三浦宏規「悪夢を見るぐらい、必死こいてやってます(笑)」有澤樟太郎も登壇、ミュージカル『グリース』取材会見レポUP!内海啓貴・神里優希・皇希らも登場したPV撮影公開リハーサルもフォトレポート!10/30より上演

ミュージカル『グリース』の取材会見が2021年10月5日に東京・クラブeXにて行われ、キャストの三浦宏規さん、屋比久知奈さん、有澤樟太郎さん、田村芽実さん、翻訳・訳詞・演出を手がける上田一豪氏が登壇しました。さらに内海啓貴さん、城妃美伶さん、MARIA-Eさん、まりあさん、神里優希さん、皇希さんも登場したPV撮影公開リハーサルの様子もたっぷりとお届けします!

(左から)翻訳・訳詞・演出を手がける上田一豪(うえだ いっこう)氏、有澤樟太郎(ありさわ しょうたろう)さん、三浦宏規(みうら ひろき)さん、屋比久知奈(やびく ともな)さん、田村芽実(たむら めいみ)さん
1970年代にブロードウェイ初演の青春学園ミュージカル『GREASE』。黒い革ジャンとグリースで固めたリーゼント、50ʼsの彩り鮮やかなファッション、そして数々のキラーチューン……青春時代に誰もが経験する恋と友情を描き出す本作は、トニー賞最優秀ミュージカル作品賞を始め7部門でノミネートされ、超ロングランを記録した大ヒットミュージカル。初演から50年近くたった今も世界中で再演が繰り返されており、今なお色あせることなく愛され続ける青春ミュージカルの金字塔として知られています。今回、注目の若手キャスト総出演で日本に上陸します。

キャストには、三浦宏規さん、有澤樟太郎さん、内海啓貴さん、神里優希さん、皇希さんなど2.5次元舞台でも大活躍の俳優が勢揃い。さらに劇中1シーンだけ登場する大人気歌手“ティーンエンジェル”役に日替わりで、石井一孝さん、上口耕平さん、太田基裕さん、こがけんさん、斎藤 司さん(トレンディエンジェル)、原田優一さんの6名の出演も発表されました。

【ストーリー】
舞台は50年代のアメリカ。サマー・バケーションで知り合ったダニーとサンディは恋に落ちる。 

二人の恋はひと夏で終わった……はずが父の転勤でダニーと同じ高校に転校してきたサンディは突然の再会を果たす。喜ぶサンディだったが、ダニーの様子がおかしい。グリースでばっちり固めたリーゼントに革ジャン……実はダニーは高校を牛耳る“T-Birds”と言う不良グループのリーダーだったのだ。一方ダニーも、自分がキャラに似合わない品行方正な優等生と恋に落ちたことを仲間に隠すためにサンディのことを知らないふりをする。そのことにサンディはひどく傷つくのだった。そんなサンディに女子の不良グループ“Pink Ladies”から誘いの声がかかるー。

【会見レポート】

ダニー役の三浦宏規さん
サンディ役の屋比久知奈さん
ケニッキー役の有澤樟太郎さん
リッゾ役の田村芽実さん
――稽古が始まって今までの流れ、進捗、感じていることなどをお聞かせください。

三浦宏規(以下・三浦) 稽古が始まって2週間は経ってないところですが、一幕・二幕を通して酸欠になり「これは大変だぞ!」とみんなで言い合って、これから頭からつなげて細かく確認していく段階です。カンパニーがみんな若いんですけれども、一番元気なのは(翻訳・訳詞・演出を手がける上田)一豪さんです(笑)。踊って活気づかせてくれます。この作品を皆さんに楽しんでいただくためにはエネルギーが必要で、一豪さんにお尻を叩かれてこれから反復練習をして頑張っていこう! というところですね。

屋比久知奈(以下・屋比久) 稽古の進みも早いですし、ここから深めていかなくてはと改めて気合いを入れているところです。作品の空気感がどんな感じかみんなと積み重ねている段階で、こうなっていくんだなと見えてきて楽しく稽古させていただいています。体力も必要ですし、課題はたくさんありますが、皆さんにお見せできる日が楽しみ。皆さんに楽しい時間をお届けできるように頑張りたいと思います。

