃいけないこと”への葛藤はあるはずなので、そこは視聴者の方にも、誠一郎と目線を重ねていただけるんじゃないかなって思います。
――一ノ瀬さんご自身とも重なる点や、反対に違いを感じる部分はありましたか？
一ノ瀬 僕はわりと、「イヤなことはイヤ」と顔に出やすいタイプだと思うんですよね。でも、僕自身にもやりたいこと、やらなきゃいけないことの選択に悩んだ経験はあったので、そこはすごくやりやすかったというか、理解できる部分が多い役柄でした。
――今作ではそんな三名に、小西詠斗さんが演じる五十嵐 新も加わり、それぞれに見つけた相棒とのタンデムで、フレアバーテンディングの大会へと挑みます。撮影現場でも、それぞれ相棒と一緒にいることが多かったと思いますが、どんな関係性でしたか？
阿久津 僕は五十嵐 涼役の小南光司くんとペアを組んで、もちろん仲良くできました！ ただやっぱり、フレアでは二人で息を合わせる難しさがあって、僕たちは特に身長差が……小南くんの背が高くて、リーチも違うので同じ動きをしてもなかなか合わなくて。
それを合わせていくのが大変でしたし、あと一緒に事前練習をできた日がなくて、撮影現場で揃って練習した、という感じで。だから他の人のシーンを撮っている時は、ずっと二人で練習していましたね。でも、本番ではバッチリだと思います！
――立石さん、一ノ瀬さんはそれぞれいかがでしたか？
一ノ瀬 僕は、ペアを組む瀬名大介役の田口 司さんと同じ歳なんですよ。だから気兼ねなく話せて、すぐに打ち解けられましたし、合わせるのも意外とスムーズにできました！ 特に共通の認識があったというか、お互いに舞台をやっていると、カウントにはめて動きを合わせるということができたので、その感覚が早めに共有できたのがよかったなと思います。
立石 確かに、カウントで動けるのはよかったよね！ 僕も、早乙女 純役の末吉9太郎くんとは同じ歳なんですけど、今回の役柄としても、9ちゃん自身としても、人としての芯の部分がしっかりしている人だったので、そういう部分ではペアを組む相手として嬉しかったです。最初はやっぱり「タイミングが合わないね」という時もあったんですけど、カウントに合わせて動くことにはお互い慣れているから、回数を重ねていくほどに合わせられるようになってきて。自分たちのやり方で、うまく解決しながら撮影できたと思います。
阿久津 僕は五十嵐 涼役の小南光司くんとペアを組んで、もちろん仲良くできました！ ただやっぱり、フレアでは二人で息を合わせる難しさがあって、僕たちは特に身長差が……小南くんの背が高くて、リーチも違うので同じ動きをしてもなかなか合わなくて。
それを合わせていくのが大変でしたし、あと一緒に事前練習をできた日がなくて、撮影現場で揃って練習した、という感じで。だから他の人のシーンを撮っている時は、ずっと二人で練習していましたね。でも、本番ではバッチリだと思います！
――立石さん、一ノ瀬さんはそれぞれいかがでしたか？
一ノ瀬 僕は、ペアを組む瀬名大介役の田口 司さんと同じ歳なんですよ。だから気兼ねなく話せて、すぐに打ち解けられましたし、合わせるのも意外とスムーズにできました！ 特に共通の認識があったというか、お互いに舞台をやっていると、カウントにはめて動きを合わせるということができたので、その感覚が早めに共有できたのがよかったなと思います。
立石 確かに、カウントで動けるのはよかったよね！ 僕も、早乙女 純役の末吉9太郎くんとは同じ歳なんですけど、今回の役柄としても、9ちゃん自身としても、人としての芯の部分がしっかりしている人だったので、そういう部分ではペアを組む相手として嬉しかったです。最初はやっぱり「タイミングが合わないね」という時もあったんですけど、カウントに合わせて動くことにはお互い慣れているから、回数を重ねていくほどに合わせられるようになってきて。自分たちのやり方で、うまく解決しながら撮影できたと思います。
