内海啓貴主演VR演劇「僕はまだ死んでない」が3/31まで配信中!原案・演出のウォーリー木下が語る「舞台上に上がった体験をしてもらえれば!」共演に加藤良輔ら
内海啓貴さんが主演するVR演劇「僕はまだ死んでない」が、配信期間が延長され、ただいま好評配信中! 2021年3月31日まで視聴することができるようになりました。
VR演劇「僕はまだ死んでない」メインビジュアル
VR演劇「僕はまだ死んでない」は、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」でのプロジェクションマッピングを駆使した斬新かつ時代の先端をゆく演出でも知られるウォーリー木下氏が原案・演出を手掛けた、”映像で演劇を楽しむことを目的に誕生”した作品。
最新テクノロジーのVR(ヴァーチャルリアリティ)技術を活用し、舞台上に設置したカメラから360°を撮影。お客様はご自宅にいながら、普段立ち入ることのできない舞台上へ瞬間移動し、まるで実体験しているような未来型演劇体験ができるとの触れ込みで、作品は株式会社アルファコードが提供する「Blinky Live(ブリンキー ライブ)」で配信。
「Blinky」はVRライブ映像をスマートフォンやヘッドマウントディスプレイで楽しむことのできる、最先端のストリーミングサービスです。
■あらすじ
僕は病室にいた。
父と、僕の友人が何やら話をしている。が、体がぴくりとも動かない。一体僕に何が起こった?
医師らしき声も聞こえる。「現状、一命を取り留めていることがすでに大きな幸運なんです」
……なるほど。そういうことなのか。
デザイナーとしての会社務めを半年前に辞め、油絵に打ち込んで夢だった画家への道を歩み始めた矢先だった。脳卒中で倒れ、自分の意志で動かせるのは眼球と瞼だけ。「やってられるか、バカ野郎!」とたった一言伝えるのに5 分以上かかる。
そして病室には、
飄々と振る舞い軽口も叩く父、慎一郎。
兄貴分の幼馴染で、親身になって回復を願っている碧。
離婚の話し合いが進み、新たな生活に踏み出し始めていた妻、朱音。
そして、担当医である青山。
「良く死ぬことも含めての良く生きること」
直人と、直人を取り巻く人々それぞれに、胸に去来する想いがあり…。
最新テクノロジーのVR(ヴァーチャルリアリティ)技術を活用し、舞台上に設置したカメラから360°を撮影。お客様はご自宅にいながら、普段立ち入ることのできない舞台上へ瞬間移動し、まるで実体験しているような未来型演劇体験ができるとの触れ込みで、作品は株式会社アルファコードが提供する「Blinky Live(ブリンキー ライブ)」で配信。
「Blinky」はVRライブ映像をスマートフォンやヘッドマウントディスプレイで楽しむことのできる、最先端のストリーミングサービスです。
■あらすじ
僕は病室にいた。
父と、僕の友人が何やら話をしている。が、体がぴくりとも動かない。一体僕に何が起こった?
医師らしき声も聞こえる。「現状、一命を取り留めていることがすでに大きな幸運なんです」
……なるほど。そういうことなのか。
デザイナーとしての会社務めを半年前に辞め、油絵に打ち込んで夢だった画家への道を歩み始めた矢先だった。脳卒中で倒れ、自分の意志で動かせるのは眼球と瞼だけ。「やってられるか、バカ野郎!」とたった一言伝えるのに5 分以上かかる。
そして病室には、
飄々と振る舞い軽口も叩く父、慎一郎。
兄貴分の幼馴染で、親身になって回復を願っている碧。
離婚の話し合いが進み、新たな生活に踏み出し始めていた妻、朱音。
そして、担当医である青山。
「良く死ぬことも含めての良く生きること」
直人と、直人を取り巻く人々それぞれに、胸に去来する想いがあり…。
本作は終末医療をテーマにした作品。脳卒中で倒れ、眼球とまぶただけしか動かせない状況となった主人公・白井直人 役を、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの日吉若 役などで知られる内海啓貴さんが演じます。
視聴される”あなた”は、この主人公の視点を持って舞台上に立ち、共演の加藤良輔さん演じる友人や家族らと対峙し、「生と死」に向き合っていく内容。それでいて、作品中には内海さんが演劇的に同空間に現れるなど、まさに新感覚の演劇を体験することができます。
エンターテイメントとして、ときにコメディタッチに描かれている本作は、物語に引き込まれるうちに、構えることなくスゥっと「人生の最期」について思いを巡らすことのできる作品になっているとのこと。
視聴される”あなた”は、この主人公の視点を持って舞台上に立ち、共演の加藤良輔さん演じる友人や家族らと対峙し、「生と死」に向き合っていく内容。それでいて、作品中には内海さんが演劇的に同空間に現れるなど、まさに新感覚の演劇を体験することができます。
エンターテイメントとして、ときにコメディタッチに描かれている本作は、物語に引き込まれるうちに、構えることなくスゥっと「人生の最期」について思いを巡らすことのできる作品になっているとのこと。
■VR演劇「僕はまだ死んでない」キャストコメント映像【VR】
※Androidの方はタイトルをタップしてYouTubeでご覧ください。
スマートボーイズでは、このVR演劇の取材会に参加。ウォーリー木下氏による作品解説や、演出家目線での見どころなどをお届けします。
※Androidの方はタイトルをタップしてYouTubeでご覧ください。
スマートボーイズでは、このVR演劇の取材会に参加。ウォーリー木下氏による作品解説や、演出家目線での見どころなどをお届けします。
――本作が誕生した経緯は?