有澤樟太郎(以下・有澤) 毎日、毎日稽古が続いていて、明日本番なのかな? っていうぐらいのスピードで稽古しています。一豪さんも飛び抜けた明るさで現場を盛り上げてくれて! 他の現場でも言いたくなるような盛り上げかたをしてくれるし、ちゃんと細かく的確な意見もくれるんです。この作品って日本人にとって馴染みのないことが多いかもしれませんが、僕も食べ物とか生活とか『ザ・日本人』のくらしをしていて、うどんとか好きなのですが、役作りのために感覚を変えないといけないと思っていて、いったん日本食を断って、ハンバーグ・肉メインの食事に変えました。

上田一豪(以下・上田) 俺もさっきマクドナルド食べてたよ(笑)。

田村芽実(以下・田村) 毎日稽古場が楽しくて、仕事場なんですけど青春を謳歌している感じがします。この作品はステージに立つ側が楽しんで、楽しさいっぱいのエネルギーをお客様に届けるということが一番だと思うので、稽古場からみんなで、思いっきり楽しんで作品に向けて頑張っていきたないって思っています。


――稽古場でのエピソードなども教えてください。

三浦 稽古場では女性チームは初共演の子達が集まっているのにずっと一緒にいて仲がいいんですよね。男性チームも一緒にいるんですよね。本当に『Pink Ladies』と『T-Birds』なんじゃないかというくらい! 休憩時間も5人で喋っていて(学生時代を思い出して)懐かしいです。

有澤 稽古場の席が、男子4人とピンクレディーズ+三浦になっているんです。

三浦 僕だけ離れているので、男性4人で盛り上がっていると混ざりたくなります(笑)。

屋比久 女子は仲がいいよね。お互いの個性を尊重している感じがあって、話していて楽しいし、その空気感が皆さんに伝わるといいなと思います。

田村 有澤さんは年上なのに気さくに接してくださって楽しいです。

有澤 そんなに変わらないんじゃない?

田村 3つ上です

有澤 みんな飛び抜けて明るい人が多いんですよ! 根暗な人がいないので。

三浦 俺、根暗やで(笑)。

有澤 いや!! 僕も明るい方ではないのですが、この現場にいると明るくなりますよね。稽古場でポジティブなパワーをいただきますね。


――男子チーム、女子チームそれぞれの仲良しエピソードがあれば教えてください。

有澤 宏規は振り覚えの早さが尋常じゃなくて、僕らが1日かけて振りを入れたものを、宏規は1時間で入れていて尊敬します。3年前に一緒に仕事した時はまだ子供っぽかったのに、本当に成長したなと思いました。

三浦 『T-Birds』のメンバーって、皇希くんは初めましてでしたが、共演したことがある人が多かったので、仲はいいです。それぞれ個性があって、得意な分野があって、そんな素敵なメンバーと楽しく、切磋琢磨してやれればいいなと思います。ちなみに振り入れの日の夜は、しんどすぎて悪夢を見ました(笑)。そのぐらい必死こいてやってます。

屋比久 女子チームはおやつを食べるのがみんな好きなので、駄菓子とか持ち寄って交換したりしています。優しい子たちの集まりで温かくて、ずっと笑っている現場です。

田村 このご時世でケータリングもないので、小分けのお菓子を買ってきています。毎日、お菓子の箱とか袋とか置いてあるんです!

翻訳・訳詞・演出を手がける上田一豪氏
――上田さん演出でのこだわりポイントは?

上田 初演が1970年で、50年前に書かれているけれど、1958〜59年が舞台で、遠い昔の時代の物語を描かなくてはいけなくて。当時の文化や背景は伝えても、男女の関係、恋愛、問題を解決していく過程は、今の人が見ても腑に落ちるようにすることは意識したいと思いながら挑戦しています。この作品のイメージは映画が強いと思いますが、みなさんが知っている映画の持っているイメージを逸脱したくはなくて、映画版の楽曲を使えるように権利取りも努力しました。本当に盛り沢山な内容になっています。映画のキラキラした夢の若者達の素晴らしい世界をお届けしつつ、今の僕らがみても共感できるようにしたいです。


――グリースはファッションも魅力的ですが、ファッションのポイントやエピソードを教えてください。

三浦 ファッションのポイントは”リーゼント”です。普通に生きてきてする髪型ではないので(笑)。でも僕は、おじいちゃんが白髪のリーゼントだったので、リーゼントには馴染みがあります。もし本番自分で髪型のセットをやることになったらおじいちゃんに教わろうと思います!