――そうしたフレアバーテンディングの動きに、役柄としてのお芝居も重なった撮影では、どちらかに意識が集中してしまったりと、難しく感じることはありませんでしたか？
阿久津 その通り、ごちゃごちゃになりますよ！(笑)
立石 はい、めちゃくちゃ大変でした(笑)。
阿久津 それにペアでやっているから、二人のうち片方だけ成功して、片方はミスして、というのがずっと続いたりすることもあって。相手のミスを励ましていたのに、「うわ、今度はこっちがやっちゃった！」みたいな(笑)。
一ノ瀬 あるある！(笑)
立石 あと、大会本番の会場がめっちゃ暗いんですよ！ 照明が暗くて、ティン(シェイカー)がよく見えなくて、何回転させたのかが分からなくなったり……だから練習でやってきた、空中に放ってからの感覚を頼りに取らないといけなかったりもして。そういう難しさもあって、本番のステージは本当に緊張しましたね。
――やはり撮影現場では、通常のドラマ撮影でもあるようなセリフ部分でのNG以外に、フレアの面でのNGテイクが出ることも多かったのでは？
立石 ありましたね。それにフレアの技ができていても、表情の面でガチガチだったりすると、西田さんからも「今の技はめちゃくちゃ良かったけど、もうちょっとこういう表情が欲しくて」と言われて、やり直しをさせてもらったりして。
一ノ瀬 どうしても手先の方を意識しちゃって、表情が必死になっちゃうんだよね。
立石 必死さを押し殺して(笑)。どうにか見せないように演じていましたね。
阿久津 その通り、ごちゃごちゃになりますよ！(笑)
立石 はい、めちゃくちゃ大変でした(笑)。
阿久津 それにペアでやっているから、二人のうち片方だけ成功して、片方はミスして、というのがずっと続いたりすることもあって。相手のミスを励ましていたのに、「うわ、今度はこっちがやっちゃった！」みたいな(笑)。
一ノ瀬 あるある！(笑)
立石 あと、大会本番の会場がめっちゃ暗いんですよ！ 照明が暗くて、ティン(シェイカー)がよく見えなくて、何回転させたのかが分からなくなったり……だから練習でやってきた、空中に放ってからの感覚を頼りに取らないといけなかったりもして。そういう難しさもあって、本番のステージは本当に緊張しましたね。
――やはり撮影現場では、通常のドラマ撮影でもあるようなセリフ部分でのNG以外に、フレアの面でのNGテイクが出ることも多かったのでは？
立石 ありましたね。それにフレアの技ができていても、表情の面でガチガチだったりすると、西田さんからも「今の技はめちゃくちゃ良かったけど、もうちょっとこういう表情が欲しくて」と言われて、やり直しをさせてもらったりして。
一ノ瀬 どうしても手先の方を意識しちゃって、表情が必死になっちゃうんだよね。
立石 必死さを押し殺して(笑)。どうにか見せないように演じていましたね。
――ほか、撮影現場で特に印象に残っていることはありますか？
阿久津 ドラマでも終盤の方になるんですが、大会当日のシーンで、小南くんととしくんにコメディっぽい掛け合いがあったのが面白くて。
立石 僕の方から挑発するというか、ケンカを吹っかけるんだけど、その返しがなんかシュールなんだよね(笑)。
阿久津 そのやり取りが段取りから本番まで、全部ちょっと違う感じなんですけど、すごく面白くて耐えられなくて(笑)。僕の役柄的には、いざ大会に向かって、「いっちょやってやろう」くらいの気合いが入って燃えている場面なんですけど、もうニヤニヤしちゃうので、とにかく僕の顔をカメラで抜かないでほしい、って思っていました(笑)。
立石 演出の西田さんからも、「最初の遠矢は取っかかりづらい人だけど、後半にかけては周りから愛される人になってほしい」と言われていて、そのシーンの掛け合いも「どんどんそういうのを出してほしい！」とリクエストがあって。その結果、ちょっと面白い感じになっていって……僕自身も、そういう場面は特に楽しんでいましたね。
阿久津 ドラマでも終盤の方になるんですが、大会当日のシーンで、小南くんととしくんにコメディっぽい掛け合いがあったのが面白くて。