「コロナ禍にあって、演劇が中止になっていく中で、舞台作品がたくさん配信され、普通であれば現地でしか観られない海外の作品をたくさん観られました。それはそれで良いなと思いながらも、それはあくまで記録された映像で、僕が劇場で体験できるすべてを体験することは、当たり前ですけれどもできないなと思いました。そこで、どうやったら映像配信でも演劇体験に近いものを提供できるのか?と考えました。演劇の観方は自由で、好きな役者をずっと目で追って観るのも演劇だし、眠たくなったら目を閉じるのも劇場とはそういう場所だと思っているので、いろんな矢印を持っている人たちが、一同に集まって個人個人の心のなかでドラマを楽しむのが演劇。360度のVR演劇は、自分の観たいところを観られるのが、一番演劇らしいかもと思いました」
――映画やドラマなど、従来の映像作品と異なる点は?
「今回、映画などでやるカット割りはせず、基本的には10分以上の長回しのシーンばかりを盛り込んでみました。役者さんの緊張感が全然違うのが、演劇の本番に近いかもしれません。でも、ミスも演劇のひとつなので、全編観てもらうと、セリフを噛んでいる役者さんもいたりする。そこも面白いです」
――今後、VR演劇としてやってみたい表現は?
「たくさんあります。一つはインタラクティブなことができるようになって、観ている人がもっと能動的に訴えかけられるようになったら、面白いだろうなと思います。それによってドラマやアクションが変わっていくとか。すでにルームランナーと一緒になっていたり、椅子が揺れたり動いたりするものもありますが、より演劇らしくて面白いですよね」
――数々の作品で、観客の度肝を抜いてきたウォーリー木下作品。制約がなかったら、どんな度肝を抜いてやりたいか?
「デバイスの開発をしたいですね(笑)。バーチャル空間で、お客さんがより没入できるように、劇場の客席に入って行って、客席に座ってというところから体験ができたりしたら面白いなぁ。冗談で話していたんですが、本多劇場の椅子とかを販売してもらって、自分の家に置いて座って、本多劇場の気分を感じてもらうとか。ゲームの世界ではアバターみたいな形で自分が参加できることはあるので、VRグローブとかで手を出せば役者さんと握手できるとかをやってみたい」
――終末医療というテーマについて。
「物語を作る時に、当事者の話にしたいなと思っていました。(主人公は動けないし話せない状況で)まわりの死なない人たちが右往左往しているのが、日本の現実を映し出すと思うし、最後に本人がどういうことを思うのかも、重要なメッセージになると思います」
「コロナ禍にあって、演劇が中止になっていく中で、舞台作品がたくさん配信され、普通であれば現地でしか観られない海外の作品をたくさん観られました。それはそれで良いなと思いながらも、それはあくまで記録された映像で、僕が劇場で体験できるすべてを体験することは、当たり前ですけれどもできないなと思いました。そこで、どうやったら映像配信でも演劇体験に近いものを提供できるのか?と考えました。演劇の観方は自由で、好きな役者をずっと目で追って観るのも演劇だし、眠たくなったら目を閉じるのも劇場とはそういう場所だと思っているので、いろんな矢印を持っている人たちが、一同に集まって個人個人の心のなかでドラマを楽しむのが演劇。360度のVR演劇は、自分の観たいところを観られるのが、一番演劇らしいかもと思いました」
――映画やドラマなど、従来の映像作品と異なる点は?