有澤 革ジャンにデニムにリーゼントと。好きなことにまっすぐ素直で突き進む当時の若者達の衣装を着れて気持ちが引きしまります。

――グリースの楽曲について

三浦 名曲ばかりだなと思います。実際に演じている、僕たちも楽しくなるし、体が勝手に動き出すような音楽で、(お客さんも)心が躍るんじゃないかなと思いますので、楽しみにしていてください。

有澤 名曲ばかりですよね! 体が勝手に動き出してしまう音楽ですし、音楽に助けられている作品だなと思います。個人的なエピソードなんですけど、こないだ実家に帰った時に、おじいちゃんとおばあちゃんがグリースを知っていて、初めて2人と音楽の話をできたことが嬉しかったですね。音楽も注目していただけたらなと思います。


――最後に三浦さんから締めの挨拶

三浦 10月30日から本番が始まるので、信頼できる仲間と一豪さんとともに、グリースという素敵な作品を作り上げていくのが楽しみです。早く皆さんにお届けしたい! このグリースチームのパワー、エネルギーをみなさまに与えて、劇場を出る時に「元気をもらったな!」と思って帰ってもらえたら嬉しいです。稽古頑張りますので、みなさん楽しみに待っていてください。本日はありがとうございました。

【熱気あふれるPV撮影公開リハーサル】

(左から)神里優希さん、内海啓貴さん
皇希さん

ミュージカル『グリース』は、10月30日よりシアター1010にて北千住公演、11月4日より御園座にて愛知公演、11月11日より日比谷シアタークリエにて東京・日比谷公演、12月9日より新歌舞伎座にて大阪公演、12月17日より相模女子大学グリーンホールにて神奈川公演がそれぞれ上演。公演詳細についてはInformationより公式サイトをご確認ください。

またスマートボーイズでは、三浦さんと有澤さんSPインタビューを実施! 後日の掲載を、お楽しみにお待ちください!

■内海啓貴 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

ミュージカル『グリース』
東京・北千住公演:10月30日(土)~10月31日(日) シアター1010
愛知公演:11月4日(木)~11月7日(日) 御園座
東京・日比谷公演:11月11日(木)~12月5日(日) 日比谷シアタークリエ
大阪公演:12月9日(木)~12月12日(日) 新歌舞伎座
神奈川公演:12月17日(金)~12月19日(日) 相模女子大学グリーンホール

【出演】
ダニー:三浦宏規
サンディ:屋比久知奈

ケニッキー:有澤樟太郎
ドゥーディー:内海啓貴
マーティ:城妃美伶
ジャン:MARIA-E
フレンチー:まりあ
ソニー:神里優希
ロジャー:皇希

リッゾ:田村芽実

ティーンエンジェル役(※50音順日替わり出演)
石井一孝、上口耕平、太田基裕、こがけん、斎藤 司(トレンディエンジェル)、原田優一
ミセス・リンチ:可知寛子
ヴィンス・フォンテーン:加藤潤一

石井千賀 篠本りの 髙橋莉瑚 濱平奈津美 八尋雪綺
加藤翔多郎 高瀬雄史 福島海太 ユーリック武蔵

【作】作ジム・ジェイコブス/ウォーレン・ケイシー
【翻訳・訳詞・演出】上田一豪

【企画・制作】東宝

【チケット情報】
11,800円(税込・全席指定)
東宝ナビサーブ:https://stage.toho-navi.com/
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/musical-grease/
e+:https://eplus.jp/grease/
ローチケ:https://l-tike.com/grease/
CNプレイガイド:https://www.cnplayguide.com/grease/
セブンチケット:http://7ticket.jp/sp/crea

《公式サイト》
https://www.tohostage.com/grease/

《公式Twitter》
@crea_GREASE

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