立石 僕の方から挑発するというか、ケンカを吹っかけるんだけど、その返しがなんかシュールなんだよね(笑)。
阿久津 そのやり取りが段取りから本番まで、全部ちょっと違う感じなんですけど、すごく面白くて耐えられなくて(笑)。僕の役柄的には、いざ大会に向かって、「いっちょやってやろう」くらいの気合いが入って燃えている場面なんですけど、もうニヤニヤしちゃうので、とにかく僕の顔をカメラで抜かないでほしい、って思っていました(笑)。
立石 演出の西田さんからも、「最初の遠矢は取っかかりづらい人だけど、後半にかけては周りから愛される人になってほしい」と言われていて、そのシーンの掛け合いも「どんどんそういうのを出してほしい！」とリクエストがあって。その結果、ちょっと面白い感じになっていって……僕自身も、そういう場面は特に楽しんでいましたね。
――では最後に、ドラマを楽しみにされている皆さんに向けてメッセージをお願いいたします！
一ノ瀬 今回は特に、誰しもがフレアを一番に頑張ってきたので、フレアシーンは絶対に見どころたっぷりになっていると思います！ 何回も巻き戻して、じっくりと楽しんでいただきたいです。
立石 今回、僕自身にとっても初挑戦なことを、皆さんにお届けできたのが嬉しいです。フレアという世界を皆さんにも知っていただいて、ドラマの物語はもちろんですけれども、新たなエンターテイメントの一つとしても、楽しみにしていただけたらいいなと思います。ご期待ください！
阿久津 このドラマを通して、フレアという競技に出会えて、そしてバーテンダーとしてカクテルを作ったりと、普通に生活している中ではできないような、ちょっと非日常的な、貴重な体験ができて本当に嬉しかったです。今後もここで学んだことだったり、色んなことを生かして……イベントとかでも実演できたらいいなと思います(笑)。
一ノ瀬 言っちゃった！
阿久津 ただ、やるなら一人じゃなくてタンデムでね！(笑) 本当にオンエアが待ち遠しくて、それを見て、皆さんがどう思うのか、どう受け取るのかというのもすごく楽しみなので、ぜひ僕たちと一緒に、ドキドキしながら見守って下さい！ (インタビュー 完)
一ノ瀬 今回は特に、誰しもがフレアを一番に頑張ってきたので、フレアシーンは絶対に見どころたっぷりになっていると思います！ 何回も巻き戻して、じっくりと楽しんでいただきたいです。
立石 今回、僕自身にとっても初挑戦なことを、皆さんにお届けできたのが嬉しいです。フレアという世界を皆さんにも知っていただいて、ドラマの物語はもちろんですけれども、新たなエンターテイメントの一つとしても、楽しみにしていただけたらいいなと思います。ご期待ください！
阿久津 このドラマを通して、フレアという競技に出会えて、そしてバーテンダーとしてカクテルを作ったりと、普通に生活している中ではできないような、ちょっと非日常的な、貴重な体験ができて本当に嬉しかったです。今後もここで学んだことだったり、色んなことを生かして……イベントとかでも実演できたらいいなと思います(笑)。
一ノ瀬 言っちゃった！
阿久津 ただ、やるなら一人じゃなくてタンデムでね！(笑) 本当にオンエアが待ち遠しくて、それを見て、皆さんがどう思うのか、どう受け取るのかというのもすごく楽しみなので、ぜひ僕たちと一緒に、ドキドキしながら見守って下さい！ (インタビュー 完)
MBSドラマ特区枠「FLAIR BARTENDER'Z」(フレアバーテンダーズ)は、7月21日から毎週木曜24:59～放送開始です。ほか各地域での放送時間など、番組詳細・最新情報は下記のInformationより公式サイトをご確認ください。
©「FLAIR BARTENDER’Z」製作委員会・MBS
☆Information
【番組概要】
©「FLAIR BARTENDER’Z」製作委員会・MBS
☆Information
【番組概要】
MBSドラマ特区枠「FLAIR BARTENDER'Z」(フレアバーテンダーズ)
■スタッフ
監督：西田大輔
