辰巳雄大×浜中文一“宿命の激突、再び!”舞台「スマホを落としただけなのに」が開幕、カーテンコールのキャストコメント&公式レポートUP!共演に佐藤永典、原田龍二ら
舞台『スマホを落としただけなのに』が6月9日、日本青年館ホール(東京都新宿区)で開幕しました。
志駕晃氏が手掛けた同名の人気ミステリー小説を原作として、昨年初めて舞台化されたものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、公演が途中で中止に。再演を心待ちにしている観客の声に応え、およそ1年3ヶ月の時を経て、今回、初演キャストそのままに“アンコール”上演が始まりました。
辰巳雄大さん、浜中文一さんはじめ、実力派俳優陣の競演が話題の舞台を、公式レポートにてお届けします。
【公式レポート】
舞台は警察の取調室。若く美しい黒髪の女性5人を残忍な方法で殺害し、その遺体を山中に埋めるという猟奇的事件の容疑者・浦野善治(浜中文一)の取り調べが行われている。ベテラン刑事の後藤武史(原田龍二)の厳しい追及にも、浦野は、飄々とした態度で、自らを刑務所番号にかけて「ハチバン」と名乗るなど、本名すら明かそうとしない。
志駕晃氏が手掛けた同名の人気ミステリー小説を原作として、昨年初めて舞台化されたものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、公演が途中で中止に。再演を心待ちにしている観客の声に応え、およそ1年3ヶ月の時を経て、今回、初演キャストそのままに“アンコール”上演が始まりました。
辰巳雄大さん、浜中文一さんはじめ、実力派俳優陣の競演が話題の舞台を、公式レポートにてお届けします。
【公式レポート】
舞台は警察の取調室。若く美しい黒髪の女性5人を残忍な方法で殺害し、その遺体を山中に埋めるという猟奇的事件の容疑者・浦野善治(浜中文一)の取り調べが行われている。ベテラン刑事の後藤武史(原田龍二)の厳しい追及にも、浦野は、飄々とした態度で、自らを刑務所番号にかけて「ハチバン」と名乗るなど、本名すら明かそうとしない。
辰巳雄大さん(上)と浜中文一さん
今や生活必需品と言っても過言ではないスマホ。そのスマホを運悪く落としてしまったことで、あらゆる個人情報や秘密が暴かれ、犯罪に巻き込まれていくという、現代版ホラーと言えるだろう。ただ、本作は、単なるホラーに留まらず、事件に関わる人々の背景や心理状況を描くことで、「デジタル信号化のできない情けとか絆とか愛とか、それらが如何に愛おしく尊いものかというメッセージ」(脚本・演出の横内謙介)が込められてる。
加賀谷学役を演じる辰巳は、警察に転職してきたばかりという設定などから、冒頭から少し「異質」な存在感を醸し出す。難しいサイバー用語をすらすらと口にしながら、人とのコミュニケーションはあまり得意ではないという加賀谷の人物像を非常に丁寧な芝居で見せていた。物語が進むにつれ、「異質」なのは、彼か、それとも我々か。そんなことまで考えさせられる奥深さがあった。
稲葉麻美役を演じる早川は、この1年でグッと大人びた。初演と比べて、稲葉麻美という役の本来の強さだけではなく、弱さにもフォーカスを当てており、より役を深めた印象。「悲劇のヒロイン」の裏側にあるものをしっかりと伝えた。
早川聖来さん
初日のカーテンコールで、辰巳は「こうして舞台に再び立てたのは、みなさんのおかげです」と観客に感謝の意を述べ、観客の目の前で芝居ができた喜びを噛み締めていた。そして最後に、辰巳は「千秋楽までみんなで駆け抜けたいと思います」と決意を語った。
さらに脚本・演出の横内謙介は初日観劇後、辰巳雄大と浜中文一に対し、「素晴らしい俳優たち。ふたりとも演技の楽しみを、本質的に掴んでるから、PLAYがきっちりと劇となる。世の人々に、広く知って欲しい。」と讃え、ヒロインの早川聖来には「(昨年より)また伸びた。この大きな舞台で、映える。そして情感が伝わる。こういうのを大器という。」と称賛した。
以上、公式レポートでした。
舞台「スマホを落としただけなのに」は、6月14日まで上演。上演時間は約2時間10分(途中休憩なし)。東京都の開催制限に準じ、チケット発売中です。公演の詳細は、Informationより公式サイトをご確認ください。
取材・文:五月女菜穂/撮影:GEKKO
■佐藤永典 出演動画はアプリで好評配信中↓■
☆Information
タイトル:舞台「スマホを落としただけなのに」
原作:志駕 晃「スマホを落としただけなのに」(宝島社文庫)
脚本・演出:横内 謙介
出演者:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)/浜中文一/早川聖来(乃木坂46)/佐藤永典/原田龍二
伴美奈子/三浦修平/真坂雅/北村由海/高畠麻奈/野依健吾/山田良明
日程:
<大阪公演>※大阪府からの要請により、全公演中止いたしました。
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月~土 11:00~16:00)
<東京公演>2021年6月9日(水)~6月14日(月)
会場:日本青年館ホール
東京公演主催:ニッポン放送/ニッポン放送プロジェクト
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
チケット代:<大阪・東京共通>全席指定9,000円(税込)
※未就学児童入場不可
≪公式サイト≫
https://www.sumahootoshita-stage.jp/
≪公式Twitter≫
@sumaho_STAGE
さらに脚本・演出の横内謙介は初日観劇後、辰巳雄大と浜中文一に対し、「素晴らしい俳優たち。ふたりとも演技の楽しみを、本質的に掴んでるから、PLAYがきっちりと劇となる。世の人々に、広く知って欲しい。」と讃え、ヒロインの早川聖来には「(昨年より)また伸びた。この大きな舞台で、映える。そして情感が伝わる。こういうのを大器という。」と称賛した。
以上、公式レポートでした。
舞台「スマホを落としただけなのに」は、6月14日まで上演。上演時間は約2時間10分(途中休憩なし)。東京都の開催制限に準じ、チケット発売中です。公演の詳細は、Informationより公式サイトをご確認ください。
取材・文:五月女菜穂/撮影:GEKKO
☆Information
タイトル:舞台「スマホを落としただけなのに」
原作:志駕 晃「スマホを落としただけなのに」(宝島社文庫)
脚本・演出:横内 謙介
出演者:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)/浜中文一/早川聖来(乃木坂46)/佐藤永典/原田龍二
伴美奈子/三浦修平/真坂雅/北村由海/高畠麻奈/野依健吾/山田良明
日程:
<大阪公演>※大阪府からの要請により、全公演中止いたしました。
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月~土 11:00~16:00)
<東京公演>2021年6月9日(水)~6月14日(月)
会場:日本青年館ホール
東京公演主催:ニッポン放送/ニッポン放送プロジェクト
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
チケット代:<大阪・東京共通>全席指定9,000円(税込)
※未就学児童入場不可
≪公式サイト≫
https://www.sumahootoshita-stage.jp/
≪公式Twitter≫
@sumaho_STAGE