前田隆太朗が鴻上尚史・最新作に出演決定!『アカシアの雨が降る時』5/15~6/13六本木トリコロールシアターにて上演!久野綾希子・松村武との3人芝居で贈る家族の物語
2021年5月15日~6月13日、「六本木トリコロールシアター」にて、鴻上尚史氏の新作『アカシアの雨が降る時』が上演されます。
本企画は、六本木に2018年に完成した劇場「六本木トリコロールシアター」と、作家・演出家の鴻上尚史氏の演劇制作会社サードステージとの共同企画として、温かみのある劇場で、少人数のウェルメイドな作品をお届けしたいという思いで誕生しました。
本企画は、六本木に2018年に完成した劇場「六本木トリコロールシアター」と、作家・演出家の鴻上尚史氏の演劇制作会社サードステージとの共同企画として、温かみのある劇場で、少人数のウェルメイドな作品をお届けしたいという思いで誕生しました。
(左から)前田隆太朗さん、久野綾希子さん、松村武さん
出演は、日本を代表するミュージカル女優で、高い歌唱力・演技力で観客を魅了し続ける久野綾希子さん。ミュージカル『テニスの王子様』など人気の2.5次元ミュージカルに出演し続ける中、昨年はストレートプレイにも出演し演技の幅を広げている前田隆太朗さん。そして、劇団「カムカムミニキーナ」主宰、劇作家・演出家としてだけでなく、高い演技力で、多くの話題作に出演を続けている、松村武さんの3名です。
今回は、作・演出の鴻上尚史氏がキャストの魅力を語ったメッセージも到着しています。
【鴻上尚史氏 メッセージ】
『ローリング・ソング』を2018年に上演した時に、久野綾希子さんに感動しました。演技も人柄も歴史も、すべてひっくるめて感動して、ぜひ、もう一度、久野さんとご一緒したいと熱望しました。それがやっとかないました。久野さんは笑いを取る芝居をそんなにやってきてないとおっしゃるのですが、信じられないぐらいの抜群のコメディエンヌで、それもまた、久野さんと一緒に芝居を創りたいと思った理由です。久野さんが演じるのは、自分のことを20歳の大学生だと思い込み、自分の孫を大学時代の恋人だと信じる女性です。
その孫役には、「テニスの王子様」をはじめとして多くの舞台を経験している期待の若手、前田隆太朗さん。演技に対する真剣さとエネルギーの強さが素敵です。そして、彼の父親、久野さんの息子を演じるのは、カムカムミニキーナの主宰者であり、劇作家・演出家の松村武さん。カムカムミニキーナのお芝居で自由奔放に演じている姿を見るたびに、いつか僕の作品に出ていただきたいと思っていました。
ということで、素敵な三人に集まっていただきました。自分のことを20歳の大学生だと信じた母は、恋人と信じる孫と共に70年代初頭のキャンパスに帰ろうとします。医者は、決して患者の妄想を否定してはいけないと言います。じつは、息子である父は離婚していて、孫である息子は離婚の原因をめぐって父とずっと対立してたのです。けれど、息子と孫は大慌てで、その幻想が壊れないように母を守ろうとします。おかしくて、かなしくて、切なくて、わくわくする家族の物語の始まりです。ご期待下さい。
鴻上尚史
【story】
母が倒れた。病院に駆けつけると、母は自分のことを20歳の大学生だと思い込んでいた。そして、私の息子を、つまり、母の孫を自分の恋人だと信じて呼びかけた。母の恋人、つまり私の父と息子は、顔がよく似ていた。母と父は大学生の時に出会ったのだ。
医者は、母は病気であり、母の妄想を否定してはいけないと告げた。息子は母の恋人として話し、私は恋人の父、つまりは私の祖父だと振る舞った。こんがらがった関係の中、母は大学に戻ると言い出した。70年代初頭、恋と革命が途方に暮れ始めるキャンパスへと。
今回は、作・演出の鴻上尚史氏がキャストの魅力を語ったメッセージも到着しています。
【鴻上尚史氏 メッセージ】
『ローリング・ソング』を2018年に上演した時に、久野綾希子さんに感動しました。演技も人柄も歴史も、すべてひっくるめて感動して、ぜひ、もう一度、久野さんとご一緒したいと熱望しました。それがやっとかないました。久野さんは笑いを取る芝居をそんなにやってきてないとおっしゃるのですが、信じられないぐらいの抜群のコメディエンヌで、それもまた、久野さんと一緒に芝居を創りたいと思った理由です。久野さんが演じるのは、自分のことを20歳の大学生だと思い込み、自分の孫を大学時代の恋人だと信じる女性です。
その孫役には、「テニスの王子様」をはじめとして多くの舞台を経験している期待の若手、前田隆太朗さん。演技に対する真剣さとエネルギーの強さが素敵です。そして、彼の父親、久野さんの息子を演じるのは、カムカムミニキーナの主宰者であり、劇作家・演出家の松村武さん。カムカムミニキーナのお芝居で自由奔放に演じている姿を見るたびに、いつか僕の作品に出ていただきたいと思っていました。
ということで、素敵な三人に集まっていただきました。自分のことを20歳の大学生だと信じた母は、恋人と信じる孫と共に70年代初頭のキャンパスに帰ろうとします。医者は、決して患者の妄想を否定してはいけないと言います。じつは、息子である父は離婚していて、孫である息子は離婚の原因をめぐって父とずっと対立してたのです。けれど、息子と孫は大慌てで、その幻想が壊れないように母を守ろうとします。おかしくて、かなしくて、切なくて、わくわくする家族の物語の始まりです。ご期待下さい。
鴻上尚史
【story】
母が倒れた。病院に駆けつけると、母は自分のことを20歳の大学生だと思い込んでいた。そして、私の息子を、つまり、母の孫を自分の恋人だと信じて呼びかけた。母の恋人、つまり私の父と息子は、顔がよく似ていた。母と父は大学生の時に出会ったのだ。
医者は、母は病気であり、母の妄想を否定してはいけないと告げた。息子は母の恋人として話し、私は恋人の父、つまりは私の祖父だと振る舞った。こんがらがった関係の中、母は大学に戻ると言い出した。70年代初頭、恋と革命が途方に暮れ始めるキャンパスへと。
「アカシアの雨が降る時」のチケットは、4月3日AM10:00~一般発売開始です。公演の詳細は、Informationより公式サイトをご確認ください。
☆Information
「アカシアの雨が降る時」
【作・演出】鴻上尚史
【出演】久野綾希子 前田隆太朗 松村武
【劇場】六本木トリコロールシアター
【公演日程】2021年5月15日(土)~2021月6日13日(日)
一般発売:4月3日(土)AM10:00~
チケット料金:6800円(全席指定/税込)
企画・製作:六本木トリコロールシアター/サードステージ
≪公式サイト≫
http://www.thirdstage.com/tricolore-theater/acacia2021/