脚本：山崎 彬
原案：古川由隆
音楽：こおろぎ
挿入歌制作：manzo、テルジ ヨシザワ
技術監修：全日本フレアバーテンダーズ協会(anfa)
制作プロダクション：ダブ
製作・著作：「FLAIR BARTENDER'Z」製作委員会・MBS
(DMM STAGE、MBS、TCエンタテインメント、サイバード、tvk)
■キャスト
黒沢瑛人 役：阿久津仁愛
夏目遠矢 役：立石俊樹
久野誠一郎 役：一ノ瀬竜
五十嵐新 役：小西詠斗
比嘉玲紀 役：植田圭輔
梶原雄大 役：和田雅成
峯田伸一 役：染谷俊之
五十嵐涼 役：小南光司
小日向譲二 役：早乙女じょうじ
早乙女純 役：末吉9太郎
瀬奈大介 役：田口 司
神木陽太 役：佐藤たかみち
七郎 役：森山栄治
■主題歌・挿入歌
主題歌：
「Magic Cocktail」
作詞：テルジ ヨシザワ / 作曲：manzo
歌 阿久津仁愛 立石俊樹 一ノ瀬竜 小西詠斗
挿入歌：
「IRIS -雨の跡-」 作詞・作曲 テルジ ヨシザワ 歌 阿久津仁愛
「Stir Tonight」 作詞・作曲 manzo 歌 立石俊樹
「Perfect Vibes」 作詞・作曲 manzo 歌 一ノ瀬竜
「イチニツイテ」 作詞・作曲 テルジ ヨシザワ 歌 小西詠斗
■放送日程
MBSドラマ特区枠にて7月21日(木)スタート
・MBS 7月21日(木)スタート 毎週木曜 24:59～(※#1：25:00～)
・テレビ神奈川 7月21日(木)スタート 毎週木曜 23:00～
・チバテレ 7月22日(金)スタート 毎週金曜 23:00～(※#1：7/22 24:00～、#2：7/29 24:00～)
・とちテレ 7月28日(木)スタート 毎週木曜 22:30～
・テレ玉 7月28日(木)スタート 毎週木曜 23:30～
・群馬テレビ 7月28日(木)スタート 毎週木曜 23:30～
※その他の地域は、順次決定。
※MBS放送後(25:30～)TVer・GYAO!・MBS動画イズムでの１週間の見逃し配信あり。
≪公式サイト(番組HP)≫
https://flair-bartenderz.com
≪公式ツイッター≫
https://twitter.com/flairbartenderz
≪公式インスタグラム≫
https://www.instagram.com/flair_bartenderz/
■スタッフ
監督：西田大輔
脚本：山崎 彬
原案：古川由隆
音楽：こおろぎ
挿入歌制作：manzo、テルジ ヨシザワ
技術監修：全日本フレアバーテンダーズ協会(anfa)
制作プロダクション：ダブ
製作・著作：「FLAIR BARTENDER'Z」製作委員会・MBS
(DMM STAGE、MBS、TCエンタテインメント、サイバード、tvk)
■キャスト
黒沢瑛人 役：阿久津仁愛
夏目遠矢 役：立石俊樹
久野誠一郎 役：一ノ瀬竜
五十嵐新 役：小西詠斗
比嘉玲紀 役：植田圭輔
梶原雄大 役：和田雅成
峯田伸一 役：染谷俊之
五十嵐涼 役：小南光司
小日向譲二 役：早乙女じょうじ
早乙女純 役：末吉9太郎
瀬奈大介 役：田口 司
神木陽太 役：佐藤たかみち
七郎 役：森山栄治
■主題歌・挿入歌
主題歌：
「Magic Cocktail」
作詞：テルジ ヨシザワ / 作曲：manzo
歌 阿久津仁愛 立石俊樹 一ノ瀬竜 小西詠斗
挿入歌：
「IRIS -雨の跡-」 作詞・作曲 テルジ ヨシザワ 歌 阿久津仁愛
「Stir Tonight」 作詞・作曲 manzo 歌 立石俊樹
「Perfect Vibes」 作詞・作曲 manzo 歌 一ノ瀬竜
「イチニツイテ」 作詞・作曲 テルジ ヨシザワ 歌 小西詠斗
■放送日程
MBSドラマ特区枠にて7月21日(木)スタート
・MBS 7月21日(木)スタート 毎週木曜 24:59～(※#1：25:00～)
・テレビ神奈川 7月21日(木)スタート 毎週木曜 23:00～