「今回、映画などでやるカット割りはせず、基本的には10分以上の長回しのシーンばかりを盛り込んでみました。役者さんの緊張感が全然違うのが、演劇の本番に近いかもしれません。でも、ミスも演劇のひとつなので、全編観てもらうと、セリフを噛んでいる役者さんもいたりする。そこも面白いです」
――今後、VR演劇としてやってみたい表現は?
「たくさんあります。一つはインタラクティブなことができるようになって、観ている人がもっと能動的に訴えかけられるようになったら、面白いだろうなと思います。それによってドラマやアクションが変わっていくとか。すでにルームランナーと一緒になっていたり、椅子が揺れたり動いたりするものもありますが、より演劇らしくて面白いですよね」
――数々の作品で、観客の度肝を抜いてきたウォーリー木下作品。制約がなかったら、どんな度肝を抜いてやりたいか?
「デバイスの開発をしたいですね(笑)。バーチャル空間で、お客さんがより没入できるように、劇場の客席に入って行って、客席に座ってというところから体験ができたりしたら面白いなぁ。冗談で話していたんですが、本多劇場の椅子とかを販売してもらって、自分の家に置いて座って、本多劇場の気分を感じてもらうとか。ゲームの世界ではアバターみたいな形で自分が参加できることはあるので、VRグローブとかで手を出せば役者さんと握手できるとかをやってみたい」
――終末医療というテーマについて。
「物語を作る時に、当事者の話にしたいなと思っていました。(主人公は動けないし話せない状況で)まわりの死なない人たちが右往左往しているのが、日本の現実を映し出すと思うし、最後に本人がどういうことを思うのかも、重要なメッセージになると思います」
――360°観られる映像なので、天井を観ると舞台上の照明機材がむき出し。これはあえての演出?
「あえての演出です。作る側も観る側も、これは演劇なんだということを忍ばせないといけないなと思ったので。途中でセットが動いたりする仕掛けも、映画だと逆にやりづらいと思う。演劇の醍醐味も入れさせてもらっているので、そこも楽しみにしてほしいです」
「あえての演出です。作る側も観る側も、これは演劇なんだということを忍ばせないといけないなと思ったので。途中でセットが動いたりする仕掛けも、映画だと逆にやりづらいと思う。演劇の醍醐味も入れさせてもらっているので、そこも楽しみにしてほしいです」
――VR演劇は、中央にある360°を撮れる定点カメラに向かって演技をするが、制約には感じなかったか?
「主人公目線の定点カメラで撮っていなかったら、どんどん映画に近づいていってしまったと思います。どういう編集をしようかとか、お客さんの感情を僕がコントロールしたくなってしまうのを、封じながら作っていました。演劇って、足枷みたいなものがたくさんあることで、面白くなっていく表現なんだなとあらためて思いました」
――今後のVR演劇に、期待できることは?
「役者さんも映画やドラマの映像作品に出演したというより、演劇に参加したという意識を持っていると思うんですよね。それも含めて演劇の幅を広げていきたいと思っています。37.5度以上の熱が出たら仕事ができなくなってしまうという状況の中で、どうやったら1回の本番をたくさんの人に観てもらえるかと考え、VR演劇が一つの演劇のジャンルとして確立していくのでは? と思っています。あとは面白いコンテンツを造り手が作っていくことが重要だと思っていて、僕だけではなくいろいろなアーティストの参加が増えてほしいなと思っています」
――VR演劇を初体験する人たちへメッセージを。
「2020年がVR演劇のはじまりになったと感じています。いちアーティストとしてとっても面白い表現だと思っていまるので、今回はこの手法の初号で、ここからパワーアップして新しいものが生まれていく第一歩ですので、お客さんにはぜひ観て感想をもらえたらと思います。怖がらずに試していただけたら嬉しいです」
「主人公目線の定点カメラで撮っていなかったら、どんどん映画に近づいていってしまったと思います。どういう編集をしようかとか、お客さんの感情を僕がコントロールしたくなってしまうのを、封じながら作っていました。演劇って、足枷みたいなものがたくさんあることで、面白くなっていく表現なんだなとあらためて思いました」
――今後のVR演劇に、期待できることは?