・チバテレ 7月22日(金)スタート 毎週金曜 23:00～(※#1：7/22 24:00～、#2：7/29 24:00～)
・とちテレ 7月28日(木)スタート 毎週木曜 22:30～
・テレ玉 7月28日(木)スタート 毎週木曜 23:30～
・群馬テレビ 7月28日(木)スタート 毎週木曜 23:30～
※その他の地域は、順次決定。
※MBS放送後(25:30～)TVer・GYAO!・MBS動画イズムでの１週間の見逃し配信あり。
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※推奨ハッシュタグ #フレア #フレアバーテンダーズ
■ストーリー
フレアバーテンディング――。
ボトルやシェイカーを投げたり回したりと、華麗なパフォーマンスでお客さんを楽しませながらカクテルを作る競技。一杯のカクテルに情熱をかける男たちが、技とテクニックを競い合う。
君は誰のためにフレアやっているんだ？――。
父の面影を追い、BAR「NIGHT&DREAMS」で働きはじめた黒沢瑛人(阿久津仁愛)は、同僚の五十嵐涼(小南光司)から、フレアのペア競技、二人一組(バディ)のチームワークで行う「タンデム」に出場しないかとの誘いをうける。瑛人はボトルとシェイカーを巧みに使い、美しいカクテルを作るが、周りを見る目はどこか怜悧な――。
その頃、音楽の道に挫折し、誰かに噛み付いては自分を誤魔化す日々を送っていた夏目遠矢(立石俊樹)は、何もうまくいかない自分に自暴自棄になっていた。久野誠一郎(一ノ瀬竜)は、酒蔵の家業を継ぐためにフレアを諦めた過去を持ち、営業の日々の中でフレアへの未練を感じては葛藤を繰り返していた。一方、ルーキーソロ部門で優勝経験があり、フレアに絶対的なプライドを持つ五十嵐新(小西詠斗)は、兄やライバルたちとの確執を抱いていた。
それぞれの生き方を背負い込み、様々な夢を描く4人の男たちが、仲間との絆を糧に、競技バーテンダーとして、熱き戦いを繰り広げていく――。
歴代のチャンピオンたち、比嘉玲紀(植田圭輔)、梶原雄大(和田雅成)、峯田伸一(染谷俊之)と、伝説のフレアバーテンダーの七郎(森山栄治)に見守られながら、ジャパンフレアカップ「タンデムルーキー部門」の幕が開ける。
自己表現、才能、第六感――。
それぞれのフレアが、観客の熱気とシンクロしていく。
■ストーリー
フレアバーテンディング――。
ボトルやシェイカーを投げたり回したりと、華麗なパフォーマンスでお客さんを楽しませながらカクテルを作る競技。一杯のカクテルに情熱をかける男たちが、技とテクニックを競い合う。
君は誰のためにフレアやっているんだ？――。
父の面影を追い、BAR「NIGHT&DREAMS」で働きはじめた黒沢瑛人(阿久津仁愛)は、同僚の五十嵐涼(小南光司)から、フレアのペア競技、二人一組(バディ)のチームワークで行う「タンデム」に出場しないかとの誘いをうける。瑛人はボトルとシェイカーを巧みに使い、美しいカクテルを作るが、周りを見る目はどこか怜悧な――。
その頃、音楽の道に挫折し、誰かに噛み付いては自分を誤魔化す日々を送っていた夏目遠矢(立石俊樹)は、何もうまくいかない自分に自暴自棄になっていた。久野誠一郎(一ノ瀬竜)は、酒蔵の家業を継ぐためにフレアを諦めた過去を持ち、営業の日々の中でフレアへの未練を感じては葛藤を繰り返していた。一方、ルーキーソロ部門で優勝経験があり、フレアに絶対的なプライドを持つ五十嵐新(小西詠斗)は、兄やライバルたちとの確執を抱いていた。
それぞれの生き方を背負い込み、様々な夢を描く4人の男たちが、仲間との絆を糧に、競技バーテンダーとして、熱き戦いを繰り広げていく――。
歴代のチャンピオンたち、比嘉玲紀(植田圭輔)、梶原雄大(和田雅成)、峯田伸一(染谷俊之)と、伝説のフレアバーテンダーの七郎(森山栄治)に見守られながら、ジャパンフレアカップ「タンデムルーキー部門」の幕が開ける。
自己表現、才能、第六感――。
それぞれのフレアが、観客の熱気とシンクロしていく。