「役者さんも映画やドラマの映像作品に出演したというより、演劇に参加したという意識を持っていると思うんですよね。それも含めて演劇の幅を広げていきたいと思っています。37.5度以上の熱が出たら仕事ができなくなってしまうという状況の中で、どうやったら1回の本番をたくさんの人に観てもらえるかと考え、VR演劇が一つの演劇のジャンルとして確立していくのでは? と思っています。あとは面白いコンテンツを造り手が作っていくことが重要だと思っていて、僕だけではなくいろいろなアーティストの参加が増えてほしいなと思っています」
――VR演劇を初体験する人たちへメッセージを。
「2020年がVR演劇のはじまりになったと感じています。いちアーティストとしてとっても面白い表現だと思っていまるので、今回はこの手法の初号で、ここからパワーアップして新しいものが生まれていく第一歩ですので、お客さんにはぜひ観て感想をもらえたらと思います。怖がらずに試していただけたら嬉しいです」
――以上、ウォーリー木下氏のコメントをお届けしました。実際の映像では、まさに”VR演劇”としか言いようのない、他では観ることのできない”演劇空間”がそこにありました。
主人公を演じる内海さんも、劇中ではその心情をセリフで、観ている自分が内海さん自身と一体になったような臨場感を覚え、それでいて……演劇的な演出で一挙に空間が開放され、内海さんが映像に現れたシーンでの体験は、先ほどまで自分自身であった存在に寄り添えるような不思議な感覚がありました。
演劇好きな人であれば、”自分の演劇観”に新たに向き合える、演劇の面白さに新たに発見できる、自分自身が劇場や出演者と化すような新感覚の体験を、ぜひこの2021年にされておくことをオススメします。
視聴方法など詳細は、Informationをチェックしてください。
■内海啓貴 出演動画はアプリで好評配信中↓■
☆Information
VR演劇『僕はまだ死んでない』
【原案・演出】ウォーリー木下
【脚本】広田淳一
【音楽】吉田能
【出演】
白井直人役:内海啓貴 白井慎一郎役:斉藤直樹 児玉碧役:加藤良輔
青山樹里役:輝有子 白井朱音役:渋谷飛鳥
白井直人(幼少期)役:瀧本弦音 児玉碧(幼少期)役:木原悠翔
【企画・製作】シーエイティプロデュース
□配信情報
■視聴チケット販売:~3月31日(水)23:59まで
■閲覧期限:7日間
■お問い合わせ:CATチケットBOX 03-5485-5999(平日11:00~18:00)
□視聴チケット
配信価格:3,500円(税込)
※視聴チケットは公式サイトより、各プレイガイドをお選びいただけます。
【公式サイト】
https://stagegate-vr.jp/
主人公を演じる内海さんも、劇中ではその心情をセリフで、観ている自分が内海さん自身と一体になったような臨場感を覚え、それでいて……演劇的な演出で一挙に空間が開放され、内海さんが映像に現れたシーンでの体験は、先ほどまで自分自身であった存在に寄り添えるような不思議な感覚がありました。
演劇好きな人であれば、”自分の演劇観”に新たに向き合える、演劇の面白さに新たに発見できる、自分自身が劇場や出演者と化すような新感覚の体験を、ぜひこの2021年にされておくことをオススメします。
視聴方法など詳細は、Informationをチェックしてください。
☆Information
VR演劇『僕はまだ死んでない』
【原案・演出】ウォーリー木下
【脚本】広田淳一
【音楽】吉田能
【出演】
白井直人役:内海啓貴 白井慎一郎役:斉藤直樹 児玉碧役:加藤良輔
青山樹里役:輝有子 白井朱音役:渋谷飛鳥
白井直人(幼少期)役:瀧本弦音 児玉碧(幼少期)役:木原悠翔
【企画・製作】シーエイティプロデュース
□配信情報
■視聴チケット販売:~3月31日(水)23:59まで
■閲覧期限:7日間
■お問い合わせ:CATチケットBOX 03-5485-5999(平日11:00~18:00)
□視聴チケット
配信価格:3,500円(税込)
※視聴チケットは公式サイトより、各プレイガイドをお選びいただけます。
【公式サイト】
https://stagegate-vr.jp/